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人気コミックがついに映画化 『アリータ』製作者が語る日本の漫画への愛と敬意

(2019/02/18更新)
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『アバター』『タイタニック』のジェームズ・キャメロンが製作と脚本を手がけ、日本のコミック『銃夢』を映画化した超大作『アリータ:バトル・エンジェル』が22日(金)から公開になる。長年に渡ってキャメロンとタッグを組んできたプロデューサー、ジョン・ランドーは本作でも製作を務めているが、彼は「何よりも原作のコミック、そして日本の漫画に敬意を抱いて作品に取り組みました」と語る。


『アリータ:バトル・エンジェル』

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人気コミックがついに映画化 『アリータ』製作者が語る日本の漫画への愛と敬意
人気コミックがついに映画化 『アリータ』製作者が語る日本の漫画への愛と敬意

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原作の『銃夢』は木城ゆきとが1991年に連載を開始した作品。今から25年前に映画作家のギレルモ・デル・トロからコミックを紹介されたキャメロンは作品に魅了され、映画化権を取得した。結果的に実現までに多くの時間を要したが、キャメロンもランドーも本企画を諦めようと思ったことは一度もなかったという。

「私たちのスタジオはこの作品に対して深い思い入れがあります。特にジム(キャメロンの愛称)はそうです。そもそも、ジムは誰かのために脚本を執筆することはしません。『アリータ』も自分で監督をするつもりで脚本を書いていました。ところが完成した脚本は長く、このプロジェクトを実現させるための映像技術はまだ整っていませんでした。そこで、私たちは先に『アバター』に取り掛かり、現在は続編に取り組んでいます。しかし、私たちが1番観たいと思っていた映画はいつも『アリータ』だったのです」

そこでふたりは、キャメロンに代わってプロジェクトを率いてくれる監督を探し始めた。「本当にいろんな監督たちに会って、この企画について話しました。2010年から2014年までひたすら監督を探したのですが、私たちの“赤ん坊”を預けられる人は見つかりませんでした。私たちの想いがあまりにも強かったからです。それでも私たちは決して諦めたり、投げ出したりはしたくなかった。そんなある日、私たちはついにプロジェクトを一緒に育ててくれる人を発見しました。それがロバートだったのです」

『シン・シティ』や『マチェーテ』などの作品で知られるロバート・ロドリゲスは、キャメロンの書いた長い脚本を凝縮させてリライトするために招集され、その手腕を買われて監督に就任した。「ジムとロバートには多くの共通点があります。ふたりとも映画作家で、ユニークなキャラクターとストーリーを最新のテクノロジーを駆使して描くことで、より良いストーリーを語ろうとしています。ちなみにジムと私たちが『アバター』のために3Dカメラを開発して実験を繰り返していたころ、ロバートは私たちより先に3D映画を完成させました。そう!『スパイ・キッズ』です。今から考えるとジムとロバートが一緒に仕事をするのは必然だったと思います」

こうして、本作の製作が本格的に始動した。物語の舞台は、天空に浮かぶ幸福な都市ザレムと、そこから排出された廃棄物を再利用して生きる人々が暮らすアイアンシティ。主人公のアリータは、サイボーグを治療する医師イドによってアイアンシティのゴミ置き場で発見された。頭部だけの状態で発見されたアリータはイドによって新しい身体を手に入れるが、過去の記憶が一切なく、彼女はイドの家で“普通の女の子”として暮らし始める。

映画では、女優ローサ・サラザールの演技を細部までキャプチャーし、デジタル処理が加えられてアリータが描かれたが、ランドーはこのプロセスは必須だったと力を込める。「アリータは木城先生が生み出したサイボーグで、目や髪型や体型も特徴的で人間が特殊メイクをすることでは実現できないキャラクターでした。もしアリータが人間であれば、私たちもこれまで通りフィルムで撮影したでしょう。しかし、アリータを表現するためにはCGの助けが必要でした。でも、すべての基本はローサ・サラザールの演技ですし、私たちは常にキャラクターの特徴や感情を完璧に表現すること、つまりアリータがCGであることを忘れてしまうぐらいにしたいと思いました」

映画の冒頭に登場するアリータは、ランドーが語る通り、感情豊かな普通の女の子だ。初めて出会った世界に戸惑いながらも新しい発見にワクワクし、親代わりのイド医師との関係は“父と10代の娘”のようだ。「そうですね。この映画では若い観客に共感してもらえるキャラクターを描きたいと思いました。アリータよりもずっと年上の人が見ると“何に対しても答えを求める”若い世代には共感できない部分もあるかもしれません。でも、未熟な彼女が成長を遂げていく部分は、どんな年代の方にも共感してもらえると思います」

アリータの成長。それは彼女が“忘れていた過去”を発見していくプロセスでもある。笑顔の可愛い女の子アリータはなぜか圧倒的な身体能力を発揮し、恐ろしい敵を教わっていないはずの格闘術で倒してしまう。ランドーは「この映画のアクションシーンはすべて“キャラクター表現”なんです!」と笑顔を見せる。「通常の映画のアクションシーンはモノが壊れたり、敵と戦ったりするだけですが、ジムの映画のアクションはいつもキャラクター表現です。この映画でもそうです。アリータが戦うシーンで誰よりも驚くのは“彼女自身”なんです。“私にはこんな能力が備わっていたのか!”と驚き、その力をどのように使うのか? 誰のために使うのか? 彼女は考えるわけです」

謎めいた天空都市と荒廃した地上の間で、アリータは自分が何者か探り、自分が何をするべきなのか見つけていく。ランドーは「木城先生の生み出した物語は世界中の観客に伝わるものだ」と分析する。「私たちは何よりも原作のコミック、そして日本の漫画に敬意を抱いて作品に取り組みました。木城先生のスタイルを壊すことなく、敬意をもって扱いたかった。日本の漫画は素晴らしい作品が多いのですが、中にはテーマや描かれる文化が日本の方にしか伝わらないものだったり、世界観がアジアだけにしか通用しない作品もあります。そういう作品で設定や要素を変えてしまうと、ファンの方が愛してきた要素が失われるわけです。ところが『銃夢』は作品の世界観が普遍的だし、アジア的でも西洋的でもない“ユニバーサル”なものなんです!」

だからこそ、キャメロンもランドーも映画化権を手放すことなく、長い時間をかけて実現を模索し続けたのだろう。彼らが“赤ん坊”と呼び、大切に育ててきた『アリータ:バトル・エンジェル』がいよいよスクリーンで動き出す。

『アリータ:バトル・エンジェル』
2月22日(金)より全国公開

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