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『サイモン&タダタカシ』でダブル主演、阪本一樹と須賀健太が撮影を振り返る

(2018/03/30更新)
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園子温、李相日、石井裕也などを輩出してきた新人監督の登竜門“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”。そのコンペティション部門“PFFアワード”に2014年に入選した小田学監督の長編劇場映画デビュー作『サイモン&タダタカシ』でタブル主演を飾った映画初出演にして初主演の阪本一樹と今年デビュー20周年を迎えた須賀健太が、内容盛りだくさんでちょっと特殊な撮影現場を振り返った。


阪本一樹&須賀健太

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『サイモン&タダタカシ』でダブル主演、阪本一樹と須賀健太が撮影を振り返る
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『サイモン&タダタカシ』でダブル主演、阪本一樹と須賀健太が撮影を振り返る

※ 各画像をクリックすると拡大表示されます。

本作は工業高校3年生の最後の夏休みに、男ばかりの学生生活に終止符を打つべく“運命の女”を探す旅に出たタダと、彼に同行するサイモンとの心の交流、彼らが旅先で体験する数奇な出来事を描く異色の青春ロードムービー。ふたりの会話は初めて会ったときのお互いの印象を語るところから始まり、須賀が「同じ事務所の阪本くんのことを知ったときは、もう後輩がいるんだと思ってビックリした」と振り返ると、阪本も「僕は子供のときに須賀さんが主演した『花田少年史/幽霊と秘密のトンネル』(06)を観ていたけれど、本当に実在するんだと思った」と笑顔を見せた。

劇中では阪本が控えめで繊細なサイモンを、須賀がロマンチストでまっすぐだけど、他人の気持ちに鈍感なタダを演じているが、そのキャラはふたりの素顔とどこか重なる。「タダは共感しやすいキャラクターではありましたね。いろいろスゴいことが起き過ぎるので、本来ならこんなにまっすぐピュアでいられるわけがないけれど、監督の頭の中にタダのビジョンがしっかりあったので、監督の『そこはもっと元気に』『そこは声を抑えて』といった指示を受けながら緻密に作っていきました」(須賀)。「僕も同じでした。サイモンはもう少し暗い性格なのかなと思って演じてみたら、監督から『タダと一緒にいるときは、高いテンションではないけれど、そこまで低くなくてもいいよ』といった細かい指示をもらいましたから」(阪本)。

映画が始まって早々にサイモンがタダに思いを寄せていることが分かるが、阪本は本格的な芝居は初めてながら「抵抗はなかったですね」という。「タダはおバカですが、まっすぐで男らしいですよね。サイモンはそこに惹かれたと思うし、自分ができないことをやる彼に憧れたんじゃないでしょうか。僕もわりと内気な性格なので、違和感なく、その感情に持っていけました」

すると、須賀が「阪本くん自身がサイモンのまんまだよね」と続ける。「まるでドキュメンタリーを観ているみたいで。順撮りではないけれど、物語の時系列に沿って撮っていったので、お芝居の感じや雰囲気、顔つきがどんどん変わっていくのが分かって。その変化と成長は作品にも出ていると思うし、阪本くんがサイモンで本当によかったと思います」
ここまでのふたりの会話を読むと本作がピュアなボーイズ・ラブストーリーのように思えるが、そうではない。映画の前半では個性的な濃いキャラクターが次々に登場し、阪本と須賀が別人格でおかしな外国語を話す劇中映画やふたりがケンタウロスに扮した線画のアニメーションも。そしてクライマックスには、観た人全員が驚くに違いない感動シーンが用意されているのだ。

「あのクライマックスのシーンを撮ったのは深夜でしたよね」と阪本が語ると、須賀が「ああ、そうだった。深夜の3時か4時で、『明るくなってきた。陽が出ちゃうから早く撮ろう!』という勢いで撮ったんだ」と回想する。「けれど、爆破シーンもあって、×××(お楽しみのため伏せ字)も出てくるあんなにスケールの大きなシーンを1日でやろうとしているところがもともと頭のおかしなスケジュールなわけで(笑)。僕がギターを弾きながら唄った歌も、現場では歌詞を見ても実際に歌ったものを聴いても笑っちゃったけれど、完成した映画では大真面目な名曲になっていて。『最後のあの曲は泣けた』と現場でずっと言っていた監督の気持ちが、映画を観てやっと分かりました」。

すると、そんな須賀を見つめながら阪本が「僕も愛着が湧きました」と優しく微笑んだ。その眼差しは、劇中のタダの言動を追うサイモンのそれを想起させるもの。そんなふたりの絶妙な距離感と関係性によって完成した、すべてのジャンルムービーの要素を詰め込んだ『サイモン&タダタカシ』をぜひ映画館で体感して欲しい。

『サイモン&タダタカシ』
公開中

取材・文:イソガイマサト 撮影:中村完(f-me)
スタイリング(阪本):津野真吾(impiger)、スタリング(須賀):滝城未香
ヘアメイク:尾原沙織

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