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満足度第1位は『君の膵臓をたべたい』。評価ポイントは“アニメならでは”
(2018/09/03更新)
「ぴあ」調査による2018年8月31日、9月1日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、住野よるの小説をアニメ化した『君の膵臓をたべたい』が第1位になった。本作の原作はベストセラーで、実写映画化、コミック化もされてきたが、観客は“アニメーションならではの表現”に魅了されたようだ。

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本作は、主人公の高校生とクラスの人気者・桜良が“ある秘密”を共有することで、距離を縮めていく様を瑞々しく描いた作品。原作小説は2015年秋に刊行され、翌年にはコミック化。2017年には原作の“その後のドラマ”を交えた実写映画も製作され、好評を博した。
今回のアニメーション映画版は、原作に忠実に描かれており、出口調査では「原作が好きなので忠実に再現してくれたのがうれしかった。最終的な話の持って行き方や女の子の言い回し、空気感がそのままでよかった」「実写だとあやふやだったところがしっかり描かれていてこっちのほうが好き」などの感想が多く、すでに知っている物語に改めて向き合う観客が多く見られた。
また、繊細な表現や細部までこだわった脚本を評価する声が多かったのも特徴。上映後の聞き取りでは「アニメならではの美しさのある描写に感動した」「橋や川沿いの桜、花火のシーンは特に見入ってしまった」「主人公ふたりが花火を見ているシーンはすごくキレイで、生きてる意味について会話するところもよかった」「桜並木のシーンは小説の表紙が再現されていて美しかった」「雨のシーンや桜の場面はアニメ作品ならではの美しさがあって感動した」と話す人もいて、コミックや実写では味わえない“アニメーションならではの表現”を高く評価する観客が目立った。
(本ランキングは、8/31(金)、9/1(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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