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岸井ゆきの&森ガキ侑大監督が語る映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』

(2017/11/16更新)
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これまでに数々のCMを手がけてきた森ガキ侑大の初監督作『おじいちゃん、死んじゃったって。』が公開をスタートし、好評を集めている。本作はタイトルの通り、どこにでもいる一家の祖父の死を機に集まった家族のひと時を描いた作品だが、森ガキ監督は「どうしても普遍的な内容の作品で監督デビューしたかった」と語る。誰もが経験し、誰もが事情が異なる“家族のドラマ”はどのように描かれたのか? 監督と主演を務めた岸井ゆきのに話を聞いた。


『おじいちゃん、死んじゃったって。』

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岸井ゆきの&森ガキ侑大監督が語る映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』
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数々のCMを手がけてきた森ガキ監督は原作の映画化ではなく「オリジナル作品でデビューしたい」と試行錯誤を繰り返す中で本作の脚本に出会った。「どうしても普遍的な内容の作品で監督デビューしたかったんです。この映画の題材になっている“お葬式”は、映画としてはやり尽くされているのかもしれないですけど、観客が必ず受け入れてくれる題材でもあるし、脚本を読むと何より登場人物がいきいきとしていて、自分が演出で新しい映画にできる余白があったんです」

物語は、地方都市で暮らす吉子の祖父が亡くなるところから始まる。祖父は、祖母と父の兄と同居しており、一家には東京の大学に通う弟や、父の妹も集まってくる。久々に顔を合わせる家族はそれぞれに事情があり、歴史があり、何らかの問題を抱えており、家族は時にぶつかり合い、時に家族にしか言えないことを打ち明けながら、この世を去った父をおくろうとする。

「何よりも配役には本当にこだわった」という森ガキ監督のもとに、光石研、岩松了、水野美紀、美保純ら豪華なキャストが揃ったが、監督は「でも、主人公の吉子が一番難しい役なんです」と笑みを見せる。「いろんな人の芝居を受け止めて、物語を展開させる役回りだけど、すごく個性が強いわけでもない。そこで誰が吉子役にいいのか考えたんですけど、なかなかいなくて、この役を演じられるのは、岸井さんしかいない! とお願いしました」

そんな岸井は、映画だけでなくドラマや舞台でも活躍する注目の女優だが、映画主演は初めてだ。「マネージャーさんから、いきなり“映画主演が決まったよ”って言われて、内容以前に、主演という事柄で頭がいっぱいになり。私には主演は務まらないんじゃないか…って。でも、私が不安なのを周囲の人がみんな察してくれて(笑)、脚本が改稿されていくたびに少しずつ吉子のことを冷静に見られるようになって、だんだん『この役をやりたい!』って思えるようになってきました」

そんな岸井の不安は、撮影が実際に始まると“楽しさ”に転じていったという。「本当に“とにかく、楽しい!”って感じなんです(笑)。出演者全員にセリフや感情がちゃんと渡せるし、受け取ることができる。事前に打ち合わせとかしてないんですけど、あの空気感が出せる。だから周囲の人たちに吉子をつくってもらった気がするんです。演じていくと、どんどん吉子が形づくられていく。もちろん、自分で考える部分もあるんですけど、共演したみんなに生かしてもらったって思います」

岸井がこう思えたのは、森ガキ監督が撮影前から入念に撮影環境を整えたからだ。「この映画は、ここにいる家族が仲良くならないとダメだと思っていたので、みんなが会話できる場所を設けてもらうようにしましたし、スタッフには撮影中は可能な限り、怒鳴ったりしないようにお願いしました。誰かが怒鳴ると空気が殺伐としてしまうので、誰かがミスしても、誰かの責任にしないって決めて、全員が会話しやすくなるようにしたんです」

セリフや表情の細かなニュアンスまでしっかりとやりとりできる俳優陣が、時間をかけて関係を築いたことで、本作で描かれるドラマは単に“仲のいい家族”でも“いがみ合っている家族”でもなく、それぞれの登場人物が相手の数だけ違った関係性を築いている。主人公の吉子は“一家の長女”ではなく、父と母とでは対応が異なるし、母に言えないことも叔母には言える。組み合わせの数だけ関係があり、それでも共通する“家族の空気”を本作は見事に描き出している。「こんなにあったかい現場ってあるのだろうかって。余計なことを考えなくてよくて、自分と家族にきちんと向き合っていれば大丈夫っていう空気があって、演じる上では本当に助かりました」(岸井)

『おじいちゃん、死んじゃったって。』
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