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大阪生まれのアート・ディレクターが語るディズニー・デザインの“極意”

(2018/12/17更新)
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21日(金)から公開になるディズニー・アニメーション最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』で大阪生まれのアミ・トンプソンがアート・ディレクターを務めている。現在はアメリカで活動し、本作では劇中のキャラクター・デザインを統括する重要な役割を担ったが「デザインする上で最も大事なことは“ストーリー”です」と語る。ディズニー・アニメーションにおいて、キャラクターの“見た目”よりも大事なのもとは何か? トンプソンに話を聞いた。


アミ・トンプソン

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アミ・トンプソンは大阪生まれ、小学生まで大阪で暮らした後に家族でカナダに移住。現在はアメリカで暮らしており、2014年からウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで働いている。「この映画ではキャラクターのアート・ディレクターを担当しました。普通のデザイナーであれば、デザインをして監督さんからOKをもらえたら終わりですけど、アート・ディレクターは他のスタッフの方たちと一緒に作業をしていく仕事で、デザインした画が立体のCGをつくる部署に渡り、アニメーターさんに渡り、仕上げの部署に渡り……と完成するまでにいろんなステップがあるんですけど、私は他の部署のスタッフの方と一緒に、最後の最後まで付き添ってキャラクターをチェックしました」

本作で彼女は単に “監修”するだけでなく、自ら多くのキャラクターをデザインしている。『シュガー・ラッシュ:オンライン』はゲーム・センターのゲームの中で活躍していたキャラクター、ラルフとヴァネロペが広大なネットの世界で冒険する物語なので、登場するキャラクターの世界観も頭身もテイストも多種多様だ。日本の漫画でたとえるならば、ゴルゴ13とドラえもんが同じ世界に登場するぐらいバラエティに富んでいる。「今回はそこが一番楽しかったところです! 登場するWEBサイトによって世界観もまったく違いますし、そもそもインターネットは何が流れてきてもおかしくはない“何でもアリの世界”だと思うので、スタイルをまとめるのではなく、あえていろんなキャラクターを入れ込んでいきました」

しかし、デザイナーそれぞれが描きたいものを勝手に創作してフレームに入れ込んでも映画にはならない。『シュガー・ラッシュ:オンライン』はなぜ、こんなにも多種多様なキャラクターが出てくるのに観客は“ひとつの映画”だと思えるのか? 観ていて混乱しないのか? ポイントになるのは“ストーリー”だという。

「私たちはキャラクターをつくる時に、なぜこのようなキャラクターになったのか、意味をこめてデザインしているんです。例えば、ラルフはレトロゲームのキャラクターなので“四角い”デザインになっていますし、本作から登場するシャンクは最近のリアルなデザインのゲームに出てくるのでリアルな描写になっています。デザインする上で最も大事なことは“ストーリー”です。1枚の絵が良ければいいのではなくて、そのキャラクターは一体どんな人物なのか? どんなストーリーを語っているのか? どんな見た目でどんな風に喋るのか? を常に自分に問いかけながらデザインしています。キャラクターは最終的に映画の世界の中で生きて行動するので、ただ可愛い絵が描けるだけではダメなんです」

どんな脇役にもそれぞれに異なるストーリーがある。ストーリーが違うということは、デザインも異なる。本作のスタッフはその想いを画面の隅々にまで行き渡らせている。「映画の中にはたくさんのインターネットユーザーが出てくるんですけど、私たちはみんな個性が違いますよね? その部分もデザインに反映させたかったので、ものすごい数のキャラクターをつくったんですよ! 画面の後方にいるキャラクターもすべてスタッフがひとつひとつ目を通してつくったので、服装も髪型もカラーもすべて違う。どうすれば、リアルなインターネットに近づけるのか、色々と考えました」

世界観やテイストの異なる膨大な数のキャラクターが画面を縦横無尽に行き交うシーンは圧巻だ。それは通常の映画からは想像もつかないほどの情報量だが「そもそもインターネットって全部を見るものではなくて、すごいスピードで通りすぎていくものなので、そういう部分があった方が“インターネットっぽさ”が増す」狙いもあるという。

「だから、個人的には2回目に観た時も面白かったですね。1回目に観た時とは違う部分を観られますし、観れば観るほど新たに見つかる要素とかイースターエッグ的なものもたくさんあると思います。それにこの映画は私だけではなくて、スタッフそれぞれが想いを持ち込んでいて出来ているんです。誰かひとりが決めるような世界ではなくて、それぞれの声や想いによって変化していく。そこもインターネットと同じですよね」

『シュガー・ラッシュ:オンライン』
12月21日(金)より全国公開

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