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若き王の葛藤と成長を描く。監督が語るマーベル最新作『ブラックパンサー』

(2018/02/28更新)
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マーベル映画の新作『ブラックパンサー』が全世界で驚異的な興行成績を叩き出している。本作はアフリカの小国で生まれ育った若者が、亡き父の跡を継いで国王として、民を守る“ブラックパンサー”として葛藤や苦しみを経て成長していくドラマを描いた作品で、『フルートベール駅で』で注目を集め、前作『クリード チャンプを継ぐ男』を大成功させたライアン・クーグラーが監督を務めている。


ライアン・クーグラー監督(写真左)とチャドウィック・ボーズマン

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ブラックパンサーは、スタン・リーとジャック・カービーが1960年代に生み出したキャラクターで、アフリカの架空の国“ワカンダ”の国王だ。ワカンダは“ヴィブラニウム”と呼ばれる驚異の鉱物資源を保有しており、そのパワーで科学技術が発達しているが、この資源の存在が国外に知れるとさらなる争いが起こるため、彼らは長きに渡って秘密を守ってきた。主人公のティ・チャラは、爆破テロで父を失い、王位とブラックパンサーの座を継ぐが、“キルモンガー”と呼ばれる工作員が暗躍し、ワカンダの王位を狙う。なぜこの男は王の座を狙い、ワカンダの秘密を世界に明かそうとするのか? 調査を開始したティ・チャラは、想像を絶する過酷な試練に立ち向かうことになる。

マーベル映画を率いるケヴィン・ファイギから声をかけられ、本作に参加したクーグラー監督は、原作になったコミックを“革命的な存在”だという。「アフリカを舞台にアフリカ人ヒーローの活躍を描いたというのは、間違いなくコミックにおける“革命的”な側面だったと思う。映画版ではさらに、ワカンダという架空の王国を舞台に、国民や国政を取り巻く問題をテーマにしているという点で、他のマーベル映画と大きく異なるんじゃないかな」。主人公のティ・チャラは若くして父から強大な権力や政治体制を引き継いだ結果、迷いや葛藤を感じ、王の座を狙う者たちの陰謀に巻き込まれてしまう。そこで監督が参考にしたのは、名作『ゴッド・ファーザー』だ。「家庭内の人間関係、力関係をめぐる“政治”、絶対的家長として一家を統治してきた父親の死が、その跡を継ぐ者に与える影響というテーマにしても、亡き父に代わりワカンダの国王としての責任と義務を背負い込んだティ・チャラのストーリーと大いに重なる部分がある。加えてこの映画には、犯罪一家を題材にしたクライムスリラーや、007シリーズなどのスパイ映画を彷彿とさせる側面もある。とにかく様々なジャンルの要素が詰まった作品なんだ」

豪快なアクションだけでなく、重厚な人間ドラマや、政治的な駆け引き、陰謀、裏切り、過去の因縁などのドラマを生々しく描くべく、クーグラー監督は物語の舞台になる“ワカンダ”を現実に存在している国だと考えてリアルに描くことに力を注いだ。「アフリカのどの辺に位置するのか、国土面積はどのくらいなのか、いつ建国されたのか、どういった歴史を持つのか、といった背景はもちろんのこと、映画用にワカンダ特有の言語であるワカンダ語や、ワカンダ国内で使われている交通機関といったものもゼロから作り上げていく必要があった。最終的には、現実世界の見慣れた風景と、目にしたこともない斬新なデザインが混ざり合った、とてもユニークな様相になったと思っているよ」

監督が斬新なデザインを織り交ぜる際に意識したのは“アフロ・フューチャリズム”と呼ばれる考えだ。これは精神的な故郷を喪失してしまったアフリカ系の人たちが、自身の帰るべき場所を地球のどこかではなく、宇宙や未来、あるいは遠い昔の王国に求める考え方で、音楽の世界では、自身を土星人だと主張するサン・ラや、ライブに宇宙船を登場させたパーラメント、古代エジプト文明を意匠に取り入れたアース・ウインド&ファイアーなどが“アフロ・フューチャリズム”を代表する音楽家として知られ、その潮流は現代のポップカルチャーにも息づいているが、クーグラー監督は「映画ではこれまでほとんど取り上げられることがなかった」と語る。「このコンセプトを深く掘り下げて追求しているところも、かなりユニークだと思うし、そうしたテーマをこういった大作で取り上げることで、世界中の多くの人たちが、それまで知らなかった歴史や文化に興味を持つことになれば嬉しいね」

長い歴史を誇るアフリカの文化と、アフロ・フューチャリスティックなデザインが融合した世界観は本作の大きな魅力だが、クーグラー監督はどんな状況でも、ブレることなく、主人公ティ・チャラの葛藤や迷いを映画の中心に据えている。「原作コミックに忠実な部分もあれば、映画化するにあたり変化を加えたところもあるけれど、設定的に一番大きく異なる点を挙げるとすれば、原作コミックのティ・チャラが、幼少時代に父親を亡くし、幼くして国王となったのに対して、映画版ではすでに成人してから国王の座を継いだというところかな。幼い頃からワカンダ国王としての責任感や職務を叩き込まれてきたコミックのティ・チャラとは違い、この映画で描かれる彼は、突然訪れた人生の大きな転機に戸惑い、葛藤することになるんだ」

王になるとはどういうことなのか? 王は自分の国の民だけを守ればよいのか? そしてワカンダの秘密は本当に守られるべきなのか? まだ誰も観たことがない世界で、若き王は葛藤し、戦い、成長していく。ちなみに、ブラックパンサーは4月27日(金)公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも重要な役どころで登場することが決まっており、今後のマーベル映画に欠かすことができない存在になるようだ。

『ブラックパンサー』
3月1日(木) 全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
4月27日(金) 全国ロードショー

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