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マーベルのトップが明言! 『マイティ・ソー』新作の結末はアベンジャーズ新作のオープニングに!

(2017/10/27更新)
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マーベルの新作映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の公開前に、スタジオを率いるケヴィン・ファイギがインタビューに応じた。マーベル映画は別々の映画がひとつの世界観を共有し、ストーリーの一部も次作に引き継がれていくが、ファイギは本作のラストは「そのまま『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のオープニングシーンだと思ってくれていい」と語る。


マーベル映画を率いるケヴィン・ファイギ

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マーベルのトップが明言! 『マイティ・ソー』新作の結末はアベンジャーズ新作のオープニングに!
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本作のタイトルになっている主人公ソーは、神の子で最強の戦士。2011年には地球に追放された彼が戦いを通じて成長する姿を描いた映画1作目『マイティ・ソー』が、2013年には闇の世界の脅威に立ち向かうドラマを描く『…ダーク・ワールド』が製作されたが、「誰も観たことがない、まったく違うタイプの映画を届けることを常にモットーにしている」というファイギは、新作で意図的に新しいトーンを盛り込んだ。「今までのシリーズを観てくださっているみなさんに対して、あくまでも“ソー”のシリーズだということは守りながらも、キャラクターも含めこれまでまったくなかったような、カラフルで陽気で軽妙で楽しい、今までとだいぶ違ったトーンの映画に仕上げて、新鮮に感じてもらうことを心がけて作りました」

ファイギが語る通り、新作はこれまでの“ソー”シリーズとはかなり語り口やテンポが異なり、ソーの故郷に謎の女神ヘラが出現し、ソーと弟のロキが宇宙の辺境サカールに飛ばされてしまうところから物語が始まる。その惑星では、過酷な格闘技大会が行われており、囚われの身になってしまったソーは、バトルを征して故郷に戻ろうとするが、彼の対戦相手として現れたのは、朋友ハルクだった!

予想外の展開、ド派手な音楽、カラフルな世界観、ギャグ満載の掛け合いなど、本作はこれまでのシリーズのイメージを大きく覆す展開が描かれるが、これまで通り、主人公ソーと父親オーディン、弟ロキのドラマはしっかりと描かれる。「このシリーズにとって何よりも大切な軸になっているのが“家族”の物語です。今回は特に父・オーディンとソーとロキの兄弟のストーリーが前2作に増して重要な位置を占めることになります。さらに今回悪役で登場するヘラも、実はオーディン一家の歴史に色濃く絡んでいるというところもポイントだったりするので、非常に興味深い展開になっているのではないかと思います」

それぞれのキャラクターがシリーズを重ねてドラマを深めていき、それらのシリーズが絡み合うことで世界が広がっていくのがマーベル映画の醍醐味で、本作と来年3月公開の『ブラックパンサー』は、同じく来年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながる作品になるようだ。「マーベル映画は、キャラクターや要素、設計が常にクロスオーバーして入り混じっていますが、この2作品に関しては時系列が『…インフィニティ・ウォー』に直につながります。特に『…バトルロイヤル』は、最後のシーンがそのまま『…インフィニティ・ウォー』のオープニングシーンだと思ってくれていい、というくらい直結しています」

かつて、マーベルの国際開発&ブランド・マネージメント部門のバイスプレジデントを務めるC.B.セブルスキーは筆者にこう言ったことがある。「マーベルの映画は、ひとつのユニバース、ひとつのカンパニー、ひとりのプロデューサーで製作されています。プロデュースを務めるケヴィン・ファイギというひとりの男のビジョンで映画が製作されているので、一貫性が保たれている」。その一方で、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を観ればわかる通り、マーベル映画は監督それぞれの好みやテイストがしっかりと作品に反映されている。

マーベルが個性豊かな監督と“クリエイティブ面での意見の相違”で決裂しない秘訣はどこにあるのだろうか? 「監督を選ぶときには常に“同じ目線になって作業をやっていけるか”ということを、才能以上に重視しています。そうでないと絶対途中で上手くいかなくなります。私たちの最終的な目的は、単純にいうと、観客が心から楽しめる最上のエンターテインメントをお届けすること。それ以外のことは一切重要でないんです。同じ考え方をしてくれることを基準に選んでいるので、そこから先は映画の方向性やビジョンを話し合って共有し、意見が食い違うこともありますが、お互い最終的に目指しているところは同じだという理解があるので、調和のある環境で楽しく仕事がしていける。そういった環境をつくってあげることも、彼らにフィルムメイカーとして独自の世界を探求する自由を与えることも大事だし、それによって思ってもみなかった素晴らしいアイデアが生まれたり、よりよい作品になっていったりします」

言いなりになる監督でも、納期を守ってくれるだけの監督でもなく、同じ目標を追ってくれる個性ある監督を選んで新作を発表し続けるマーベル映画についてファイギは「他のヒーロー映画とはまったく違ったタイプの映画を作っているという自負がある」と力強く語る。「ものすごいパワーを秘めたヒーローたちが、同じくらいパワーを持つ強力な敵・悪と戦うという構造は、どうにも変えられないものなので共通しているとはいえ、ジャンル内で誰も目にしたことがないようなものを届けたいという気持ちは常に持っています」

『マイティ・ソー バトルロイヤル』
11月3日(金・祝)より全国公開

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