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出演者が語る映画『ブレードランナー 2049』の“多面性”

(2017/11/02更新)
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ハリソン・フォード、ライアン・ゴズリングが出演する大作映画『ブレードランナー 2049』が日本でも公開をスタートし、好評を集めている。本作は観賞後に考察したり、何度か観ることで新たな発見のある作品で、出演者のアナ・デ・アルマスとシルヴィア・フークスも物語やキャラクターの“多面性”が大きな魅力だと語る。


シルヴィア・フークス、アナ・デ・アルマス

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出演者が語る映画『ブレードランナー 2049』の“多面性”
出演者が語る映画『ブレードランナー 2049』の“多面性”

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本作はSF映画の傑作『ブレードランナー』の30年後の世界が舞台だ。そこでは人間そっくりの人造人間“レプリカント”が共存しており、遺伝子組み換え食品によって深刻な食糧難を脱するも、数年前に起こった大規模な停電“ブラックアウト”によって人類が蓄積してきたデジタルデータの多くが失われ、人々はネットに頼りすぎない社会を築いている。新作は、危険なレプリカントを取り締まる捜査官のKが“あるもの”を発見したところから、人間の存在そのものを揺るがしかねない謎に挑む様が描かれ、アルマスはKと行動を共にする女性ジョイを、フークスはKを執拗に追う女性ラブを演じている。

「前作(1982年製作の『ブレードランナー』)を観て、女性キャラクターが強くて自分の意思を持っていたので、新作で女性キャラクターがどんな役割を担うのか興味があった」というアルマスは、本作の脚本を読んだ段階で自身が演じるジョイの“二面性”に注目したと振り返る。「今回の映画でも女性は単なる“お飾り”じゃなくて、ちゃんと存在に理由があるんです。私が演じたジョイは、外見から想像する内面と、本当はどういう風な感情を抱いているのかわからない部分の“二面性”に興味を持ちましたし、魅力を感じました」

一方、フークスも自身が演じたラブに様々な要素を感じたようだ。「彼女はまるで様々な色彩が集まったパレットのようで、女性的で愛情深い側面もあれば、風刺やユーモアもあるし、強さ・パワー・脅威といった男性キャラクターと結び付けられることの多い側面も持ち合わせています。だから私は様々な色彩を混ぜ合わせて遊ぶことができました。しかし、ラブのキャラクターの核になっているのは、“痛み”と“誰かに認めてもらいたい葛藤”という普遍的で誰もが共感できるものです。私からすると、ラブはまるで小さな女の子のようです。“パパ!パパ!これ見て!”と認めてもらいたがっている女の子みたいに思えます。そんな気持ちは私にもわかりますし、誰もが共感できる感情でしょう」

ふたりのキャラクターだけでなく、本作の設定や物語には様々な側面が含まれており、視点を変えることで、それまでには想像もしなかったドラマが浮かび上がってくる。アルマスは「矛盾や葛藤こそが物語を面白くする」という。「そういうものがなければ、物語は単調で面白くなくなってしまいますが、本作には矛盾や対立や葛藤、対称的な事柄がたくさん描かれています。私が演じたジョイは、実現不可能な望みを抱いていますが、不可能だからといって望みを捨てません。だから演じる上では、彼女がどういう人間なのか徹底的に分析した上で、あえて忘れる必要がありました」

劇中では多面的なキャラクターが出会い、駆け引きをし、争う中でさらに新たな感情や側面が出現する。高度に進化を遂げた未来世界を舞台にした本作でこのようなドラマを描くことができたのは、監督たちが“ある工夫”をこらしたからだとフークスは説明する。「監督たちが大事にしたのは“大停電があった”という設定を盛りこむことでネットに頼り過ぎていない社会にしたこと。こうすることで、捜査官のKは足をつかって捜査するし、キャラクター同士のやり取りも生まれました。本作の舞台は人間と人造人間の見分けがつかない未来社会ですが、作り手がネットの存在を意図的に取り除いて、主人公・Kの個人的な道のりを描き、観客もKと共にこの世界を旅できる構造にしたのが興味深いと思いました。Kが捜査するためにずっとネットばかり見ていたらつまらないですしね(笑)」

本作は公開後から多くの観客が熱狂的な支持を寄せており、早くもリピーターが出現している。1度目は衝撃的なドラマ、映像、世界観を堪能し、さらに観ることで新たな発見がある。『ブレードランナー』がそうであったように『…2049』も長きに渡って愛され続ける作品になりそうだ。

『ブレードランナー 2049』
公開中

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DVD情報


ブレードランナー ファイナル・カット 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ(3枚組) [Blu-ray]

定価:6469 円(税込)
価格:5004 円(税込)
OFF:1465円(22%)
監督リドリー・スコット
出演ハリソン・フォード,ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング,ダリル・ハンナ,ジョアンナ・キャシディ
発売日2017年09月20日

 


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