ただいまの掲載件数は タイトル58544件 口コミ 1141022件 劇場 590件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜 > ニュース > 新作『ひるね姫』が公開に! コヤマシゲトが語る神山健治作品の魅力とは?

新作『ひるね姫』が公開に! コヤマシゲトが語る神山健治作品の魅力とは?

(2017/02/20更新)
  • Check
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』が3月に公開されるが、劇中に登場する重要なキャラクター“ハーツ”のデザイン原案をコヤマシゲトが務めている。これまでに数々の監督とタッグを組んできたコヤマは自身を“戦術を考える傭兵”というが、本作ではどのようなデザインを指向し、どのような戦術を立てたのだろうか?


『ひるね姫』に登場するハーツ

フォトギャラリー

新作『ひるね姫』が公開に! コヤマシゲトが語る神山健治作品の魅力とは?
新作『ひるね姫』が公開に! コヤマシゲトが語る神山健治作品の魅力とは?
新作『ひるね姫』が公開に! コヤマシゲトが語る神山健治作品の魅力とは?
新作『ひるね姫』が公開に! コヤマシゲトが語る神山健治作品の魅力とは?

※ 各画像をクリックすると拡大表示されます。

コヤマシゲトは、デザイン、アートディレクション、原画、コンセプト立案など幅広い分野で活躍する才人で、神山監督とは『攻殻…』や『精霊の守り人』にもデザインで参加している。彼が本作で原案を担当した“ハーツ”は、岡山県倉敷で自動車整備工をしている父とふたりで暮らしている高校生・森川ココネの自宅にあるサイドカー付きバイクが変形したロボット。東京オリンピックを直前に控えた現実の世界と、ココネが見る夢の世界をつなぐ重要なキャラクターだ。

アニメーション制作には、コンセプト立案や、デザイン作成、作画など様々な過程が存在するが、コヤマは自身の仕事について「アニメーションを作画するための“設定”画と、“デザイン”画は違う」という。「ディティールなど細かく仕様を決めていくのが“設定”で、作品にあったコンセプトを絵に落とし込むのは“デザイン”。例えば『スター・ウォーズ』のXウィングは、羽があのX字に見えるというのがコンセプトの部分で、羽の先端のディティールが多少変わっていようとも、ほとんど観てる人にはわからないですよね。だからハーツも同じようにキモの部分を定めるというのが今回の僕の役目で、作品の構造さえ入れられれば、と思って作業しました」

では、『ひるね姫…』は一体、どんな作品になるのだろうか? 「神山作品の面白さには“ファンタジーへの挑戦”という要素もあるんです。『攻殻機動隊』はSF的な要素がガッツリ入ってますけど、その後に『精霊の守り人』でアジアンファンタジーに挑戦し、『東のエデン』は現実世界におけるファンタジードラマで、この作品ではついにお姫さまという正統なファンタジー要素が出てくるところまで来たんだと思うんですけど、神山さんは剣と鎧の出てくるアニメではなくて、現実と“地続き”になっているような説得力がほしかったんだと思います」。その指向は“ハーツ”のデザインにも反映されている。「神山さん的なメソッドを使ったままファンタジーを描くデザインにしたくて、ハーツもタチコマの流れを汲む丸くてメカ的なロボットにしようと考えました。でも普通にやるとSFになってしまうので、変形した時に手に盾があり、背中に剣を差しているようなシルエットにすることでファンタジー要素が入るようにしたんです。ファンタジーの意匠をメカニックに置き換えるのが、神山さんらしいメソッドだと思ったんです」

「監督が誰なのかわからない仕事はできない」と言い切るコヤマは、作品ごとに監督と話し合い、それぞれの指向や作品の核になる部分をしっかりと掴み、デザインに反映されている。では、神山監督の、そして神山作品の特徴はどこにあるのだろうか? 「これはあくまで“僕のなかでは”ということになるんですけど、神山さんは、どこか“ヤンキーの先輩”みたいなイメージがあって……(笑)。すごく日本の“男の子”的なメンタリティを持ってるんです。たとえば、(『攻殻…』の)タチコマは、原作にも登場する多脚ロボットなんですけど、キャラクターとしてのかわいさがあると同時に、神山さんはそれを車っぽくも描いている。それは自動車をキャラクターや相棒だと思ってるからだと思うんです。そういう“昭和の男の子”的な硬派さが神山さんご自身にあって、それはアニメ業界・映画業界でも特殊な魅力だと思いますし、作品からもその香りがします。もちろん演出家として優れた方なので、神山作品を観て、クールでロジカルだと思う人は多いと思うんですけど、僕にはこの上なくパッションのある兄貴だと思っているんです(笑)」

『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』
3月18日(土) 全国ロードショー

【関連リンク】
映画『ひるね姫』主題歌は高畑充希演じる主人公・森川ココネが歌う!
高畑充希が神山健治監督作『ひるね姫』の声優に決定
神山健治監督の新作映画『ひるね姫』が来年公開決定
冲方丁と神山健治が語る『攻殻機動隊』の“これから”
石ノ森章太郎が遺した“問い”に挑む。神山健治監督が語る『009 RE:CYBORG』
『攻殻機動隊』監督が語る“震災後の日本とメディア”
神山健治監督が語る『攻殻機動隊 S.A.C.』の“これまで”と“これから”

【注目のニュース】
『レディ・プレイヤー1』ジャパンプレミア
プーさん初実写化『プーと大人になった僕』特報
ハーレイ・クイン映画の監督は?
『ランペイジ 巨獣大乱闘』予告編
酒器・酒宴の器の展覧会、静嘉堂文庫美術館にて開催
綾野剛『パンク侍、斬られて候』特報
『空飛ぶタイヤ』主題歌決定&最新予告
『ハン・ソロ』新ポスター&キャラ情報公開
J・クラークがリメイク作で主演
『男おばさん』番外編公開収録イベント開催

 

映画ファン必携の一冊! ぴあ Movie Special
1

(C)2017 ひるね姫製作委員会

 

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活


 

この映画のファン

  • takappesan
  • タバサ
  • むぎこがし

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます


『ゲット・アウト』×『マザー!』映画館で観たいのはどっち投票!
ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる春号が4/2発売!
妻夫木聡の熱意から名作が誕生! WOWOW『連続ドラマW イノセント・デイズ』
春休みにイッキ見したい! 『怪盗グルー』シリーズ&『ミニオンズ』特集!
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ!
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』まとめ
ダイアン・クルーガー圧巻の演技! 名匠ファティ・アキン監督が放つ心を抉る衝撃作『女は二度決断する』ほか『娼婦年』『ダンガル…』など話題作更新中! 映画論評・批評の新コーナー

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』まとめ
アカデミー賞をTOHOシネマズで楽しもう!
スーパーヒーロー、遂に終結!DCコミック映画まとめ