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クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』は、なぜ上映時間106分なのか?

(2017/09/04更新)
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数々の傑作を世に送り出すクリストファー・ノーラン監督が、最新作『ダンケルク』で初めて実話の映画化に挑んだ。新境地と呼ぶにふさわしい本作は、その圧倒的な臨場感に加えて、上映時間が106分という近年のフィルモグラフィーと比較し、極めて“短い”作品でもある。その理由を、7年ぶり4度目の来日を果たしたノーラン監督が明かしてくれた。


クリストファー・ノーラン監督

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クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』は、なぜ上映時間106分なのか?
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クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』は、なぜ上映時間106分なのか?

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物語の舞台は1940年、フランスの港町ダンケルク。ドイツ軍に包囲された英仏連合軍の兵士40万人を救うため、イギリスの輸送船や駆逐艦、民間船をも動員した史上最大規模の救出作戦“ダンケルクの戦い”が展開される。映画はその一部始終を、陸地での1週間、海上での1日間、上空での1時間という3つの視点で描く。

撮影には現存する当時の戦闘機や、忠実に再現された軍艦を使用し、観客を極限の救出劇に巻き込む。そんなリアリティ重視の“体感型”映像体験を追求した本作において、「緊張感の持続こそが重要だった。迫りくる時間との戦いを描いたサスペンススリラーだからね」とノーラン監督は語る。

「脚本の段階から、短い作品であるべきだと考えていた。仕上がった脚本がわずか76ページだったことに気づき、我ながら驚いたけどね。物語を推し進めるのはセリフではなく、あくまでビジュアル。束の間の安息が訪れて、兵士たちが自分の生い立ちや心情を語り始める…。そんな戦争映画にありがちな描写は不要なんだ。音楽と映像の“リズム”を一致させることで、終始観客のテンションを高め続けることも意識した」

こうしたソリッドな物語構造には、アルフレッド・ヒッチコックやアンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ロベール・ブレッソンといった名匠からの強い影響があるという。また、デヴィッド・リーン監督の名前を挙げて、「砂漠で過酷なロケを行い、超大作『アラビアのロレンス』を完成させたのが50年以上も前のこと。当時の彼らにできたことが、今の僕らにできないはずがない」とCGに頼らず、フィルムでのロケ撮影にこだわる理由も語る。

製作にあたり、スティーブン・スピルバーグ監督からの助言も得た。「代表作である『プライベート・ライアン』の35ミリフィルムを貸してくださり、撮影を前にスタッフ全員でスクリーニングしたんだ。色褪せぬ傑作であると同時に、『ダンケルク』が目指す方向は違うなとも実感した。スピルバーグ監督は水上撮影について、アドバイスをしてくれたよ。先人がいかに偉業を成し遂げたのか。そこから学び、映画づくりに活かしている」

『ダンケルク』
9月9日(土) より全国公開

取材・文:内田涼

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