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カギは“主人公の選択”にあり! ディズニー『モアナと伝説の海』を監督が解説

(2017/03/17更新)
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ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『モアナと伝説の海』が日本でも大ヒットを記録している。本作は、海に選ばれた少女モアナが伝説の英雄マウイと共に冒険を繰り広げ、悩みながら成長していく物語を描いているが、監督を務めたジョン・マスカーとロン・クレメンツは、物語のいかなる局面でも“主人公の選択”が中心に据えられるよう創作を進めたという。


ジョン・マスカー監督とロン・クレメンツ監督

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カギは“主人公の選択”にあり! ディズニー『モアナと伝説の海』を監督が解説
カギは“主人公の選択”にあり! ディズニー『モアナと伝説の海』を監督が解説

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マスカーとクレメンツは共にアニメーター出身で、1986年に『オリビアちゃんの大冒険』で一緒に監督デビューして以降、『リトル・マーメイド』『アラジン』『プリンセスと魔法のキス』など数々の名作を手がけてきた。新作は、南太平洋に浮かぶ島の娘モアナが主人公だが、ふたりは「実は、映画をつくるまでは、南太平洋の文化にはなじみがなかったんです」と笑顔を見せる。「もちろん、(南太平洋のタヒチに渡り、数々の作品を描いた)ポール・ゴーギャンの絵画が好きでしたし、ジョゼフ・コンラッドやハーマン・メルヴィルの小説をよく読んだりはしていたけど」とクレメンツ監督が語れば、マスカー監督は「実際は、私たちだけでなく、多くのアメリカ人はこの映画の舞台になったポリネシアの文化については明るくないと思います」という。

しかし、5年前に映画の企画がスタートし、調査を進める中でふたりの認識は一変する。「実際に島に足を運んで、調べていく中で、“マウイ”という半神半人で自由自在に姿を変えることができる存在や、彼が使う魔法の釣り針のエピソードを知って、とても興味がわきました。これまでディズニーが手がけてきた『シンデレラ』や『美女と野獣』が扱ってきた欧州の民話やおとぎ話は、多くの人にとってなじみの深いものですが、南太平洋の神話は、島で暮らす子どもたちでさえ、話を聞く機会が減っていたりするんです。そんなある日、島の長老に『長い間、私たちは西洋文化の波に呑み込まれてきましたが、一度ぐらいは私たちの文化に呑み込まれてみませんか?』って言われました(笑)。そこで自分の考えが大きく変わったし、この映画をつくる勇気をもらいましたね」(クレメンツ監督)。「南太平洋の島々では人間と自然が密接なだけではなくて、自然を“擬人化”して描く文化があります。これは北ヨーロッパにはない考えですから、自然をキャラクターとして描くことで、視覚的な広がりをもたせて、これまでのヨーロッパ的な場所を舞台にした作品では不可能だった映画ができるのではないかと考えたわけです」(マスカー監督)

島の村長の娘モアナは、盗まれた命の女神の“心”を取り戻して世界を闇から救うために、生まれて初めて島を出て海へと出かけていき、そこで伝説の英雄マウイに出会う。自由自在に姿を変えることができ、自信満々に見えるマウイと、人生初めての冒険に戸惑うモアナは同じ船に乗り込み、大海原を進んでいく。モアナとマウイのコンビは時に助け合い、時に反発し、時には教えあう関係で、恋人でも友達でも、師匠と弟子でもない。「どの映画でもキャラクターの“相性”が大事なんです。理想的なのは、それぞれのキャラクターが魅力的で、ふたり揃ったときに、さらに魅力的になることです(笑)」(クレメンツ監督)。「そのために様々なパターンを試しました。制作初期には、モアナが伝説の英雄マウイの大ファンというバージョンもありましたし、逆にマウイが終始、不機嫌で、すべてをあきらめている人物のバージョンもありました。このバージョンは当然ですけど、映画が本当に楽しくないんですよ(笑)。最終的なかたちに落ち着くまで様々な試行錯誤がありました」(マスカー監督)

ふたりの監督とスタッフは長い時間をかけて脚本を書き直し、現代の観客に響く物語と、モアナとマウイの関係を生み出していったが、どんなときも“モアナの選択”が物語の中心に据えることを重視したという。「この映画では、すべてが“モアナの選択”によって左右されるように描きました。どんな困難があっても、どんな強敵が出てきても、すべてがモアナ次第になるようにね」(マスカー監督)。「その結果、重要な局面では他のキャラクターが決断を下せない状況をつくり、どんな場合でもモアナが選択するようにしたわけです。そして、他のキャラクターは、モアナが自身の内面を見つめる助けになる役割を担っています。映画では、モアナの身近な存在として、タラおばあちゃんが登場しますが、彼女はモアナが困っていると“内面の声に耳を傾けなさい”とアドバイスします。大事なのは、答えを与えるのではなく、答えは自分の内面にあることだけを教えてあげることです」(クレメンツ監督)

本作を観た観客はなぜ、モアナの冒険に手に汗握り、その成長ドラマに一喜一憂し、大空を舞う豪快な半神半人マウイではなく、まだ未熟な少女モアナを主人公だと感じるのか? 劇中のモアナの“選択”に注目することで、より深く映画を楽しめそうだ。

『モアナと伝説の海』
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