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『バンクーバーの朝日』石井監督×妻夫木聡、「この映画は表情がすべて」

(2014/12/17更新)
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俊英・石井裕也監督の最新作『バンクーバーの朝日』で主演を務めるのは、『ぼくたちの家族』に続いてのタッグとなった妻夫木聡。本作では戦前のカナダ・バンクーバーに実在した、日系人による野球チーム「バンクーバー朝日」の存在を通し、人間ドラマが紡がれていく。「日系人が過酷な環境にあった時代、それでも野球を続けた朝日。彼らがなぜそうまでして野球をやっていたのか興味がわいた」という監督と、「役作りをしたのではなく、レジーになっていた」という妻夫木に単独インタビューした。


石井裕也監督と妻夫木聡

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『バンクーバーの朝日』石井監督×妻夫木聡、「この映画は表情がすべて」
『バンクーバーの朝日』石井監督×妻夫木聡、「この映画は表情がすべて」
『バンクーバーの朝日』石井監督×妻夫木聡、「この映画は表情がすべて」

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亀梨和也や上地雄輔など、チームを構成するメインキャストには、妻夫木を除いて野球経験者が選ばれた。野球シーンをリアルに撮る目的からだろうと思いきや、監督はこう説明する。「別に野球が上手い人を選んだわけじゃないんです。主要キャストだけでなく、バットボーイやスコアラーも含めて、大事なのは“野球が好き”ということだった。純粋で真っ直ぐな目、表情、姿勢が朝日というチームには必要だったんです」。

“野球好き”を集める。この監督のこだわりのなか、自身は野球未経験者ながら、チームのキャプテン・レジー笠原を演じなければならなかった妻夫木のプレッシャーは想像に難くない。「暇さえあれば練習をしてましたよ」と妻夫木。「みんなに追いつきたくて必死で、もっともっと練習をやりたいと思っていたんです。そしたら合宿中に実際に怪我しちゃったんですよ」。だがこのハプニングが妻夫木にあることを意識させる結果に。「一定期間、練習ができなくなった。そのとき、単純にキャッチボールでもいいからやりたいって心から思ったんです。知らないうちに野球自体を好きになっていたんですね。怪我したことは悔しかったけど、そのことで自分がレジーになっていたことに気づけたのは嬉しかったです」。

ところで本作は日本人街と野球場、カナダ人街の一連を、巨大なオープンセットを作って臨んだ。「野球場と町とを一緒に作ったのは大きかったですね。セオリーで言えば、町だけ作り、野球場はどこかで撮るとなるでしょう。でもそうしてしまったら全然違うものになっていた。あのセットを作らなければこの作品は成立しなかったんです」。監督にとっては当然の選択だったのだろうが、日本映画の撮影としては破格の規模だ。ここからも次々と秀作を送り出し続ける監督の強さが見てとれる。

妻夫木も映画を引っ張っていく監督の特別な力を肌で感じていた。「監督は男が惚れる男。俺はこういうものを作るんだというのが最初から見えるし、それを信じることができる。ブレないんです。だからこそ、スタッフも一流の方たちが一緒に仕事をしたがるんじゃないでしょうか」。

最後に「演出をしていると、机の上で考えていたことなんてもう何の意味もなさないくらい凄いものが現場で生まれる」と明かした監督。そして次のように続けた。「一番最初にレジーがバントを編みだして、二塁まで行って、リードを取っているときの顔があります。ずっとワンカットで撮影しているんですが、おそらく妻夫木さんは芝居をしようとしていないし、どんな顔をしていたのか本人も把握していなかったんじゃないでしょうか。僕としてはその顔こそが欲しかった。あの表情を撮るために『バンクーバーの朝日』を作ったといったら言い過ぎですが(笑)、でも、彼らが苦境の中でも野球を続けたことの明確な答えにはなっていると思います」。

『バンクーバーの朝日』
12月20日(土)全国東宝系にてロードショー

取材・文・写真:望月ふみ

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