アンチハリウッドなSFX大作、撮影は監督の自宅で敢行!?
6月18日(土)公開の『スカイライン−征服−』は、異星からの侵略者に揺れる地上の人々のサバイバルを描いたSFアクション。一見、大金を注ぎこんだハリウッド大作のようだが、実は低予算で製作されたインディーズ作品なのだ。監督のグレッグとコリンのストラウス兄弟は、『AVP2:エイリアンズVS.プレデター』の監督で、『アバター』などに参加したVFX工房ハイドラックスの主宰者でもある。ユニークな制作スタイルで本作を生み出したグレッグ・ストラウスに、自主制作の舞台裏について話を聞いた。
「ハイドラックスの面々とランチをとっているときに、地球侵略の映画を撮ろうという話が盛り上がった。最初は大手スタジオをとおして製作することも考えたが、僕らは監督の経験もあるし、自社のツールも活かせる。ならば自分たちで作ってしまおう、ということになったんだ」とストラウスは振り返る。
言うまでもなく、映画製作の規模が大きくなればなるほど口をはさむ人間も増え、作り手の自由は奪われる。しかし、ストラウスはこの手法のおかけで創作の自由を手にできた。「スタッフは皆、僕らと同世代で気心も知れている。大手スタジオのスーツを着た連中が撮影に口を出してくることもない。だから作りたいものを作ることができた。映画製作が自由なものであることを改めて感じたよ。現代のハリウッドの製作システムでは味わえない解放感があった」
自由があるぶん、出資者がいないから予算も時間も限られる。そのため自社の技術はもちろん、自宅をも撮影に提供することになったとのことだ。「1000ものカットに4か月でVFX処理を施すのは、さすがに大変だったね。ロケには自宅マンションを使った。撮影期間も僕はそこで暮らしていたから、朝起きたら、もうそこは映画のセットというワケだ(笑)」
『スカイライン−征服−』
6月18日(土)より全国ロードショー
取材・文:相馬学
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