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『攻殻機動隊』監督が語る“震災後の日本とメディア”

(2011/04/13更新)
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現在公開中の映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』と同時上映される神山健治監督の新作短編『Xi AVANT−クロッシイ・アバン−』が9日(土)から上映をスタート。『攻殻…』の記録的なヒット御礼も兼ねて東京の新宿バルト9で舞台あいさつに立った神山監督にイベント後、話を聞いた。


『Xi AVANT −クロッシイ・アバン−』

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『攻殻機動隊』監督が語る“震災後の日本とメディア”

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『Xi AVANT』は、NTTドコモの次世代通信LTE サービス“Xi(クロッシイ)”が普及した近未来の世界を舞台に、「ある人物を探せ」という指令を受けた外務官僚・篁(たかむら)カオルが、Xi携帯を片手に旅をする姿を追った約3分30秒のアニメーション。

タッチするだけで大量の高速データを瞬時に送ることのできる“ジェット通信”、空間だけでなく時間すらも飛び越えて“過去のある時間のある場所”の映像をリアルタイムに呼び出せる機能など、情報技術の未来を巧みに作劇に取り組んだ本作。神山監督は「これから使えるようになるであろう技術をドコモさんに見せていただいて、今までスパイ映画などでスパイたちが使っていたような技術を、“誰もが使うことのできる状況”を表現したい。そのためにどのようなストーリーがいいだろう? という長編映画をつくるときとは逆の順番で製作しました」と語る。

また、本作は劇場公開だけでなく、NTTドコモのサイト“Studio Xi”で鑑賞することもできる。「リアルに描き込みだけをしていくと、画面が小さくなったときに密度感が高くなり過ぎてしまって“画面の情報”が伝わらない。だから、くるいのないパースをもった構図を大前提にしながら光を加減することで、大画面で観ると画の面白さが見えてくるんですが、小さな画面で観たときには写真のように見える陰影のつけ方をしています。これは美術監督の竹田(悠介)さんが『東のエデン』以降に編み出した手法に依るところが大きい。だから可能であれば、大きなスクリーンと小さなデバイスの両方で観くらべてみてほしいですね」。

東日本大震災後、多くの人々がインターネットの災害掲示板やtwitter、そしてメールなどで安否を確認し、デジタル機器を通じて“人と人のつながり”を実感した。神山監督はデビュー時から情報化社会の行く末と、そこで生まれる“つながり”と希望をフラットな視点で追求してきた作家だ。「これまではテレビがメディアとして圧倒的だったんですが、今回は多くの人がネットの情報を正しいと思った。それは、間違っている情報もたくさんあるけれどもその中に『真実を伝えよう、ほしい情報を摂取しよう』という意思が介在していることが、見ている人に伝わったからだと思うんです。これまで『ネットで人と人はつながることができる』と言葉では言われてきたけれど、今回のように、“相手の体温”まで伝わったことはなかったと思うんです。僕も『攻殻…」ではまだ“テレビがメインでネットがサブ”という表現をしていたんですが、それが今後は変わっていくだろうなと痛感しましたし、それが災害という非常につらい状況の中で見えてきたことは喜べないことではあるけれど、今後は間違いなくネットが主役のメディアになっていくだろと思います」。

ちなみに神山監督は現在、最新作の準備中。それは当然ながら“震災を経た後の作品”になるだろう。「震災によって様々な価値観が大きく変質してしまった。しかも非常に不平等な再スタートになると思うんです。戦後は“すべてがなくなった”という意味で全員が平等だった。しかし、今回のような不平等な状況の中で再スタートをこの国がきる時に、僕たちのようなエンターテインメント産業にたずさわっている人間がどのような希望を見いだしていくのか? とても難しいことではあるけれども、何かしらを作品の中で見つけていければと思います」。

『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』
『Xi AVANT −クロッシイ・アバン−』
公開中

(C)2011 士郎正宗・Production I.G / 講談社・攻殻機動隊製作委員会
(C)神山健治・Production I.G

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(C)神山健治・Production I.G

 

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