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【バックナンバー】映画館で増加中の“ODS”って何?
(2010/03/18更新)
世界最高峰のオペラ&バレエを、映画館の大スクリーンで気軽に堪能することができる「ワールドクラシック@シネマ」が、好評につき2011年に帰ってきます! ここでは、前回2010年前半に行われた『World Classics@CINEMA 〜映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行〜』特集記事をバックナンバーとして掲載しています。
ここ数年、映画館で“ODS”と呼ばれる作品が増加している。演劇や音楽など、映画ではない作品を最新のデジタル上映設備で楽しむ映画館の新潮流とデジタル上映の実態について、東京の「新宿バルト9」を取材した。
“ODS”とは“Other Digital Stuff”の略で、“非映画デジタルコンテンツ”とも呼ばれている。オペラ/バレエを大画面で楽しむ「WORLD CLASSICS @ CINEMA」や、「2006FIFAワールドカップ」のパブリック・ビューイング、ペ・ヨンジュン主演のドラマ『太王四神記』など、これまで映画館の大画面では上映不可能だった作品がデジタル機器の発達によって可能になった。
そもそも、新宿バルト9を運営している株式会社ティ・ジョイは、“デジタル”と“業界初”をキーワードに2000年に創業。ティ・ジョイ興行部の原晋也氏は「そもそも“シネコンではなく、エンタテイメントコンプレックス”としてのポジショニングを視野に会社が始まりました。当時はシネコンが世の中に浸透しつつある状況でしたが、まだ半信半疑の状態にあったと思います。そこで、デジタルを武器に、映画だけに頼らないシネコンを作ろうという狙いがありました。」という。そこで、ティ・ジョイは2000年12月に国内初デジタルシネマ上映設備を導入した「T・ジョイ東広島」をオープンさせるも、当初はデジタル上映の黎明期。原氏は「デジタルでの映画の供給は年に2〜3本で、業界内では先行投資にしても早すぎる、と思われていたのではないでしょうか」と笑みを見せる。そこでティ・ジョイが積極的に取り組んだのが“ODS”だ。同じく興行部の野上剛英氏は「デジタルで上映できる映画が2〜3本しかない状況の中で、“ODS”コンテンツを自ら発掘してデジタル映写機を活用していこうとしたんです」と振り返る。
3D映画の増加に伴い、劇場のデジタル化が進み、その結果、“ODS”の市場も拡大。ジャンルが多様化し、観客への認知度・動員も年々増えているという。原氏は「映画と違うプレミア感がありますし、これまで新宿バルト9を知らなかった方も来てくださいますから、顧客開拓につながっていますよね。また『WORLD CLASSICS @ CINEMA』のようなプログラムがあることで、お客様の年齢層も広がっています」と説明する。
現在、新宿バルト9の映写室では、フィルム映写機と、デジタル映写機が並存しているが、野上氏は「本編前に上映されるシネアド(CM)や予告編はすべてデジタルで上映していますし、デジタル上映の割合は年々拡大しています。弊社は初期のデジタル映写機から運用していますのでデジタル上映に関するノウハウが蓄積されているのが強み」と語る。
「3D映画や“ODS”が活発化してきて、今は観客の映画館への期待が再び盛り上がる、あるいは別の次元に到達するチャンス」という原氏は「だからこそ、次の勝負どころを真剣に考え始めています」ともいう。そんなティ・ジョイが運営に携わる最新施設が19日(金)にグランドオープンする「横浜ブルク13」。当館は国内3番目の全館デジタル上映設備を導入しているが、それ以上にこだわったのが、接客、内装、上映コンテンツなど劇場全体にわたる“特別感の演出”だという。今後、デジタル上映設備と“ODS”はさらに進化することになりそうだ。
Livespire「ワールドクラシック@シネマ2011」
2011年1月29日より全国順次公開
Livespire「World Classics@CINEMA 〜映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行〜」
公開終了
【関連リンク】
『ワールドクラシック@シネマ2011』特集
『ワールドクラシック@シネマ2011』公式サイト
【バックナンバー】『World Classics@CINEMA 〜映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行〜』特集
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