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これがドキュメンタリーの最前線! 山形国際ドキュメンタリー映画祭がスタート

(2017/10/06更新)
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アジア初のドキュメンタリー映画祭として1989年から続く“山形国際ドキュメンタリー映画祭2017”が5日にスタートした。この日は世界各国からゲストが続々と到着。山形が国際色豊かな雰囲気に包まれる中、今年惜しくも亡くなり、山形とも繋がりが深かった松本俊夫監督の追悼上映で幕を開けた。


東北芸術工科大学の加藤到教授

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これがドキュメンタリーの最前線! 山形国際ドキュメンタリー映画祭がスタート
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開会式は、山形市に1972年に誕生し、今年創立45周年を迎えた山形交響楽団の演奏でスタート。開会宣言やメイン・プログラムとなるインターナショナル・コンペティション部門に選出された監督、審査委員らゲストの紹介に続き、今年亡くなった映像作家、松本俊夫氏を追悼するオープニング上映へと移った。

この日、ゲスト解説として登壇した東北芸術工科大学の加藤到教授は、同大学が松本氏が副学長を務めていた京都造形芸術大学と姉妹校であったとのこと。その縁で、東北芸術工科大学が開学した当初、毎年夏の集中講義の際、松本氏を京都から呼び、映像論の講義を開いていたことを明かした。その講義は熱のこもったもので、「時に山形ならではの猛暑日に講義当日が当たることもあったが、午前中から夕方までぶっとうしでとうとうと語り続ける講義はすさまじささえ感じるものだった」と回顧。さらに講義終了後に一緒に食事にいくと、そこでまた講義の続きが始まり、いつまでたっても終わらない。「そのパワーに圧倒された」と当時を振り返った。

また、この日の『西陣』『銀輪』とともにオープニング上映作品となった『つぶれかかった右眼のために』に触れ、「当時、松本さんはネオドキュメンタリズムと称して、ドキュメンタリーとアヴァンギャルドを融合させることを主張されていた。『つぶれかかった…』は、1968年の社会状況を的確に記録していると同時に、ひじょうに画期的な前衛的表現を駆使した作品。今日、公開当時とほぼかわらない16mm三面マルチ上映でできるのはとてもうれしい」と喜びの声を寄せた。一方で、晩年、松本氏にインタナショナル・コンペティション部門の審査員を打診していたことを明かし、ただ、すでにそのころから体調を崩されていたようで本人から「長時間の作品を責任をもってみる自信がない」と丁重に辞退されたことを明かした。その後に、三面マルチによる上映がスタート。その独特の映像世界にゲスト、観客ともに見入っていた。

こうして開幕した山形国際ドキュメンタリー映画祭だが、今年も充実のラインナップ。インターナショナル・コンペティション部門には、フレデリック・ワイズマン監督や原一男監督ら大物ドキュメンタリー作家たちをはじめとした注目の作品が並ぶ。一方、今後が期待されるアジア千波万波部門には気鋭のアジア人作家たちの作品がずらり。いずれも今の世界のドキュメンタリー・シーンを体感できる力作であることは間違いない。ほかにもアフリカをのドキュメンタリー映画に着目した特集『アフリカを/から観る』、アラブ世界を見つめた作品が並ぶ『政治と映画:パレスティナ・レバノン70s−80s』など、山形ならではの独自の企画が満載となっている。

“1度行ったら次もまた絶対に行きたくなる”というのが山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加した人たちの多くが寄せる感想。まさにお祭り。ドキュメンタリー映画を1日あびるように見て、映画が終わったあとの夜は、作り手も観客も一緒になってお酒を酌み交わす“香味庵クラブ”という場所もある。ぜひ、お時間があったら足を運んでみてはいかがだろう。

なおインター・ナショナルコンペティションの最高賞に当たるロバート&フランシス・フラハティ賞など各賞は11日の授賞式で発表。開催最終日となる翌日の12日には受賞作が一挙上映される。

『山形国際ドキュメンタリー映画祭2017』
会期:10月12日(木)まで
会場:山形市中央港民会ホール、山形市民会館大ホールほか

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