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“ファンの愛”が歴史をつくる。重役が語るDCユニバースの行方

(2017/04/19更新)
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スーパーマンやバットマンなど人気キャラクターを生み出してきたDCエンターテインメントは現在、出版だけでなく映画、ドラマ、ゲームなど様々なジャンルで新作を発表している。壮大なスケールで製作される映画は全世界でヒットを飛ばし、テレビシリーズやアニメーションは新しい世代から支持を集めているが、そのすべては戦略の結果ではなく、作家たちの絶え間ない努力と、DCを愛するファンとのやりとりから生まれてくるようだ。DCエンターテインメント社長のダイアン・ネルソンと発行人のジム・リーに話を聞いた。


DCエンターテインメント社長のダイアン・ネルソンと発行人のジム・リー

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“ファンの愛”が歴史をつくる。重役が語るDCユニバースの行方
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1930年代にアメリカで生まれたDCコミックスは、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、ザ・フラッシュなど人気ヒーローを立て続けに生み出し、ファンを獲得した。その後も、フランク・ミラーの『バットマン: ダークナイト・リターンズ』やアラン・ムーアの『ウォッチメン』など、既存のヒーロー像を更新または考察するような挑戦的な作品も出版。この流れは、映画にも引き継がれており、クリストファー・ノーラン監督が手がけた“ダークナイト”3部作は高評価を集めた。

2009年にDCエンターテインメントの社長に就任したネルソンは、DCが様々なジャンルで展開する作品すべてに目を配っているが「出版部門がDCの礎(いしずえ)」だという。「出版部門から素晴らしいキャラクターとストーリーが生まれて、映像、ゲーム、グッズなどの分野に広がっていきます。その中でも映画は大きなビジネスですが、テレビも同じぐらい重要です。現在、私たちはテレビシリーズを10作品手がけていますが、テレビを通じて新しいファンがやってくるからです。大事なのは、映画やテレビ、ゲームが相互に関連して、様々な角度からキャラクターを観られることだと思います」

自身もアーティストで、DCの共同発行人でもあるリーは、ネルソンに最初に会ったときに「DCの様々な分野が集まって“クリエイティブな火花”があがる場にしたい」と言われたという。「だから、DCでは出版や映画、テレビの各部門がいつも旺盛にやりとりをして、お互いに影響しあいながら作品づくりをしているんです。その結果、アニメーションで人気が出たキャラクターがいたら、コミックに再登場させたりすることもあります。それこそがDCの最大の魅力です」

その中でもふたりは、この夏に“単独デビュー映画”が公開になるワンダーウーマンが、今後のDC作品を楽しむ上で、極めて重要な存在になると声を揃える。その証拠に、昨年公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を映画館に観に行ったリーは、ワンダーウーマンの登場シーンで、観客が歓声をあげ、熱狂する瞬間を目撃した。「スクリーンにワンダーウーマンが登場して、あの音楽が流れた瞬間にね! 彼女は、スーパーマンやバットマンのように“悲劇”がルーツにあるキャラクターではないんだ。彼女は自分自身の意志で、楽園のような島を飛び出して、戦争や戦いのある人間の世界にやってきて、平和をもたらそうとする。そういう意味で彼女は、DCで初めての人道的なヒーローでもあるんだよ」(リー)、「スーパーマンには驚異的なパワーがあり、バットマンは究極の自警団的な側面がありますが、ワンダーウーマンは両方の要素をもっています。それに彼女には何ていうのかしら……“Badass(筆者訳:超かっこいい!)”な魅力があるでしょ(笑)。だから、バットマンとスーパーマンと並んでも、ひけをとらないんです」(ネルソン)

夏には『ワンダーウーマン』の、冬にはザ・フラッシュ、アクアマンら魅力的なメンバーを加えた最強チームの活躍を描く『ジャスティス・リーグ』の公開が控え、新しいドラマやアニメーションも続々と待機中。DCの宇宙(ユニバース)はどんどん広がっていくが、リーは「僕たちはいつだってファンとつながりながら創作を続けている」という。「僕たちには出版部門があるからね。出版の世界には“オフシーズン”がないんだ(笑)。だから、僕たちは毎日、ファンとつながっているし、やりとりをしているよ。興味深いのは、ザ・フラッシュというキャラクターひとつとっても、様々なバージョンがあって、ファンそれぞれに“お気に入りのフラッシュ”がいることだ。それぞれが自分の世代に登場したフラッシュと共に育っているから、自分なりの方法でDCユニバースを愛することができる。たまに“どのフラッシュが一番なのか?”って論争になったりするけど(笑)、それもまたファンの楽しみのひとつだしね」

DCは長期間に渡る巨大プロジェクトや、大作映画を多く抱えているが、常にファンの声に耳を傾けている。なぜなら、DCの歴史は、作家たちとファンのやりとりによって作られてきたからだ。「僕たちの最も大事な仕事は、カノン(正典)を定めること。そのキャラクターの何が一番大事で、どこを譲ってはいけない部分なのか考えることだ。でも、実は“キャラクターのここが好き!”と声をあげてくれるファンの声が、最終的にはカノンになっていくんだと思う。たとえば、スーパーマンはデビュー時には、ジャンプするだけで空を飛ぶことができなかった。でも、何世代ものクリエイターが参加して、様々な設定が加えられて、現在のスーパーマンになった。だからキャラクターの魅力を損なわずに、伝説に新しいものを足していくことが、僕たちの挑戦になると思う」(リー)、「私たちも時には、ファンを怒らせてしまうこともあります。でも、ファンから完全に無視されるよりはいいと私は思っています。これからもDCは小さな子どもから大人まで、コミックに親しむことができるすべての層に楽しんでもらえる存在でありたい、そう思っています」(ネルソン)

『ワンダーウーマン』
8月25日(金) 全国ロードショー

『ジャスティス・リーグ』
今冬公開

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