甘くない人生
2009/10/26 23:48
by
ハナミズ
タイトルとは裏腹に甘さとは無縁の世界。
それだけにカフェでスイーツを食べる姿が印象に残る。
当時のキューバでは、思想の自由に限界があった。(今も?)
ゆえに監視・迫害される同性愛者。
ゲイの「ディエゴ」とノンケの「ダビド」の親交をユーモラスに描きながら、背後にあるキューバ社会の暗部を描き出す作品ではないでしょうか。
ディエゴを演じた役者(ホルヘ・ペルゴリア)は有名俳優なのでしょうね。
いわゆる「おねえタイプ」のゲイを演じているのだが、強い存在感を示す。
高い評価を得ているだけあって、フィルムとしてまとまりが良い。
タイトルのアイテムもウマく脚本に織り込んでいる。
音楽がラストを暗示。
実はかなりの教養映画の側面を持っていると聞く。
各所にちりばめられた名前や写真の暗喩。
よく「絵画を読む」と聞くが、それと同様の意味を持つらしい。
この辺は無教養の私には辛い。
いくらかWEBで調べたが、大体は同性愛の革命家か自由主義者の類ではないか。
おおっぴらに反対運動がしにくい中で映画を選択しているのでしょう。“偏見をなくせば、我々は変われる可能性がある”ことをユーモアに包んで表現。
主人公の悲痛な叫びが国民の生活を代弁しているようだ。
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