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良質なジュブナイル
2019/11/7 10:17
by
コージィ
今回は、物語(脚本)、演出、作画、スケール感、どれもよくてクオリティが高い。
ララの成長と、心を通じさせることの大切さ、誰かに寄りそう優しさなど…
最後のほうなんか、観ているこちらが、うっかり涙がにじんだりしてキラやば。
タイトルにもあるが、音(音階)で意思疎通をする宇宙生物との交流など、かなりSF要素の濃い、70〜80年代ジュブナイル映画っぽさが満載。
よいときの『映画ドラえもん』や『映画 クレヨンしんちゃん』にも通じるし、なんとなく『ナウシカ』なども思い出したりもし。
ただし、「戦いや説教で終わり」じゃなく、ドラマを通じて「感じさせる」作りなんですな。
50過ぎたおっさんだからそう感じるのであり、これが子供にわかるかは少々謎でもあった。
けっこう退屈しちゃうかもなぁ。
でも、自分の子どもの頃を思い出すと、こういう「当時は難しかったけど、何かが心を引っ掻いた」作品の方を、大人になってからも覚えていたりしたものだから、問題はないか。
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