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確かに来る
2018/12/16 23:40
by
エージ
中島監督の作家性というのはよく出ていた。ポップな感じで全ての作品で引っかかる物が残ってしまうという監督は珍しい。怖いというよりは怪獣的な物が来るという感じでホラーという感じはしなかった。主要なキャストの描き方よりも全国からやって来る人たちの祭り感がワクワクさせる。その一方で結末はつまらない。
家族の問題という点では『ヘレディタリー』と類似的ではあるけれど、作品に込める深さがなかった。妻夫木さんが演じたいけ好かない夫は人間の負の場面が描けていて非常に良かった。柴田理恵さんが役にはまっていた。
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