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報道機関が権力に屈すれば、国民の将来はない。

100点 2018/3/30 17:33 by ノリック007

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

ダニエル・エルズバーグが内部告発し、
ニューヨーク・タイムズのニール・シーハン記者が中心に
特別チームを作り、1971年6月13日に報道された
「ベトナムにおける政策決定の歴史、1945年−1968年」
という記事から事件が始まります。

ペンタゴン・ペーパーズは、有名ですが、古いので、
政治に興味がある無しにかかわらず、若い人達には理解できないでしょう。
若い人達には、「シチズンフォー スノーデンの暴露」や「スノーデン」
のほうが親しみやすいと思います。

電話は盗聴されることを意識しているところに緊張感があって良いです。

リチャード・ニクソン大統領は、ダニエル・エルズバーグの信用を失墜
させる目的で、チャールズ・コルソン政治特別顧問に指示し、
ハワード・ハントとゴードン・リディにルイス・フィールディングの病院
からダニエル・エルズバーグのカルテを盗ませました。

ラストは、民主党本部で起きた盗聴侵入事件であるウォーターゲート事件
を監督しているハワード・ハントの目線で終わっているところも良いです。

日本のバカメディアにも裁判官にも、全く理解できない映画です。

バカメディアは、総務大臣に放送法174条(業務停止)や
電波法76条(電波停止)で、脅かされて、キャスターを
降板されるなどしているので、全く理解できないということです。

「報道機関は国民に仕えるものであり、政権や政治家に
仕えるものではない。」という判事の判決が良いです。

米国憲法修正第1条には、「合衆国議会は、国教を樹立、または
宗教上の行為を自由に行なうことを禁止する法律、言論または
報道の自由を制限する法律、ならびに、市民が平穏に集会しまた
苦情の処理を求めて政府に対し請願する権利を侵害する法律を
制定してはならない。」と定められていて機能していることを
示してくれる映画です。

日本で起きたロッキード事件よりも前で、ベトナム戦争時代の頃の話です。
理解したい人は、「J・エドガー」、「JFK」、「フルメタル・ジャケット」、
「プラトーン」、「地獄の黙示録」、「7月4日に生まれて」、「ニクソン」、
「大統領の陰謀」、「ザ・シークレットマン」を事前に鑑賞し、理解する
必要があります。

ペンタゴン・ペーパーズは、米国政府がベトナム戦争を負けると知った上で、
自作自演で始めた戦争だということが明らかになりました。

日本は、ベトナム戦争と無関係と思っているなら何も知らないバカです。
日本は、日米安保条約の下、沖縄県や横須賀、横田などの在日米軍基地の提供し、
兵站補給基地として米国政府を一貫して支え続けることで巻き込まれた戦争
なのです。
日本はベトナムを空爆することに参加したということです。
ほとんどの日本人はこの事実を知りませんが、多くのベトナム人はこの事実を
忘れることはありません。

報道機関が権力に屈し、真実を報道しないからだと思います。

ジョージ・W・ブッシュ米国大統領は、イラクがニジェールからウランを輸入し、
さらに他国からウラン濃縮に使う遠心分離機用の「アルミ・チューブ」を輸入した
と嘘を言って、イラク戦争を始めました。

小泉純一郎首相と川口順子外務大臣は、何も調査せずに、何の努力もせずに、
米国政府のイラク戦争を世界で一番早く、支持し、イラクに対して戦争をも
辞さないとする国際連合安全保障理事会での決議を提案に賛成するように要請し、
800人の自衛隊をイラクへ2003年12月から2009年2月まで派遣しました。

映画「フェア・ゲーム」を鑑賞し、理解できれば、分かることですが、
ほとんどの日本人はこの事実を知りませんが、世界中の多くの人々はこの事実を
忘れることはありません。

報道機関が権力に屈し、真実を報道しないからだと思います。

米国を仮想敵国とする新国防方針が1923年に作成されましたが、これに対して水野広徳は
「新国防方針の解剖」を書き、日米戦争を徹底して分析、日米戦うべからずと警告しました。
「次の日米戦争は空軍が主体となり、空襲によって、東京全市は一夜にして灰じんに帰す。
戦争は長期戦と化し、国力、経済力の総力戦となるため、日本は国家破産し、敗北する以外にない。
当局者が発狂せざる限り、英米両国を同時に仮想敵として国防方針を策立することはあるまい」
と指摘しました。
水野広徳は、太平洋戦争が始まる18年前にすでに敗北を見通していたのです。

1932年10月、水野広徳は日米戦争仮想物語「興亡の此一戦」(東海書院)を刊行しましたが、
東京大空襲の惨状、被害をリアルに措き、日本の敗北をにおわせた内容であったため
「左傾的記事があり」という理由で、直ちに発売禁止となりました。

1945年8月15日、日本は太平洋戦争で終戦したのではなく、敗戦しました。

ほとんどの日本人はこの事実を知りませんが、事実を知りたいと思う人々はこの事実を
忘れることはありません。

報道機関が権力に屈し、真実を報道しないからだと思います。

 

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