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愛は愛、恨みは恨み

80点 2017/9/24 23:52 by くりふ

キネカ大森、インディアン・シネマ・ウィーク・ジャパンの上映にて。
https://icwjapan.com/

会期中この作品だけは行けたが、画質もよく、劇場でみて正解でした。尺142分はちと長く、特に後半展開がゆるきパンツのゴム風に堕ちてしまう。全体120分内に絞れたとは思った。が、物語に仕込まれた肝のアイデアが真っ当サウス味で共感し易く、オチにも気づかぬままラストを迎えたので…感動しちゃった。呪い爆発のホラー映画なのに。

現在は知りませんが、数年前の南インド映画界はホラーが大流行りだったそうですね。2015年のタミル映画である本作も、その一本らしい。ヒロインを演じるナヤンターラーは、今やタミルの“レディ・スーパースター”らしいですが、そんな大物の主演作が出てくるほど、ブームが起こったのでしょうね。

ナヤンさん、過去作では『ラジニカーント★チャンドラムキ/踊る! アメリカ帰りのゴーストバスター』(2006)をDVDで見ており、可愛い人が出てるな…程度の印象は残っていましたが、道の真ん中を歩くような、いい女優さんに成っていたのか。ナヤンパワーは、本作に美しく貢献しておりました。

物語自体の魅力が大きく、あまり触れない方がよいと思うので、インド版貞子、呪いの映画、メタフィクション…あたりがキーワード、とまで記しておきます。斬新なネタは使っていませんが、これらの組み合わせとアレンジの妙で楽しめます。前記したダレ具合や、ホラー描写がJホラーで見慣れたもので鮮度はないこと、ヒロインがある問題解決のため行う、恐怖の決断への流れが強引なこと…辺りを弱点に思いましたが、とにかくオチがよかったのでほぼ、水に流せました。

脚本・監督は20代半ばくらいの人だそう。才気先行で大したものですが、やりたいこと詰め込みすぎでしょうね。今後は引き算も覚えてほしい。映像は所々、ハッとする美しさがありました。が、肝心の舞台である森に、もっと神秘性はほしかった。

ホラーとラブを綺麗に共存させており、そこが一番の美点かと思った。本作のゴーストは愛を忘れない。が、恨みは恨みできっちりはらす。ひとの心を忘れず、そして漢らしい、インド版貞子でありました。

 

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  • 念のためフォロー

    2018/9/11 20:00 by くりふ

    もう一般常識のコトかなあ、と思いつつ、一応フォローします。

    はじめに載せた、ICWJのサイトURL(https://icwjapan.com/)からリンクすると、今年の情報に変わっています。こうした映画祭って名称は変わらないから、始めに設定したドメイン(サイトURL)は変えぬまま、コンテンツの方を毎年、最新に変えてゆくのが一般的なようです。

    よって、『マーヤー』の情報は出ていません。過去の情報をアーカイブしてもらえると、資料価値も出ていいのですけどね。

    今年は、一般的にも一部では評判となった『女神は二度微笑む』の続編も公開されますね。個人的にはあまり期待していませんが、ヴィディヤー・バーランのファンになった人なら、見て損はないのでは?

  • ICWの画質

    2018/9/13 13:42 by Baad

    他の作品のスレッドで出してしまった話題ですが、こちらに移動いたします。

    ICWとSpace Box主催の上映会に関しては、私の知る限り画質についての問題はありませんでした。
    一回音のバランスが悪く気になってクレームした時の対応も誠実でした。
    ネットでざっと検索しても不満はもっぱら字幕ですね。

    こちらも全てが悪いというわけでなく、きちんとしている作品もあり、ばらつきがあるよう。

    目玉として売り出しているらしい作品にはあまり大きな不満は出ていない様子です。

    もう一つHPですが、IFFJは去年とは違う場所にHPができていたので探すのに少し苦労しました。
    最初からググればすぐに見つかります。

    ICWの去年の上映作品がアーカイヴされてないらしいのは残念です。傑作揃いだったようですのに。

    お邪魔致しました。

  • IFFJのサイト質

    2018/9/14 13:38 by くりふ

    IFFJのサイト、見てみました。

    URLは、昨年、
    日本語字幕・吹き替えでみられるインド映画&インド関連映画
    <リンクURL>

    で2017/9/4 19:34に私が投稿したURLと同じでしたよ。
    別ドメインや別ページにリダイレクトさせてもいません。
    <リンクURL>

    それより、相変わらずサイト運営が杜撰で呆れました…。

    現時点で、TOPの上映作品一覧に、出演者欄があるのに、情報一切出ていません。また、これは一時的なものかもですが、トレーラーがリンク切れ起こしている作品が4つあります。

    極めつけは、スケジュールがチラシPDFダウンロード、というチョーお手軽仕様ですが、そのチラシが何と、昨年版!本年度版まだできていないなら、せめてページは工事中にして、チラシ削除しないと勘違いするユーザーも出てきましょうに。

    多分、当分このままでしょうから、利用するには注意が必要です。

    ここの主催者って、昨年の「南インド映画祭」と同じですよね?
    この時も、
    <リンクURL>

    トレーラーがひとつ、トレーラーでなく本編にリンクしてしまっているのに気づきましたが、一年以上経つのに…直ってない!

    ものすごい偏見かましますが、このサイト作ってるのって、インド人ですか?(笑)

  • twitterのリンク見てました

    2018/9/14 21:39 by Baad

    くりふさん、フォローありがとうございました。

    実はtwitterのIFFJ2018のページをフォローしていて、そこから繋がっているIFFJのページがちっとも変わらないのでやきもきしていました。そちらは2017年のまんまでトップだけ2018になっていましたよ、たしか。

    リンク貼るのも気の毒なのではりませんが、twitterの作品発表、4本で止まってますね。
    4時間前ぐらいにtwitterからのリンクを辿ったら、そちらはすでに切ってありました。

    でもって、今使っている公式ページのリンクは去年と一緒ということですね。

    これはインド人がやっているから、とかではなく、スタッフ間の連絡がうまくいかないとかじゃないでしょうか?

    初年度が作品の選択は素晴らしかったけれど、運営イマイチで、2年目から軌道に乗ってここまできたわけですが、南インド映画祭は今年開催できなかったし、その辺りからなんとなく体力がなくなってきている感じはします。

    リンク貼ってくださったページは、私がフリートークで貼ったリンクとも一緒ですが、一応体裁は整っているので、リンク切れには別の理由もあるかもです。

    内部のことはわかりませんが、ほんと、工事中のページは表に出さない方がいいとは思いますね。

  • IFFJの謎

    2018/9/16 0:32 by くりふ

    ここでIFFJサイトのことばかり書いてもなんだなー、とは思いつつ…スケジュールは画像で貼り出されましたね。相変わらず、今の時点では、昨年のチラシがダウンロードできるようになっているのがもの凄い謎ですが(笑)。
    <リンクURL>
    少なくとも、スケジュールのページに置くなってば。

    ツイッターサイトの、プロフ画面の鎖アイコン横「iffj.jp」のリンクを試したら、このサイトは安全に接続できません、とエラーになりました(笑)。

    こちらのリンク先URLは、はじめは上記アクセスできるサイトURLの、プロトコルがhttpからhttpsに変わったものでした。それがしばらく後でアクセスしてみたら「https://www.iffj.jp/」というURLに変わっていました。こちらも同じくエラーになります。

    …私の中では、謎が謎を呼んでおります(笑)。

    つくったのはインド人、というのはもちろん悪い冗談のつもりでしたが、何らかの事情で、サイト制作に明るくない人が直接手を入れている、という気がします。今どき、まともな団体であれば、こんな杜撰なサイト運営しないでしょう。

    因みにURLから調べると、サイトデータは海外サーバに置いてありますね。アリゾナ州フェニックス(『サイコ』の舞台だ!)ですが、だからアメリカ人がサイト制作をしている、ということではないでしょう。

    IFFJの主催はTHATI MEDIA CORPORATION(<リンクURL>)というところのようですが、IFFJサイトのSUPPORT欄(<リンクURL>)を読むと、財政的支援のみのようにも受け取れます。実際どうなのでしょうね。

    数少ない、一般人が行き易い、インド映画のお祭りなので、個人的には今後も頑張ってほしいとは思います。ICWJは結局一本も行けそうにないですが、IFFJは何とか、1本くらいは行けるかと思っております。

  • 追記

    2018/9/16 0:54 by くりふ

    https://www.iffj.jpのプロトコルをhttpにしたらアクセスできました。データの移行や設定で、色々試しているところなのかもしれません。

    …と、ユーザーに詮索されてしまう運営がそもそも、まずいわけですが。

    もう少ししたら、落ち着いてくるのかもしれませんね。

満足度データ

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採点者数
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レビュー者数
1
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レビュー者満足度平均
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