ただいまの掲載件数は タイトル59713件 口コミ 1154712件 劇場 587件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > ぼくの名前はズッキーニ > 感想・評価 > 子供を取り巻く問題

子供を取り巻く問題

80点 2018/2/13 0:26 by ハナミズ

ぼくの名前はズッキーニ

第89回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされたフランス産のストップモーション・アニメーション作品。
これが長編デビューとなったアニメ作家のクロード・バラス監督。

ともすると実写でもできそうな話だが、内容が重い。
監督は実際に問題を抱える子供たちにエールを送るつもりで作ったのではないだろうか。
それならば、デフォルメされた人形アニメの方が子供たちにとっては取っ付きやすいかもしれない。

育児放棄やイジメ問題など児童を取り巻く問題は世界共通。
不慮の出来事で母を失い孤児院に入居した“ズッキーニ”。
イジメにあいながらも似たような境遇の仲間たちと次第に打ち解けて行く。

ズッキーニの母には問題があったが、母がつけてくれたニックネームの“ズッキーニ”と呼ばれることを願うことからも決して嫌っていたわけではない。
<ズッキーニ>にはセクシュアリティ用語でクィアプラトニックな関係(恋愛関係ではないが、より親密で感情的な絆が存在する)にいる相手のパートナーのことを指すという。
母が名付けた理由はともかく、劇中での比喩はここに由来するのだろう。

そう思えば性の芽生えを繊細に織り込み脚本化したのがセリーヌ・シアマ(『水の中のつぼみ』『トムボーイ』の監督&脚本担当)というのも頷ける。

アニメーションの技巧という意味では『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』『コララインとボタンの魔女』のライカや『ウォレスとグルミット』のアードマンらにかなわないとしても、素朴さでぬくもりを与える。

子供たちに寄り添う目線のバラス監督の優しさを感じた。
安易な解決を与えないラストも欧州映画を感じる。

 

このレビューに対する評価はまだありません。
ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。

満足度データ

ぼくの名前はズッキーニ
100点
2人(11%) 
90点
5人(27%) 
80点
5人(27%) 
70点
5人(27%) 
60点
1人(5%) 
50点
0人(0%) 
40点
0人(0%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
18人
レビュー者数
9
満足度平均
81
レビュー者満足度平均
82
ファン
2人
観たい人
17人

 

返信を投稿

名前 ※ニックネーム可
メール ※表示されません
見だし
内容
※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。
※ネタばれや質問などは掲示板
オプション この作品のお知らせメールを受け取る(返信をお届けします)
レビューを初心者モードで投稿する



掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2018 PIA Corporation. All rights reserved.

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活


この映画のファン

  • クリス・トフォルー
  • あさふらちゃん

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます

関連DVD

 

映画ファンが注目ポイントはどこ? 『プーと大人になった僕』特集
ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる秋号が10/1発売!
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ!
あの映画の“核心”に迫る!話題作のキャスト・スタッフに直撃!【インタビュー記事まとめ】
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』まとめ
『インクレディブル・ファミリー』特集
音を立てたら即死!? 全米大ヒットホラー『クワイエット・プレイス』をはじめ、あの“くまのプーさん”を実写化した『プーと大人になった僕』、豪華キャスト集結の『食べる女』など新作続々更新中! 映画論評・批評の新コーナー“critic”

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』まとめ
未来の映画監督たちよ、ここに集え!