ただいまの掲載件数は タイトル56409件 口コミ 1112571件 劇場 584件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 《ブラザーズ・クエイの世界/G:カフカの世界 −クエイ兄弟×山村浩二》 > 感想・評価 > クエイ兄弟の蟲林檎

クエイ兄弟の蟲林檎

60点 2017/7/17 23:47 by くりふ

プログラム別に作品ページがあると知りびっくり。でも特集上映はいつもこうあってほしいね。

しばらくクエイ映画に触れていなかったので、全プログラム行きたいところだがさすがにムリ。2010年以降の未見作品は抑えたいと調整中。

このGプログラムは、

●カフカの世界−クエイ兄弟×山村浩二
チェコの文学者カフカの原作を、クエイ兄弟と山村浩二がそれぞれ映像化。技法は異なりながら、ユーモアとグロテスクが交錯する不条理な世界が表現されている。
・『頭山』(山村浩二作品/2002年/10分)
・『カフカ−田舎医者』(山村浩二作品/2007年/21分)
・『変身』(2012年/33分)
(合計64分/配給:松竹、Cite de la musique)

…というもの(劇場サイトより)。

山村作品はメンゴ、ほぼ寝た。
寝不足で臨んだのと、両作とも既にみているため、クエイに体力回しました。

『変身』は、謎の情景とうねうねアニメでなんじゃこりゃ…ないつものクエイ節で始まりおおコレコレ!と期待したが、だんだんと凡庸になって終わりました。みた甲斐はあったが驚きはない、という後味。

原作に縛られた気はする。物語進行がかなり原作に忠実だが、もっと壊してもよかったのでは。虫男ザムザ以外の人物を、顔だけ被り物で隠し非人間化させた意図はわかる気もするし、それがユーモアを醸してもいるけれど、作品の行き先がボケてしまった印象。人間の人形化は、師匠シュヴァンクマイエル初期作へのオマージュだろうか?でも何故今ごろ?

クエイらしかったのは、虫の造形をわかり易いアレにして、家族の1人が「害虫」に変わったら?とのわかり易き意地悪表象としたこと。原作の林檎飴…じゃなかった林檎虫、はやっぱりクエイと相性良かったですね。

東欧フェチである兄弟らしく、妹役に東欧風硬質美人をキャスティングし、彼女だけは素顔を晒して、ファム・ファタール風のグラフィカルな余韻を残しています。

満腹には程遠いですが、この一本でそれなりに、クエイ不足は補えました。

 

このレビューに対する評価はまだありません。
ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。

満足度データ

《ブラザーズ・クエイの世界/G:カフカの世界 −クエイ兄弟×山村浩二》
100点
0人(0%) 
90点
0人(0%) 
80点
0人(0%) 
70点
0人(0%) 
60点
1人(100%) 
50点
0人(0%) 
40点
0人(0%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
1人
レビュー者数
1
満足度平均
60
レビュー者満足度平均
60
ファン
0人
観たい人
0人

 

返信を投稿

名前 ※ニックネーム可
メール ※表示されません
見だし
内容
※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。
※ネタばれや質問などは掲示板
オプション この作品のお知らせメールを受け取る(返信をお届けします)
レビューを初心者モードで投稿する



掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2017 PIA Corporation. All rights reserved.

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活


この映画のファン

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます

関連動画

関連動画がありません

池井戸潤の“幻の長編”を豪華キャストで最速ドラマ化!WOWOW『連続ドラマW アキラとあきら』特集
ぴあ Movie Special 2017 Summer ぴあ映画特別号 夏号登場! 夏の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
日米完全同時放送!『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』特集
映画論評・批評の新コーナー“critic”。伝説の殺し屋キアヌがかえってきた! パワーアップしたガン・フーが炸裂する『ジョン・ウィック〜』ほか『忍びの国』『パワーレンジャー』など7月公開作更新中!
ユーザーが選ぶ“清順映画ベスト10”投票受付中!

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

「水滸伝」のことならなんでも!匿名での書き込みもOK!月刊 水滸伝