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現代の西部劇

80点 2018/3/19 1:00 by ハナミズ

ウインド・リバー

『ボーダーライン』『最後の追跡』の脚本家テイラー・シェリダンの初監督作品。
米国中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカン保留地“ウインド・リバー”を舞台に根強い差別、偏見に満ちた現代アメリカ社会をぶった切る。

アメリカ大陸には、欧州から白人が移り住む前にすでに住んでいた人々がいる。
それを腕力で辺境の地に追いやり、自らも移民の子孫であるトランプ大統領は「移民は受け入れない」とは片腹痛い。

本作はネイティブアメリカン保留地で起きた少女の遺体を巡るクライムサスペンスで、事件解決のために送られた新米FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が現地のベテランハンターで第一発見者のコリー・ランバート(ジェレミー・レナ―)の協力を得て真相に迫る物語。
事件を追ううちに見えてくるコリーの抱えている深い悲しみが話に奥行きを与える。

テイラー・シェリダンは俳優スタートだが、(『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞ノミネートや『ボーダーライン』でアメリカ脚本家組合脚本賞ノミネートなど)脚本家として評価されただけあり随所に寓話的意図を組み込む工夫がみられる。
“羊の群れを狙うオオカミ”の存在、“逆さまの星条旗”、“娘の服を着るよそ者”、“被害者の受けた内容の象徴的な意図”など…。

見方によっては、昔の西部劇の凄腕ガンマンと悪党との対決にも思える。
ただし、今の時代の敵はかつてのネイティブアメリカンではないが…。
異民族同士の壁は乗り越えられるのか、今も残る人種問題を痛烈に問う傑作。

 

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満足度データ

ウインド・リバー
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4人(5%) 
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採点者数
75人
レビュー者数
33
満足度平均
78
レビュー者満足度平均
82
ファン
9人
観たい人
40人

 

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