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映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > セザンヌと過ごした時間 > 感想・評価 > そもそもセザンヌは印象派ではありません

そもそもセザンヌは印象派ではありません

50点 2017/9/16 20:51 by Steven SodaBerg

セザンヌと過ごした時間

セザンヌを知るには良い作品です。
彼はゴッホとは違い裕福でした。
ですので彼自身の主張を曲げる必要はありませんでした。
ですからデッサン技術も必要ではありませんでした。
なので人物表現に関してはゴッホに劣りますが、既に時代は転換期にあり、絵画そのものが淘汰される時期にありましたが、
それらを打開し救ったのはセザンヌとゴッホの2人の天才のお陰であります。

セザンヌはゴッホと同じサヴァン症候群であります。

二人の巨匠は印象派の枠を超え、
その後はピカソに受け継がれます。

彼らは世界を変えました。

「具体的に何を変えたのか?」

これについては超論文になりますので割愛。

印象派と言えば、二大巨匠のモネとルノアール。

まさしくそのとおりであります、が、彼らはキャンバス内でキャンバスから外に出る様なものではありません。

一方、セザンヌとゴッホはキャンバス外に出ていつでも何処にでも存在しています。
彼らは音楽や文学や映画にも影響を与え、現代音楽、映画←ヒッチコックやスティーブン・スピルバーグのJawsなどを生み出しております。

 

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  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/9/24 18:39 by yoks666

    Steven Sodabergさん、こんばんは。

    セザンヌは印象派ではないのですね?!
    病気のことなど、芸術や美術史にうとくて知りませんでした。

    なんとなく、モネやルノアールと一緒のイメージが私の中にあり、淡くて優しいタッチの絵を描き(映画を見るとセザンヌは結構、粗い気が)、女性的な響きの名前から、物静かで穏やかだな人格者だとばかり思い込んでいたので、この作品を鑑賞してかなり驚きました。

    貴重なレビューをありがとうございます。

  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/10/1 14:56 by Steven SodaBerg

    yoks666さん、はじめましてSteven SodaBergです。


    良い作品でしたが、

    なぜかセザンヌやゴッホって、作品そのものより生き様に焦点を当ててしまう傾向にあり、
    私としてはその点が個人的にですが残念です。

    <印象派とは>

    印象派とはセザンヌの時代でも決して新しい表現手段ではないと思うのです。
    なぜなら17世紀を代表するディエゴ・ベラスケスの絵画を生で鑑賞できれば一目瞭然であります。
    ベラスケスの洗練された描写は近くで見たら殴り書きの”何を描いているのか分かりません(笑)”
    ところが離れて見ると写実画、いやスーパーリアリズム!
    ベラスケスの大作は二、三時間で描かれたものが多く、しかも一筆書きで速写”サインを書く早さで絵画を完成させていた”
    テクニックも此処まで来ると人の限界を超越しております。

    セザンヌとは
    印象派を超えた天才というか、
    超天才です。
    そしてもう一人天才がいました。

    <焦っていた2人の天才>
    不思議なもので、同時代2人の天才が現れます。
    ゴッホとセザンヌです。
    2人の天才は出会いは無かったものの、同じ事に気づいていました。

    ”なぜ誰もが同じことばかりしているのだろう、何十年も何百年も同じことの繰り返しで飽きないのだろうか?”

    ”なぜ誰もが外の世界のありのままの姿を描くのか、又その事に誰も違和感を感じないのか?”

    ”過去の偉大な芸術家達は皆どれも似通っており写実画”ありのままの姿”を描いたに過ぎない。”

    ゴッホとセザンヌの主張は今でこそ常識でありますが、当時の時代では2人の言っている意味など誰も分からなかったのです。
    21世紀の現代ではレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロやアングル、ドラクロワ等など超写実的ですが、ありのままを描いたもの。
    眼に入る光の残留物が脳を刺激し、理解可能な形となったものを描いている。
    しかしそれは”脳が作り出した錯覚”にすぎないのです。
    そしてその後、ゴッホとセザンヌの偉業が絵画そのものを変えました。
    絵画は美術品や骨董品の様に埃に埋もれるものではなく、ありのままをただただ忠実に機械的にトレースするものではなく、

    絵画は視覚であり、

    ”脳の中で起きているものを表現する”

    この発見!偉業を境にして絵画は美術品ではなく”芸術”へと変貌いたしました。

    60億の人間がいるのなら、60億其々個々の脳にふさわしいように曲げて解釈し表現する時代へと変わったのです。


    2人の天才が残した偉業は数知れません

    視点、形や色彩※補色、明暗、重量感、構図、主題とはなにか、全てを塗り替えたといっても過言ではありません。

    ちなみに最初の”視点”などは今では馴染み深いものであると思います。
    レオナルド・ダ・ヴィンチなどの様な視点を固定した極端な単視点描画は人間らしくないと言っております。
    本来人間の脳は単視点だけで解釈するほど単純なものではなくて

    ”本来人間とは多視点である”

    この多視点の主張に世界が理解できるまでに長い年月がかかりました。
    だからゴッホとセザンヌは生前中デッサンがおかしい!形が変ではないか!子供の絵だと酷評されましたが、
    ミッキーマウスの耳は正面から見ても横から見ても同じ形です。
    あしたのジョーのジョーの髪型も正面から見ても横から見ても同じです。
    そればかりか古代の遺跡、エジプト絵画も多視点から描かれたものばかりです。
    本来元々人間とは多視点でものを曲げて解釈し調和を取って来たのです。

    すみません。
    長文になってしまいました。

    この度はありがとうございました。
    それでは。

  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/10/1 17:41 by Steven SodaBerg

    >なんとなく、モネやルノアールと一緒のイメージが私の中にあり、淡くて優しいタッチの絵を描き(映画を見るとセザンヌは結構、粗い気が)、女性的な響きの名前から、物静かで穏やかだな人格者だとばかり思い込んでいたので、この作品を鑑賞してかなり驚きました。

    なるほど!女性的な響きの名前〜♪
    それはそういわれると確かに。
    新鮮な素敵な感性ですね!

    私にとっては昔からセザンヌ=頑固、セザンヌ=天才(嫌なやつだなぁ)君たちのお陰でこの分野で成功できるのは絵が上手いどころでは済まされない、本当の天才以外生き残れない世界となってしまった。

    yoks666さん、再度
    ありがとうございます。

  • もそもそスザンヌは印度象ではありません

    2017/10/4 18:11 by あんちゃん(ToT) PURNA 

    ご無ご無ご無沙汰で〜〜〜す、ス様〜〜〜〜〜〜!!!


    ふむふむ、なるヘソ!(ΦωΦ)


    勉強になったダス〜〜!!!


    ところで、


    ワタスの貞男も枠から飛び出してるでっしゃろ〜〜〜〜〜!!!!


    キモ〜〜〜〜〜い!!!!!(/ω\)


    それでは股〜〜〜〜(^O^)/~~~

  • もそもそスザンヌは印度象ではありません

    2017/10/4 19:48 by Steven SodaBerg

    もそもそスザンヌは


    ん、?


    こっ、これは


    天才の枠を超えた


    アッ、アートから


    ”エロリズム”へと


    ”変貌した”


    絵画は視覚っ、


    これっ、


    これこそ



    ”脳の中で起きていることだぁー!!!”

  • 映画生活をエロと笑いに変貌させる

    2017/10/6 22:28 by Steven SodaBerg

    ごっ、

    ごめん

    おなかがよじれる笑い!!!!!

    猛威を振るってますね!

  • もぐもぐゴハンヌは象印派ではありません

    2017/10/10 10:09 by あんちゃん(ToT) PURNA 

    お朝で〜す、ス様。


    今度の作品は


    ど〜〜〜〜でっしゃろ〜〜〜〜!!!


    (ΦωΦ)モソモソ・・・

  • 身を粉にして

    2017/10/12 22:31 by Steven SodaBerg

    プルナー文化到来

    素晴らしい!

    いや、

    そうじゃない!

    そんなもんじゃない!!!

    ”プルナ=原動力”

    ”プルナ=人生”

    ”プルナ=私達”


    つまり


    ”プルナ=普遍である”って私が載せていいものやらw

  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/10/12 23:30 by 無責任な傍観者

    すみません。
    素人には漠然とゴッホとゴーギャンですが、セザンヌはどんな位置づけですか? ゴッホセザンヌって絵の感じが全く違いますよね。

  • そもそも貴方は素人ではありません

    2017/10/13 0:26 by Steven SodaBerg

    えっ!まさか、この場に、、


    ショスタコーヴィチ交響曲第四番最終楽章


    すみません。

    戯言はやめにして、

    >>素人には漠然とゴッホとゴーギャンですが、セザンヌはどんな位置づけですか? ゴッホセザンヌって絵の感じが全く違いますよね。

    同感です!

    違いますね。

    その違いというのはセザンヌは単純で”多視点と構図と色彩”
    一方ゴッホは多才です。
    多視点と構図はセザンヌと同じですが、色彩も多視点的であり、、
    セザンヌはピカソに影響を与えたと言われておりますが、キュビスムを確立しておきながら瞬時に捨て去ります。
    その様はゴッホそのものでして、フォーヴィスムを確立しておきながら瞬時に捨て去る行為と同じであります。

    嘗て画家とは何年も何年も時間をかけて大作を作るという観念を変えたゴッホはセザンヌとは別ものです。

    絵画に対する取り組み方そのものを変えてしまった偉業は計り知れません。

    >>素人には漠然とゴッホとゴーギャンですが、

    これも鋭いつっこみです!!!!

    全く別ものです!

    乾いた質感のゴーギャン。

    鮮やかな生々しいゴッホ。

    この度はありがとうございます!!!!!!!!!!!!

  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/10/13 0:46 by 無責任な傍観者

    あとひとつだけ。
    ”多視点と構図と色彩”だとマチスをイメージしますが、どんな位置づけですか?

    >嘗て画家とは何年も何年も時間をかけて大作を作るという観念を変えたゴッホはセザンヌとは別ものです。

    ここはしらふの時に調べてみます。

  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/10/13 19:41 by 無責任な傍観者

    読み返してみると、最後の書き込みは意味をなしてないね。ごめんなさい。

  • マチスはゴッホの最終形であり答えです。

    2017/10/13 21:03 by Steven SodaBerg

    いえいえいえ、、とんでもないッ、、、

    まさかコメント頂けるだなんて、、、感謝感激

    ”嘗て画家とは何年も何年も時間をかけて大作を作るという観念を変えたゴッホはセザンヌとは別ものです”

    貴方様だからこその見解をいただけたらなぁ〜って思いました。

    欲張りすぎですかね、私ってw

  • Re: そもそもセザンヌは印象派ではありません

    2017/10/13 21:30 by 無責任な傍観者

    よく分からないけど、絵画って宗教画か肖像画の題材しか無くて、金持ちとか教会のお抱えだったのが、印象派ぐらいから身近な題材が絵の対象になったのかな?

    でも、印象派より、ベラスケスを初めとするハプスブルク家の肖像画の方が、見てて飽きない(笑)

    私の場合、聞きかじりばかりで、美術館で見て感銘を受けた絵画は山下清とムンクの叫びぐらいもんで、感受性は全くないから当てにならない。

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