ただいまの掲載件数は タイトル60603件 口コミ 1162038件 劇場 588件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > ワンダーストラック > 感想・評価 > 博物館に行きたい

博物館に行きたい

70点 2018/4/9 2:45 by ハナミズ

ワンダーストラック

『キャロル』に続いてトッド・ヘインズがノスタルジックな時代を写し取る。
1927年と1977年という時を隔てた二つの異なる時代に12歳の聴覚障碍者の少女ローズと、耳が聞こえなくなったばかりの少年ベンが共に大切な人を見つけるためにニューヨークを訪れる冒険譚。
見ているこちらも一緒にドキドキワクワクが駆けていく。

ブライアン・セルズニック(『ヒューゴの不思議な発明』)の原作の映画化で、それぞれの時代をモノクロとカラーで使い分けながら並行して描かれる。
その編集の巧みさもさることながら、映し出される質感やディティールのこだわりも見事。

映画愛、芸術愛をひしひしと感じる好作品。
知らない町で挫折や失望を味わいながら成長する姿にエールを送りたくなる。

ローズ役は監督たっての希望で本当の聾唖の子供(ミリセント・シモンズ)をキャスティングしているが、これが初映画とは思えない上手さに驚かされる。
ローズとベン、共に耳が聞こえない設定のため台詞自体も大幅に制限される。
逆にそれが映像に集中させる強みにもなっている。

時を隔てた二人をつなぐヒントは1冊の本。
そのミステリーも話をけん引する。
博物館の展示物にハッとさせられ心を奪われる。
頭ごなしに<勉学のため>と引率されて見に行くよりもこうした出会いをしてみたい。
この映画を見た後だと、自然と自然史博物館に行ってみたくなる。(笑)
予告にも使用されたD・ボウイの名曲も生きている。

ただね、親子で左利きは珍しいケースだと思った。(大人の事情なのは分かるけど…笑)

 

このレビューに対する評価はまだありません。
ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。

満足度データ

ワンダーストラック
100点
1人(4%) 
90点
1人(4%) 
80点
6人(24%) 
70点
11人(44%) 
60点
4人(16%) 
50点
2人(8%) 
40点
0人(0%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
25人
レビュー者数
9
満足度平均
71
レビュー者満足度平均
72
ファン
2人
観たい人
24人

 

返信を投稿

名前 ※ニックネーム可
メール ※表示されません
見だし
内容
※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。
※ネタばれや質問などは掲示板
オプション この作品のお知らせメールを受け取る(返信をお届けします)
レビューを初心者モードで投稿する



掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2018 PIA Corporation. All rights reserved.

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活


 

この映画のファン

  • クリス・トフォルー
  • こむらがえり

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます

ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる冬号が12/1発売!
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 4DX体験レポート
あの映画の“核心”に迫る!話題作のキャスト・スタッフに直撃!【インタビュー記事まとめ】
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ!
『インクレディブル・ファミリー』特集
ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる秋号が10/1発売!

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』まとめ
音を立てたら即死!? 全米大ヒットホラー『クワイエット・プレイス』をはじめ、あの“くまのプーさん”を実写化した『プーと大人になった僕』、豪華キャスト集結の『食べる女』など新作続々更新中! 映画論評・批評の新コーナー“critic”