映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ > 感想・評価 > イタリア映画祭2016上映作品
イタリア映画祭2016上映作品
2017/5/20 0:26
by
ゴン吉
昨年のイタリア映画祭2016で単館上映された作品。
鋼鉄ジーグは知らないけど、楽しめた。
知っているともっと楽しめるようだ。
日本のアニメが、イタリアでも根付いていたとは嬉しい限りです。
主人公は街のゴロツキのダメ人間。
悪役はもとより、ヒロインまでもイカれているという個性的なキャラの設定は秀逸。
チンピラが、ヒーローに成長する姿は共感できる。
今は誰も振り返ってもらえないような立場であっても、いつかは他人を見返したい。
ダメ人間であっても他人から必要とされたり、期待されたり、愛されれば、ヒトは変わるもの。
そんな人間の本質を描いた作品。
ヒーロー作品というよりはヒューマンドラマ。
いい意味で期待を裏切られた秀作です。
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2018 PIA Corporation. All rights reserved.