ただいまの掲載件数は タイトル55710件 口コミ 1103344件 劇場 582件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 哭声/コクソン > 感想・評価 > 泣いているのは誰

泣いているのは誰

80点 2017/3/16 2:40 by ハナミズ

哭声/コクソン

よくできた芸術作品やエンタメは世相を映す鏡ともいわれるが、昨今の日韓関係と照らし合わせるととても興味深いことが浮かび上がる。

物語は韓国の片田舎の村に謎の日本人が住み着いていることから始まる。
閉鎖的な村の規律がよそ者によって破られ、村を覆う重苦しい空気はやがて連続猟奇殺人事件に発展する。
その陰には常に謎の日本人の存在があり、取り調べる田舎の警察官の娘にも異変が表れて…。

何とも摩訶不思議な映画。『八つ墓村』が『エクソシスト』になって『ウォーキング・デッド』になる展開の目まぐるしさとジャンルを飛び越えるあたりは先が読めない。
今流行のマッシュアップだろうか。(笑)
かなり無茶苦茶やっているのだが、強引にまとめ上げる手腕はさすが『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督。

ミステリアスな日本人の正体や真の目的が明かされた時に思わずハタと膝を打つ。
こうした考えもまた韓国人の一例だろう。
今の時代だからこそ韓国からこうした作品が生まれたことを素直に受け止めたい。

謎の日本人を演じる國村隼の静かな魔物的恐怖感がとても良い。
彼の役は日本人でなければならなかったし、キチンと日本人俳優が引き受けたことも評価大。
祈祷師や警察官の娘を演じた俳優たちも全員大熱演で、その熱にやられそう。

血や汗、泥んこの強烈な匂いまでも伝わりそうで、バイオレンス激しく上映時間もやや長いため、幾分ハードルは高いかもしれないが観て損はないと思う。

タイトルにある『哭』とは泣くことを指すが、声をあげて泣いているのは誰が何のためなのか。
主人公である警察官がふと漏らす言葉が深い!

 

このレビューに対する評価はまだありません。
ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。

満足度データ

哭声/コクソン
100点
2人(9%) 
90点
3人(14%) 
80点
6人(28%) 
70点
7人(33%) 
60点
2人(9%) 
50点
1人(4%) 
40点
0人(0%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
21人
レビュー者数
11
満足度平均
77
レビュー者満足度平均
78
満足度ランキング
74位
ファン
1人
観たい人
20人

 

返信を投稿

名前 ※ニックネーム可
メール ※表示されません
見だし
内容
※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。
※ネタばれや質問などは掲示板
オプション この作品のお知らせメールを受け取る(返信をお届けします)
レビューを初心者モードで投稿する



掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2017 PIA Corporation. All rights reserved.

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活


上映情報

新宿三丁目  渋谷  阿佐ヶ谷 

他の地域

 

この映画のファン

  • 佳辰

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます

関連動画

ぴあ Movie Special 2017 Spring ぴあ映画特別号 春号登場! 春の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
90年代の名作が20年ぶりに帰ってきた! 映画論評・批評の新コーナー“critic” 『T2 トレインスポッティング2』ほか感動作『LION/ライオン』『ハードコア』『グレートウォール』等続々更新中
2大巨匠が初タッグを組んだ傑作サスペンス・スリラー!『11.22.63』特集&イッキ見試写会レポート
PFF福岡開催記念!“3つ”のお得なクーポン&割引キャンペーン!
ユーザーが選ぶ“清順映画ベスト10”投票受付中!

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

「水滸伝」のことならなんでも!匿名での書き込みもOK!月刊 水滸伝