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重すぎない絶妙のさじ加減

80点 2017/5/7 16:02 by ぱおう

追憶

開始早々から、ストーリーの流れは異様に重いのに、見ていてつらくなることはなく、あっと言う間に最近の映画では短かめの1時間40分が終わると、静かな感動が心に染み入ってきます。これは一体、何?

オープニング・クレジットは、久しぶりに観たような気がしますし、渋めの映像(構図や色彩)も、よく合っている音楽も(他の方もおっしゃっていますが)昭和的。でも、タイトル自体「追憶」である本作にはふさわしく、ちょっとレトロで落ち着いたムードを醸し出しています。

主人公が刑事なので、事件捜査が中心のストーリーを予想していましたが、それは外れで、むしろ人の絆(親子、夫婦、友人、知人、etc)が中心に描かれる人間ドラマでした。

それにしても、名優・名演でした。主役も脇役も、皆さんお見事と言うしかありません。
様々な人生の呵責を、抑制した見せ方でしっかり伝えてくるので、素直に感動します。

全体を通して最後に残る印象は、「切なハッピー」系と言えそうです。
理屈で考えると重くて悲惨なストーリーのはずなのですが、温かくて前向きな後味を残してくれます。

豪華俳優陣の名演技を活かした、シェフの絶妙のさじ加減を讃えたいと思います。

 

2人がこのレビューに共感したと評価しています。
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  • Re: 重すぎない絶妙のさじ加減

    2017/5/7 20:00 by みかずき

    こんばんは。ぱおうさん。
    みかずきです。

    私も、昨日、映画鑑賞しました。
    本作か無限の住人かで迷いましたが、時代劇ファンとしては見逃せない無限の住人を鑑賞しました。
    私好みのリアルな殺陣が良かったです。

    本作は、降旗・木村コンビ作品であり、
    加えて、豪華俳優陣、短い上映時間から、外れはないだろうと推測していましたが、その通りの作品だったようですね。

    では、また、共感作品で盛り上がりましょう。

    失礼しました。

  • Re: 重すぎない絶妙のさじ加減

    2017/5/7 20:32 by ぱおう

    みかずきさん、こんばんは。
    さっそくのレス、ありがとうございます。

    みかずきさんは、やはり『無限の住人』ですか。
    今回は、予想が的中しました(笑)
    さすが、時代劇ファンですね。
    ついでに、海外から帰国早々だと、ごはんに味噌汁、漬物でしょうか?

    本作は、シリアス好みのみかずきさんのお好みにも合うのではないかと思います。
    本格推理ドラマではありませんので、そちらを期待しなければ裏切られることもなさそうです。

    それでは、また次回、共感作品でお目に掛かれますように!

  • Re: 重すぎない絶妙のさじ加減

    2017/5/14 0:09 by みかずき

    こんばんは。ぱおうさん。
    みかずきです。

    本作、本日、鑑賞しました。

    人間ドラマ、甘美なメロディー、日本の美しい原風景という要素があって、名作『砂の器』を思い出しました。

    安藤サクラの演技が光っていました。
    主人公達を包み込む慈悲深い演技が凄かったです。

    岡田准一の、らしい、硬派な演技も見事でした。
    小栗旬も流石でした。

    昭和の雰囲気の強い作品でしたが、色褪せた感じがしなかったのは、普遍的な人間ドラマだったからだと思いました。

    邦画が得意とするジャンルの作品だったので、
    安心して観れましたし、作り手の自信も感じられました。

    日本映画ここにあり、といった良質な作品でした。

    失礼しました。

  • Re: 重すぎない絶妙のさじ加減

    2017/5/14 21:26 by ぱおう

    みかずきさん、さっそくのレスありがとうございました。

    > 安藤サクラの演技が光っていました。
    主人公達を包み込む慈悲深い演技が凄かったです。

    本作では、主役も脇役も揃っていいなと思いましたが、一人挙げるなら、やはり安藤サクラさんですよねえ。

    > 邦画が得意とするジャンルの作品だったので、
    安心して観れましたし、作り手の自信も感じられました。

    日本映画の場合、演出があざとく感じられる場合もあって、かえって興ざめになるのが怖いのですが、本作は自然な感動が湧き起こってきました。
    豪華俳優陣にも関わらず、抑え目の演出と、素晴らしくマッチした音楽、くどくないストーリー展開のバランスが良く、功を奏したというところでしょうか。

    > 日本映画ここにあり、といった良質な作品でした。

    期待値によっては、当てが外れてしまうかもしれませんが、私も同感です。
    劇場で観る価値のある作品でした。

    それでは、次回も共感できる作品でお目に掛かれますように!

満足度データ

追憶
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3人(6%) 
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6人(12%) 
80点
13人(27%) 
70点
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60点
7人(14%) 
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6人(12%) 
40点
0人(0%) 
30点
2人(4%) 
20点
0人(0%) 
10点
1人(2%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
47人
レビュー者数
20
満足度平均
70
レビュー者満足度平均
68
ファン
7人
観たい人
69人

 

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