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緊迫感に満ちた傑作

90点 2017/3/1 17:29 by odyss

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

東京に遅れること2ヵ月余り、ようやく私の住む田舎町にも来ました。

予想に違わぬ傑作ですね。

話自体は単純というか、一定の枠内で筋書きが進行するんですけど、緊迫感が持続するし、最後までどうなるか、はらはらしながら見続けることができます。

また、この映画からは現代の戦争がどのように行われるかも伝わってくる。精密機械やパソコンが発達した現代では、遠隔操作によって攻撃や偵察が行われるわけです。

と言っても、やはり現地で活動する人間は必要です。この映画では、テロリストに最も近いところで活動する英国側の人間が現地人である、というところがミソ。いや、現地人であるからこそ、武装勢力に支配されている地域にももぐりこめるわけで、いかにもの白人には不可能。でも、やはりいちばん苦労するのは現場の人間なんだなあ、と分かります。

これに比べると、高級軍人(中将)や政治家、或いはアメリカの高官などは、何かがあれば責任は問われるだろうけど、基本的に生命には危険がない場所で動いているわけですね。ただし、だから気楽と考えるのは表層的。マスコミ対策だとか、対テロリスト攻撃の論理が立つか立たないかなど、色々な配慮をしなければならないわけですから。

だからと言うべきか、生命が安全なところで事に当たっている人間ほど、他に判断をあおごうとする。ここが面白いんですよね。閣外大臣は外相の、外相は首相の判断を仰ごうとする。まあ、悪く言えば責任逃れだけど、こういう微妙なケースではどうしてもそうなるだろうと痛感させられるので、浅い「高級軍人・政治家への批判」には終わっていない。そこがまた、この映画の持つ厚みだと思います。

中将は孫(?)に買ってやる玩具のことで悩んでいる。選択を間違えたので大尉が引き取って善処しますよね。中将の孫(?)はこの映画には登場しませんが、ケニヤの女の子のおかれた立場と比較して、何とも言えない感情が観客を襲います。そこも、この映画の優れたところでしょう。

 

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満足度データ

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
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採点者数
104人
レビュー者数
62
満足度平均
80
レビュー者満足度平均
80
ファン
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49人

 

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