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欧米人の差別意識をあばく

70点 2016/6/4 12:24 by odyss

ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜

数年前、『コーヴ』という映画が作られ、なぜかアカデミー賞ドキュメンタリー部門賞をとったりしたので話題になった。

捕鯨やイルカ漁に関して、欧米人が偏見丸出しの、一部デタラメの内容の映画をでっち上げて、それが賞をとってしまうところに、欧米の根強い人種差別がうかがえる。

もっとも、日本人でも『コーヴ』を見てころっとだまされて、欧米人の偏見に染まることが国際的と勘違いしているヤカラもいるわけだが。

そういう中、日本人の手によって捕鯨問題の真実を描く映画が作られた。

捕鯨の歴史や、この問題についての論者の見解、太地町の様子、また太地町で活動しているシーシェパードに密着しての取材など、多方面にわたる映像が含まれている。

国際連盟が作られて、日本が人種差別を撤廃する提案を行ったが、英国やオーストラリアの反対で実現しなかった。この映画はその事実にも触れている。なぜなら、現在において英国とオーストラリアが強硬な反捕鯨国になっていることと、両国がかつて人種差別撤廃に反対したことには共通性があるからだ。そもそも、英国もオーストラリアもかつては盛んに捕鯨をやっていたのである。

というわけで、単に現在だけの事象だけではなく、歴史的に長いスパンから物事を捉えようとしているところが優れている。

ただ、反捕鯨を批判する側の言い分では、和歌山大学に勤務している外国人と、捕鯨国であるノルウェーの大学教授の発言が非常に理路整然としていて分かりやすく説得性が高いのに対して、日本人の発言はその点で見劣りしたのが残念である。日本人はもっと弁論の技術を磨かないと、国際化時代に対応していけないだろうと感じた。

 

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ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜
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