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ずっと2人で…

100点 2007/1/21 0:57 by STAYGOLD

愛の流刑地

いゃあ、いっぱい食わされた。
ただのエロい不倫映画と思う無かれ。

愛をまっすぐに真正面から捉えた秀作です。

ただし、ある程度ターゲットを選ぶでしょう。
まず恋愛の意味や価値を飲み込んだことのある年齢に達していないと表面をなめることしかできない。なぜなのか。なんでなのか。それを頭でなく身体で感じられなければ。そういう意味では経験がこの作品を感じるための踏み絵になる。まあ、これは仕方ない事でしょう。

劇中でも言われていますが「知っているオンナと知らないオンナ」「おしえられるオトコとそうでないオトコ」って感じでしょうか。

奇跡のようにこころも身体もとけあう出逢いがある。まあ、ただ、それだけの話ですがね。

それにしても、さすが寺島しのぶ。
生活臭あふれる役柄は彼女にとどめをさす。
トヨエツのシャープな尻も健在。

たとえお互いに守るものがあったとしても…。
めぐりあってしまったことは運命。
そして、共に生きることは生まれる前から約束された必然。

いろんな意味で、なんとも考えさせられた作品です。

※詳細感想は「理由(わけ)」自己レスにて!

 

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  • 理由(わけ)

    2007/1/21 1:09 by STAYGOLD

    たとえハセキョーの検事がダメダメでも、裁判が茶番としか思えなくても私がこの作品を肯定する理由(わけ)。

    この作品は、母の体温で撮られた作品だから。

    随所に感じられる子供に返ったトヨエツを包み込む寺島しのぶの画。某試写のティーチインの際にカントク自身が語った目線も同様の狙いだった。もう画の端々から、その意図はこぼれ落ちている。

    オトコは何歳になろうが「恋愛」にひたればこどもに還る。
    そして包み込まれる様に母性に漂う。

    たとえ、それが「教えられるオトコ」だったとしても、だ。

    年齢など関係ない。たとえ年がいくつ離れていようとオンナがオンナである価値を維持していれば、それすなわち母性の持ち主なのだ。

    結局、いつでもオトコは子宮に還りたいのだから。
    (もちろん「経験」が乏しいほどこの現実を想起することすら難しいとは思う。オスが絶滅寸前で、激しくメス化の進んだ現代を憂い手も仕方が無いことなのだが)

    まあ、いずれにせよそういう意味で、とにかく激しく客を選ぶ映画である。正直、拡大公開するより単館に向く。とても一見が楽しめるほどヤワなタイトルとはいえない。ブンガク作品がソースなのだから(東スポやゲンダイに掲載されていてもおかしくない内容でも、掲載媒体が違えば官能的なブンガクに化ける)、当たり前といえば当たり前なのだろう。

    話題のカラミに関しても、ギリギリまでひっぱる為にトヨエツ寺島しのぶ両者のほくろの数まで数えて限界を追ったらしいが、まあ全共闘世代のカントクのいっぱいいっぱいがここまでと言うだけ。苦肉の着地点か。

    TVと映画の違いに関して私が投げた質問に、TVはどこにも入り込めるペニス。映画は、全員でひとつの画を感じる恐怖。そう答えたカントクでさえR15のカベを感じた場合ここまでしか踏み込めなかった。

    惜しい。

    愛を描くなら寺島しのぶが立ったままのトヨエツの胸を吸い、少しづつ下に下りていくシーンは、あの様に逃げるべきではなかった。

    奉仕。

    見返りのない行為。

    無償の愛こそ、味をしらなかった冬香の覚えたカタチでありしるしのはずだ。

    なぜ、そのまま後ろからなめた画で、ゆれる寺島しのぶの髪の毛のアップと愉悦の表情のトヨエツのアップをオーバーラップさせないのだ。ロングカットで無意味に語る必要は無い。客に感じさせればいい。想像させて、立たせ、濡らせばいい。ただ、それだけだ。照れている場合では無い。

    このシーンがあれば、自らを消し去ってまで愛を守りぬいた冬香の凄絶が、ぎらりと妖刀の光を放ったのに…。

    まあ、豪華なバイキャラはあくまで幕の内弁当のオカズ。このタイトルは、オカズよりも寺島しのぶという艶々の白米に注ぎ込まれたトヨエツというねっとりしたナマタマゴをよくかきまぜ存分に味わう作品だ。

    濃厚で濃密な愛のカタチ。

    杓子定規なアタマでしか物事を捉えられない目線より、その中身をすすれる、すすろうとする恋愛を見た母性を持つ方に見て欲しい作品と言える。

    (こどもや、肉親の視点を考えた瞬間に、この作品の意味は破綻する。もともとブンガクにジョーシキを求めてどうする?また、夫の不誠実に「不実」を感じない方も厳しいだろう。家庭を守るために一家の主がハードに働くなど当然のこと。至極当たり前で珍しくもない。だから、この国はダメなのだ。それを美徳と考える無能。仕事を理由に妻にオンナを忘れさせた自分自身を悔いるべきなのに…。妻も母である前にオンナなのだから)

    ただ、重ね重ねバイキャラの粗末な使い方が惜しい。
    ねェ、カントク。どうにかならなかったんですかねェ。

    ※2007・1・7鑑賞 有楽町:東商ホールにて!

満足度データ

愛の流刑地
100点
5人(3%) 
90点
13人(9%) 
80点
16人(11%) 
70点
24人(17%) 
60点
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9人(6%) 
30点
7人(5%) 
20点
3人(2%) 
10点
7人(5%) 
0点
3人(2%) 
採点者数
134人
レビュー者数
57
満足度平均
60
レビュー者満足度平均
66
ファン
2人
観たい人
36人

 

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