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…風に舞う花びらのような儚い日々を生きていても、誰かとの絆や友情を信じて、生きていけたなら…

80点 2013/6/6 6:21 by 中村潤之介

ペタル ダンス

2013/06/05(水)吉祥寺バウスシアターに観に行った
『ペタル ダンス』
…この作品は、
予告編とかも一度も観たことはなく、
全然知らなかった作品だけど…
ただ、4月末とかGW頃に、
他の映画館、新宿武蔵野館や渋谷シネクイントでやってるんだな、
というのは、チラッと映画館のHPをチェックした時に、
載ってたので初めて知って…
で、
自分の中での興味が湧いた点としては、
宮崎あおいと忽那汐里が出ている、
ってことで、この2人が出てるなら、中味が何であれ、
ちょっと観てみたいかな、
っていう…その程度のアレだったんだけど…
ただ、
今、予算的に苦しい状況だってことと、
新宿武蔵野館と渋谷シネクイントは、
毎週の男性サービスデーがない映画館だから、
自分の中では毎月1日に行けなければ、もう縁がなかったな、
という映画館なんで…
縁がなかったかな、と思ってたんだけど、
家の近所の吉祥寺バウスシアターで、
5月末から2週間限定でレイトショーってことで、
上映されると分かったので、
今回、

…まぁ、観て、何かしら、感じられればいいな…

…っていう程度の気持ちで、観てみて…



…最後、少し涙出たから、観た甲斐は、あったと思う…
メインの女性キャラ4人は、それぞれ内に秘めた部分があり…
あと、この作品は、
男性主人公キャラの添え物やお飾り的なヒロインキャラ
ではない宮崎あおい
っていうのも、興味ある一点だったけど、ソレも、よかった…



…っていうのが観た直後の率直な感想。
この作品はもう、
複雑な筋とか伏線とか背景とか、あるわけではないんで…
特別あれこれと書くこともないけど…
印象に残ったのは、
OPのところから、音というか、声が、
その録り方がとも言えるのかも知れないけど、
ナチュラルだなぁ…
みたいなことと…全体的に薄暗い天気だったり光景の、
そういうアレが多いけど、
でも、静かで美しい映像、みたいなのと、
登場人物全てがそうとも言えるけど、
特にやっぱり、4人のヒロイン達のそれぞれが、
全身像でも表情のアップでも、
綺麗に、かつ、雰囲気が醸しだされる様に映し出されていて…
じーっと惹き込まれて最後まで、
観てしまったな、
という感じ。
説明の為の台詞とか、そういうのも基本なくて…
何というか、
勿論、映画館で、スクリーンに映ってるものを観てるんだけど、
まるで、
現実に普通に日常で、
彼女達が行動したり小旅行したりしているのを、
すぐ横とか後とか、近くに自分がいて、それを眺めているかのような、
そんな感じで観れる感じなのも、
よかったな、
と。
この作品の監督のことは全く何も知らないので、
ソレがこの監督の特徴的な手法なのかどうかは、知らないけれど。


序盤とかは、
日常にリアルにありそうな、気まずい瞬間とか間とか、
その空気感がよく出てたな、
ってことと、
3人(ジンコ、素子、原木)が会いに行くミキの…
ジンコ、素子とミキの関係性と、
原木と姿を消した友人のキョウコの関係性、
をやっぱり観客としてはダブらせて観てしまうから…
原木は当然、
ジンコ、素子とミキの様子を見ていて、
自分自身とキョウコのことを思ってるはずで…
原木がジンコに、
自分も友達がこれこれで…みたいなことを打ち明けるのかどうか?
っていう部分も、どきどきしながら、
見守るような気持ちで観てしまっていたり…
で、
仮に言うとして、どういうふうに、どれだけ話すのか?
みたいな部分も…
その辺も、
観ていて、あぁ、そういうふうに伝えたか、
みたいな…
その辺も興味深く観れてよかったのと、
そんなこんなで、全体的に皆、
小旅行と言ったって、バカンスの旅行とは違う、
皆こう、重苦しいモノを秘めた道中であり、
向こうに着いてから、であったり…
そして、
病院に入院しているミキ自身も当然…
だから、
あの、病院の屋上で再会を果たした時の、
ミキのリアクションも、
色々と興味深かったし、リアルだったなってのと…
その時に、
自分は、その時のリアクションの一部を、いいほうに解釈したけど、
そうじゃない正反対の可能性もあったわけで…
その辺も、
観てる側としては、もやもやとした状況のまま、
映画の中の4人は、
翌日、海に行き…最後に、ミキがジンコと素子に、
気持ちを伝えたところは、
自然と涙が出てきて…とりあえず、よかったな、
と。
多分、
海に飛び込んだ時ってのは、
自分には心配してくれる人とかも誰もいない、
っていうような孤独や絶望感に支配されてたんじゃないかと思うし…
病院で再会した時には、
自分は一人じゃなかったんだ!心配して駆けつけてくれる友達がいたんだ!
と気付いて、
ああいうリアクションだったんだろう、
と…自分としては、
その場面でそう感じたけど、実際にそうだったかどうか、
が、その最後の場面ではっきりするんで…
そこまで、
しっかりと観客を最後まで惹き付けて、
静かで重苦しいテンションがずーっとありつつも、
最後少し、救いのある結末で…
なるほどな、
と。

展開は静かでシンプルだけど、
色々と感じさせられ考えさせられて、
静かに深く内に秘めた想いを映しだし紡ぎだした、
そんな作品だったな、
と。


…余談で…
この作品内の場所とかは、
最初、原木やジンコがいた町がどこで、
ジンコ達の故郷らしい北のほうの町が、どこなのか…
が自分には全然ちんぷんかんぷんで…
原木達がいた場所も、
東京じゃなさそうだしな…って感じで、
東京近郊のどこかなのかな…みたいな部分と…
車で向かっていく、
多分、北のほう、ってのも…
途中、道路標識で、地名みたいなのが出てる場面が一箇所あったけど、
全然自分の知らない地名だったから、
全く分からず…
だから、海とかも、もしかしたら分かる人が観たら、
目的地に着くまでの途中のも、
着いてからのも、どこそこの海、と分かるのかも知れないんだけど…
自分は全く分からず…
まぁ、ソコは話の本質じゃないから、いいんだけど…。
ただまぁ、
この海って、日本海側?太平洋側?とか、そんなのも、
自分には全然判断する為の基準がなくてアレだったけど…ただ、
エンディングのクレジットでは、
千葉県と青森県の何かが表示されてたから…
千葉の辺りから車で青森辺りまで行ったということなのかな?
と漠然と思ったり。


…とりあえず、個人的には、心に響く部分が何かしらあって、
最後には、一粒二粒程度だけど涙も出たから、
最低限、観た甲斐はあった、
そんな感じ。
…ってことで、80点。



以上。

 

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満足度データ

ペタル ダンス
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