ただいまの掲載件数は タイトル57400件 口コミ 1124377件 劇場 594件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > レッド・ステイト > 感想・評価 > テキサス・ファナティック・マサカー

テキサス・ファナティック・マサカー

80点 2013/3/21 21:08 by くりふ

「シッチェス映画祭」ファンタスティック・セレクションの1本として、
シアターN渋谷で上映された作品ですが行けず、レンタルしました。
これオモロイです。シッチェス・グランプリもわかる気がするな。

殺伐として、泥臭くて、黒くて、銃弾飛び交って、どこか懐かしい。
かつての名画座二本立てで、拾い物に出会ったような感覚でした。
全体安っぽいんですが、人物が皆安っぽいから、よいバランスです(笑)。

タイトルは、共和党支持者の多い「赤い州」の意味だそうですが、
物語の元ネタは、1993年のブランチ・ダビディアン事件でしょうね。
こちらの武装既知外教団は、地道な「殺人布教」がバレて逆ギレ戦争へ。
あちらより教団規模がこぢんまりなのは、やっぱ制作規模のせい?
このネタでは資金が集まらず本作、自主制作したそうですからね。

ごく軽いトーチャー・ポルノな面(生贄は男だけど)もありますが、
基調は濃ブラックコメディで、ひきつり笑いで楽しむのが正しいかと。
アメリカのある側面、という意味ではノンフィクションでしょうが。
ゲイや中絶反対派など、教義に背く者を憎み本気で殺したい連中が、
堂々と蠢いてるでしょうから。日本にいるから笑ってられるのかも。

しかし教団の既知外ぶりに、政府が負けないあたりはさすがです。
宗教テロめんどくさ、と○○法を盾にした「大掃除」が始まっちゃう。
9.11から喉元過ぎて熱さ忘れたのか、あっけらかんと投槍モード。
既知外にうんざりするのもわかるからつい、笑っちゃうんですが。

実行部隊となるATFのリーダー、ジョン・グッドマンがすごくいい!
既知外と、上層部の無茶ぶりに挟まれうんざりしつつ、やるこたやる。
何度か見せる、映画の気分を代弁する口ポカン演技がお見事です。

一方、既知外教祖役マイケル・パークスの胡散臭さがまた良しです。
一見、好々爺なのに眼が違う(笑)。何曲も披露する狂団愛唱歌も素敵。
便所掃除のBGMにしたら大変はかどりそう。サントラほしいぞ(笑)。

既知外に刃物、の魅力が出ちゃってるところがまた、ヤバイ面白さ。
狂信者でも銃を持つとカッコイイ!(笑) ペキンパー映画の人物の如く、
滅びの美学を一瞬、体現するムダな輝き。神背負うワイルドバンチか。
共感は皆無ですが(笑)。こんな輩は死んだ方が、神も気が楽だろうね。

最後で巨大スケール、と錯覚させるような終末論までカバーしてます。
世界の終りをこんなお安く迎えられるなんて、びっくりしました(笑)。
ここでのジョン・グッドマンはすごいです!…口ポカンの極みで。

全般、シャレにならぬ話をシャレにするさじ加減が、巧いんですね。
こんな切り口からタブーに手を突っ込む映画、もっと出て来ないかな。

 

1人がこのレビューに共感したと評価しています。
ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。

  • 間違いに気づきました

    2013/4/3 18:39 by くりふ

    >ゲイや中絶反対派など、教義に背く者を憎み本気で殺したい連中

    書くとき何を勘違いしたのか、ここで中絶反対派としているのは、
    逆で、標的にされるのは中絶をよしとする人たちのことですね(恥)。
    訂正いたします。

  • おお、知らぬ間に2本もDVDが・・・

    2013/4/6 23:37 by Baad

    おひさしぶりです。

    『アルゴ』のケヴィンつながり、というわけではありませんが、なつかしケヴィン・スミスの名前を見つけたのでこちらにお邪魔します。

    ベン・アフレック、ケヴィン・スミスの映画に出ている頃はかわいかったのに、あんな中途半端に優等生ぶった映画撮っちゃって(ぶつぶつ)。この映画にはまさかカメオ出演とかしてませんよね?
    それはともかく、共同脚本でケヴィン・スミスにも入ってもらったらもうちょっとましな展開の映画になったかも、とちょっと思ってしまったというのは余談。

    くりふさんのレビューを読むと『ドグマ』以来の意欲作のようで楽しみです。
    『ジェイ&サイレント・ボブ帝国への逆襲』を最後にケヴィン・スミスは見ていませんが、知らない間に2本もDVD・スルーしてたんですね。

    また、『ドグマ』の時のようにブーイングの荒らし(←嵐にあらず。実際、映画の中で、ジェイ&サイレント・ボブが荒らしのティーンエイジャーにお仕置きしに行って憂さ晴らしをしていたりします)さらされてしばらく無難な映画撮る事になるのかな、とちらっと思ったりもしたが、見るのがちょっと楽しみです。

  • さよなら?ケヴィン

    2013/4/7 2:53 by くりふ

    おひさしぶりです。…おひさしぶりばかりな気がしますね(笑)。

    私、この人の監督作品、本作以外まともにみてないんですよ…。
    だから過去作との比較はできませんが、
    ドギツイ題材を、しれっといけしゃあしゃあと撮ってる感じがします。
    尺も88分で、スグにみられて忙しい人にはやさしい作りです。

    但し、体感的に大半が銃撃戦で、死者大量発生の過激さはあります。
    狂信者による拷問死も出てきます。何だか軽いんですけどね(笑)。
    ベンちゃんは出てませんね。役者は、いい顔選んでるな、と思います。
    最後に出てくるパトリック・フィスクラーの嫌らしさなんて最高です。
    私は『マルホランド・ドライブ』で強烈に覚えた顔だったんですが。

    本作、特集上映として劇場公開はされたんですよね。
    <リンクURL>
    でもDVDでみて、さほど大画面でみたい欲は出ませんでした(笑)。
    劇場なら名画座が似合うな。画の贅沢さは、さほどないと思います。

    …ところでこの監督、引退宣言しているんですね。
    ニュースが出てるのは競合サイトばかりなので(笑)、
    リンクはるのは避けますが、ググるとすぐに出てきます。
    何があったんでしょうね。

    『アルゴ』のベンちゃんですが、何だかつっ立ってばかりで、
    作中でのトニーという人物がよくわかりませんでしたよ、私は。
    ベンちゃんには詳しくないですが、傍若無人でヤリチンという悪評を
    覆すべく監督業で再起を賭けた、て認識で合ってますかね?(笑)
    優等生ぽいのは、まだまだ善人イメージ醸成中ってことも
    あるのではないでしょうか。

  • 次回で終わりはいつものあれ?

    2013/5/3 22:59 by Baad

    やっと見おわりました。

    見て目から鱗というか、あまりにおやすい作りにびっくりしました。
    調べてみると予算規模ならこれより小さい作品もこの監督手がけているんですが、ベン君主演の漫画家同士の変則ラブコメは低予算当然の分野だったし、それ以後出世したこともあって、似た分野の『ドグマ』はもっと派手な作品でしたから、こういうチープ感は意外。

    やはり、よほど出資者があつまらなかったんでしょうね。

    基本コメディー映画の監督ですし、聖書とか外伝をオタク的にこねくり回してアクション映画作っちゃう人ですから、拷問シーンも軽いの仕方ないですかね。ベンもドグマで◯◯◯吹っ飛ばされていましたし。

    顔の選び方が上手いのは昔からです。それだから低予算でもそこそこ見られる。

    引退宣言は、映画からみたいですね。
    ネットで調べたら、テレビの仕事とかポッドキャストとかコミックの執筆とか俳優とか手広くやっている上に(この辺は私も知らなかった。)引退ではなく、シリーズ完結宣言も以前した事があって、最終作品の評判が良かったので無事撤回したりもしています。
    その時の最後の作品もジェイ&サイレント・ボブだったので、今回は最初から撤回する予定で宣言したんじゃなかろうか?

    >ベンちゃんには詳しくないですが、傍若無人でヤリチンという悪評を
    覆すべく監督業で再起を賭けた、て認識で合ってますかね?(笑)

    この辺はよくわかりません。
    ケヴィンともジェニファー・ロベスも出ていたホームドラマの宣伝で喧嘩したとかあったみたいですが、今も友だちみたいだし、ケヴィンの映画に出ていたベンは面白かったので私はそれしか興味ありません。

    英語版のwikiの作品情報だとこの映画はアメリカでは賛否両論が凄かったらしいですが、タランティーノとベン・アフレックは気に入っていて、タラちゃんは配給に協力、ベンはこの映画をみてジョン・グッドマンとお教祖さん役のおじさんと長女役のケリー・ビシェさんを『アルゴ』にキャスティングしたそうですね。

    だったら脚本も手伝ってもらえよ、と言いたい所ですが、この映画も流れで思いつきでああいう結末になったみたいで、だとすると面白さとか説得力の差は細部の詰め以外では、ネタが国内で完結しているかそうでないかあたりにありそうに思えてきました。ということはケヴィンが企画にかんでもあんまり変わらないかな、と思ったりもしました。

    この映画自体はさほどディープな映画でもない様な気もしますが、このへんちょっと調べてみてアメリカの複雑さもフラットさも同時にかいま見てしまった気分です。

    でもって、資金も回収出来ていないみたいですが、これもこの監督には珍しい事のはずです。何を思ってこの映画の製作にここまでこだわったのでしょうね。

    くりふさんがこの映画のレビューを書かなかったら、これを見る事もなかったと思うので感謝、です。

  • ボブと聞けばツイン・ピークスの犯人を思い出したり

    2013/5/4 3:36 by くりふ

    とりあえず、楽しめたようで、なによりです。
    が、私はこの監督周りはホント無知なので、大したこと書けません…。

    Baadさんの投稿にレスしようかとも思ったのですが、
    こちらに頂いたので、少し合わせ技でお返ししようかと思います。

    引退宣言は、真に受けない方がよさそうなんですね。
    本作の感覚は好きなので、次がどんなかわかりませんが、期待します。

    ベンちゃんの件は、ラズベリー受賞の『ジーリ』辺りの頃が酷かった、
    と複数で読んだり聞いたりしたので書いてみましたが、
    別にどうしても知りたいとかはないので、スルーしてください(笑)。

    >タラちゃんは配給に協力、ベンはこの映画をみて
    >ジョン・グッドマンとお教祖さん役のおじさんと長女役の
    >ケリー・ビシェさんを『アルゴ』にキャスティングしたそうですね。

    これは情報ありがとうございます。なるほどー。
    ケリーさんは気づきませんでしたが、逃亡大使館員の一人なんですね。
    教祖マイケルさんは、タラ組常連なので、私はその印象が強いです。
    『ジャンゴ』では終盤で、タラちゃんと共演していますね。

    >資金も回収出来ていないみたいですが、
    >これもこの監督には珍しい事のはずです。
    >何を思ってこの映画の製作にここまでこだわったのでしょうね。

    これは、Baadさんの投稿にあった、
    「現役のアメリカ人映画監督としてはめずらしくまともな人みたい」
    というのに絡んでるとか?まともだからこそ、今の自国にある、
    こんな狂気については言っておきたい、みたいな。
    私は笑う映画で、社会派ドラマとはあまり感じませんでしたが。

    あと、今現在のBaadさんの投稿に、一つ突っ込んでいいですか?
    カルト教団と戦うのは、FBIではなくATFです。
    アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局。…長ったらしい!
    火器の違法使用を取り締まる、今はFBIと同じ司法省内の機関です。
    紆余曲折あったらしく、30年代は財務省の酒税部隊になったりして、
    その時のメンバーが、エリオット・ネスなどのアンタッチャブル!
    ブランチ・ダビディアン事件の時も、まずはATFが強制捜査に入り、
    収拾つかなくなってFBIに引き継いだ、という流れのようです。
    本作でも、ジョン・グッドマンが、この時の事情を意識してなのか、
    俺たちがやらなきゃ、FBIにおいしいとこ持っていかれる…
    みたいな愚痴をこぼしていたかと思います。

    では、今回はこんなところで。

  • ディープ?すぎる世界

    2013/5/5 0:19 by Baad

    こんばんは。

    ATFについて教えてくださって有り難う御座います。映画で見ていてもFBIとの関係が判らず、FBIの下部組織だろう位にしか思っていなかったのですが、別組織で国内にかんしてはテロの取り締まりまで守備範囲なんですね。映画では保安官が困ったあげく室内に貼ってあった書類を見てATFに連絡を取っていましたが、ATFだと保安官の隠しておきたい秘密が守られるのだろうか?と不思議に思ったりもしました。

    早速レビューの方訂正して、ついでにジェイ&サイレント・ボブのこともすこし書き加えてきました。

    久しぶりにケヴィン・スミスの映画を見たうえに、結構面白かったので舞い上がってしまって結構訳の判らぬ事を書き連ねてしまったようで申し訳ありません。

    引退宣言に関してですが、

    >その時の最後の作品もジェイ&サイレント・ボブだったので、今回は最初から撤回する予定で宣言したんじゃなかろうか?

    というのは意味不明でしたね。
    今回の最後の監督作となる映画は「クラークスIII」でした。一応、クラークスのシリーズにはジェイ&サイレント・ボブが出るお約束にはなっているのですが、あまり関係なさそうですし。
    でも、前回の引退宣言のときは直前に『ドグマ』でキリスト教関係から批判を浴びていたということがあり、今回も宗教政治がらみの映画を直前に撮っているので、なにかの予防線かな、という風に私は感じてしまったのですが、この辺は本国のご本人じゃなくてファンのtwitterとか追ってみたら事情が判るかもしれませんね。

    >私は笑う映画で、社会派ドラマとはあまり感じませんでしたが。

    こちらも、言われてみればたしかにそうなんですが、他の映画はもう少し無邪気に笑えますから、つい社会派ドラマと思ってしまいました。カテゴリーとしてはコメディー以外にありえないですが。

    >まともだからこそ、今の自国にある、
    こんな狂気については言っておきたい、みたいな。

    で、これにかんしては、ほんとうに判らないんですよね。ラストが会議室での報告のような形で終わっているのは、最後に用意していた最後の審判のラッパが響き渡るドタバタスプラッター場面が予算の関係で実現しなかったかららしいのですが(これはimdbとかwikiにしっかり書かれています)、それが事実なのか、あのラストが撮りたかったから売れっ子オタク監督なのにわざわざ予算の集まりにくいテーマを探してきたのか、ちょっと判断しかねるところがあります。
    多分、どっちもアカウントさえ取れば誰でも書き込めるメディアでしたよね。

    『アルゴ』でのベン君の目立たない細部での何か言いたげな念の入った二重否定が目立つ演出とかも考え合わせると、今アメリカでストレートにものを表現して許されるのは映画だとオタク系の監督しかいないんじゃないかという気もするのですが、ベン君も込みで一筋縄ではいかないような感じがしてきました。

    なんだかとりとめがなくなってしまいましたが、今日はこの辺で。

  • 訂正です

    2013/5/5 0:36 by Baad

    > 最後に用意していた最後の審判

    当初予定していた最後の審判

    の誤りでした。申し訳ありません。

  • 新作上映中

    2017/7/17 15:42 by Baad

    お久しぶりです。この監督の新作情報は某所から聞いていたのですが、いろいろあって、とりあえずお知らせまで。

    知らないうちに新作上映中らしいです↓
    <リンクURL>

    またも擬似ホラーらしいです。
    この前作は本格不気味ホラーらしく、某所で配信されていたのを観たのですが、15分でギブアップ。それに出演している二人の女子高校生コンビニバイトを主人公にしたスピンオフらしい。

    なんか、迷走していますが、なぜか前作は劇場公開までされたみたいです。信じられません!!

    「Mr. タスク」作品ページ↓
    <リンクURL>

    「コンビニ・ウォーズ〜バイトJK VS ミニナチ軍団〜」作品ページ↓
    <リンクURL>

    お邪魔しました

  • ケヴィン・スミマセン

    2017/7/17 23:47 by くりふ

    情報ありがとうございます。

    『レッド・ステイト』は面白かったですが、その後ケヴィン掘りはまったくやっておりませんでした…。

    『Mr. タスク』はケヴィン知らずのまま、劇場行こうかと血迷ったが止めてしまっておりました。

    今度の『コンビニ・ウォーズ』の方は単純に楽しそうです。でも、劇場まで行くべきかなあ…とは悩むところです(爆笑)。

    個人的には、リリー=ローズ・デップ初主演、てのが気になりますね。先日みた『ザ・ダンサー』でイサドラ・ダンカンを演じていたのですが、お嬢ちゃん背伸びし過ぎ!という残念感があったので、こちらの方が身の丈に合って、魅力的に撮られている気がします。

    父ちゃんジョニデも共演しているんですね。しかも、主演コンビのもう一方は、ケヴィン監督の娘なのですか。なんという家庭内手工業!(笑) すっかりメタボキャラが定着したようなハーレイ君が、ネオナチ?らしきところもいい味です。

    劇場行くか、真剣に考えてみます(笑)。

    ではまた。

  • カナディアン・ディスりプレス

    2017/7/18 2:30 by くりふ

    コンビニですが、これは的確なのでは?という評をたまたま見つけました。個人ブログですが、リンクフリーとあるのでご紹介。

    <リンクURL>

    これを読んでいたら、ますます見たくなりましたが、ますます財布の口が重くなりました。どうすっかな。

    ではマタ。

  • 思い出したので。

    2017/8/21 12:16 by くりふ

    都内での公開は終わってしまいましたが、買っといてパラ読みのままで忘れていた、映画秘宝8月号の監督インタビューを思い出しました。

    ・カナダは変な国として大好き。テキサスがいつも、何だか狂った場所として描かれることと同じような捉え方をしている。
    ・今回は『グーリーズ』などの80年代風コメディ・ホラーを狙った。
    ・ミニナチを演じているのはある事情から監督本人。
    ・次回作はヘラジカ版ジョーズ(笑)。そこまでで極北トリロジーの三部作だそうな。
    ・ジョニデは出たがり(笑)。

    といったことが語られていました。読み直すと楽しくて、この監督の人柄も出ており、(ごく一部では?)人望もまあ厚いのだろうな、と偲ばれます。

    トレーラーを見て、映像自体はしっかりしており、『ムーンライト』と同じ撮影監督であることも確認していたのですが…劇場行きはやっぱり、二の足ふみ(笑)。

    劇場でみられたら結果、教えてください。
    もしかして、名画座にかかったら行くかもしれません。

  • 物好きにも見てきました

    2017/8/30 21:53 by Baad

    近くの名画座兼ミニシアターで見てきました。

    これは微妙ですね。
    なんというか、この監督の映画としては極めてひねりがなくてストレートですが、原因はどうもデップもケヴィンも娘さんたちには頭が上がらないからなのだろうと見た。

    カナダをディスっているのはMr.Tuskの方がわかりやすかった。こちらはこなれてきてる部分、外国人にはわかりにくい感じ。

    お話は単純なんで、JK二人の可愛らしさで見るしかないです。二人とも結構可愛いくて、リリー=ローズ・デップは歌もかなりうまいです。お母さんのヴァネッサ・パラディーほどパンチはないですが、磨けば歌手としてもやっていけそうな感じですね。

    でもって、ミニナチはハーレー君じゃなく監督自身が演じているのだそう。ハーレー君はカナダのナチ指導者(第二次大戦中すでに死亡)の役でした。

    ケヴィンの奥さんこそ出てないですが、ヴァネッサ・パラディーも普通に出演してますし、ファミリー・ムービーですね。

    リリー=ローズのアクションとハーレイ・クインの贅肉が可愛らしくて、スクリーンで見る価値はあったと思いますが、内容はなんだろう、ケヴィンもデップも娘に振り回されてしあわせなんだろうなあ、という映画でした。

    あまりに日常的な映画なので、とっても飲み込みにくかったMr.Tuskを口直しに見たくなってしまいました。
    でも、グロいから多分見ないと思いますが・・・

  • すごく不細工な我が子みたいな映画

    2017/8/31 11:24 by くりふ

    レポートありがとうございます。

    やっぱり、楽しそうですが、基本は親バカムービーっぽいですね(笑)。

    ひとつ前のレスで書きましたが、ミニナチ役が監督だとは知っていたのですが、ハーレイ君はネオナチでなく現役(笑)なのですね。戦時中にいいもの食べていたのかなあ。

    前記した同じインタビューからですが、ミニナチは予定していたジェイソン・ミューズがかぶりものアレルギーで、しょうがないから自分で演じることにしたそうです。

    制作動機として、娘ともよく映画に行くが、彼女たちの世代がヒーローとなる映画を作ってやりたかった、とも語っています。

    また、親としてみれば非常に美しいところがある、すごく不細工な我が子みたいな映画、だそうです。

    リリー=ローズ・デップを眺めて楽しいことは『ザ・ダンサー』で知ったので、見たくはあるのですが、やっぱり劇場行くぞ!という鼻息は出ません(笑)。が、『Mr. タスク』と二本立て上映があれば、逆にちょっと惹かれますね。毒を食らわば皿までみたいな。

    首都圏では後、横浜で上映予定ですが、名画座での二本立て上映を待ってみます。都内ならどこかでやりそうな気がする。その時になって、実際行く気になるかはわかりませんが(笑)。

    ではまた。

  • レンタルでみましたのでご報告

    2017/11/8 13:10 by くりふ

    すっかり『レッド・ステイト』から離れましたが(笑)、同監督作という事でご報告しますと、『コンビニ・ウォーズ』レンタル始まったので借りまして、レビュー投稿の方にも感想上げました。

    まったく予想通りの中身で、予想の通りの点では楽しめました。リリーちゃんと、キャンディ・カラーの撮影を眺めるだけで、レンタルでみる分には元が取れました。

    レビュー投稿にも書きましたが、ケヴィン監督は元々、アメコミオタクでしたっけ? その点はピンと来た(笑)。過去に、コミック作家を扱う映画があったような気もしますが、勘違いかな。

    続きがあっても、レンタルならみてもいいかな。もちろんリリーちゃん必須で。

  • ついに、ですか

    2017/11/9 0:31 by Baad

    IFFJ関係のスレではすれ違い続きで、なんとなくお久しぶりです。

    やはり親バカムービ以外の何物でもないですよね〜。
    でも娘さん達も、バネッサ・パラディーも生き生きしていて楽しかったです。

    >レビュー投稿にも書きましたが、ケヴィン監督は元々、アメコミオタクでしたっけ? その点はピンと来た(笑)。

    そうです。ジェイソン・ミューズとコンビ組んで擬似アメコミキャラでほぼ全てのコメディー作品に顔を出しているくらいのアメコミおたくです。
    このコンビがすきなので、昔はおっかけてビデオなどで観ておりました。
    ついでに変なふうに宗教オタクでもあります。

    >過去に、コミック作家を扱う映画があったような気もしますが、勘違いかな。

    ありました。『チェイシング・エイミー』。
    ベン・アフレックがアメコミ作家でアメコミ作家同士の恋愛話。結構よくできています。

    ちなみに、セクハラ方面で話題のあの御仁に育ててもらって成功したとのことで、知らぬこととはいえ、売り上げの一部を罪滅ぼしになんたら、という記事を最近どこかで読みました。一時ミラマックスの稼ぎ頭の一人だったみたいです。

  • 確かに、何となくお久しぶりですね。

    2017/11/9 12:06 by くりふ

    ヴァネッサ・パラディは顔すっかり忘れていたので、曰くありげに撮られているこのオバチャン誰だっけ…と気づくのに時間かかりました。リリーのフランス語遣いがネタのように使われていて、物語上はまったく関係ないようでしたが、母ちゃん仕込みだよ、て内輪ウケ狙っただけなのかな。

    >ありました。『チェイシング・エイミー』。

    ああ、そうでしたね。一連の過去作品は何処かで追いかけようかと思いつつ、未だ後回しになっておりまして。『チェイシング・エイミー』は漫画家ネタということからか、安野モヨコによるコミカライズもありましたね。併せて読んでみようかな…借りられたら。

    “あの御仁”の件、ケヴィン発言で適切な記事はこの辺りかな?
    <リンクURL>

    読む限りは、この通りに信じてよさそうな気がしました。…一方、仲良しのベンちゃんやマットくんは大変みたいね。

    今回の事件で、膿が出し切れればよいことだとは思うのですが、“あの御仁”が叩かれたトリガーも、以前より御仁映画が売れなくなり威光が薄まったから…のようなので、結局はモグラ叩きの一匹で終わるような気がします。

    では。

満足度データ

レッド・ステイト
100点
0人(0%) 
90点
1人(5%) 
80点
3人(16%) 
70点
6人(33%) 
60点
4人(22%) 
50点
1人(5%) 
40点
2人(11%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
1人(5%) 
採点者数
18人
レビュー者数
8
満足度平均
62
レビュー者満足度平均
63
ファン
1人
観たい人
10人

 

返信を投稿

名前 ※ニックネーム可
メール ※表示されません
見だし
内容
※ネタばれ、個人・作品に対する誹謗中傷はご遠慮下さい。
※ネタばれや質問などは掲示板
オプション この作品のお知らせメールを受け取る(返信をお届けします)
レビューを初心者モードで投稿する



掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2017 PIA Corporation. All rights reserved.

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活


この映画のファン

  • Garbera

 

ユーザ登録をするとこの映画のファンに加わることができます

関連動画

関連動画がありません

関連DVD

レッド・ステイト DVD

  • 定価:1944円(税込)

 

ぴあ×ららぽーと “エンタメ・コレクション” Vol.4『オリエント急行殺人事件』無料特別上映会ご招待!
まるでおじいちゃん版『オーシャンズ11』!?『ジーサンズ はじめての強盗』特集
スーパーヒーロー、遂に終結!DCコミック映画まとめ
ぴあ Movie Special 2018 Winter ぴあ映画特別号 冬号登場! 冬の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
物語、演出、キャスト三拍子揃ったエンタメ快作! 関ジャニ・丸山隆平主演『泥棒役者』ほか『火花』『gifted/ギフテッド』など11月公開の話題作更新! 映画論評・批評の新コーナー
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

ぴあ Movie Special 2017 Autumn ぴあ映画特別号 秋号登場! 秋の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』まとめ