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路傍のゲイシャ

60点 2009/10/10 1:09 by ハナミズ

ロボゲイシャ

 『片腕マシンガール』を創作した井口昇監督。
残った片腕をもがれてしまったか、“血”を抜かれてどこへ行く…。
今でも『片腕マシンガール』を初めて見た時のインパクトは強く残っている。
低予算ながらも「面白いものを作ろう」とする意気込みに力みなぎった映画だった。
何か先の明るさが見えた気がした。

 アメリカ資本だが、<その手の筋>のファンを虜にして、国内からも評価は高まり、ついには国内資本で同系統の映画制作を…というのは、理解できる流れであるが、恐れていた「リミッター」がついた。

<血を流すな。>
くうぅぅぅ〜〜〜。グロを減らせということらしい。

 クリエイターに制限をつけて、前作以上のものを残せという難題か。
こう言っては何ですが、出来るくらいなら前回やっているのでは?(苦笑)
せめて「口を出すなら金も出す」…というならいいのでしょうが、相変わらず低予算。撮影日数の長さが上映日数より短い。(特別ロングランでもないのに!)

 さて、そんなグチを言っても始まらないので、内容について目に留まったことを…。

 『片腕マシンガール』の後を受けただけあって、海外から見たステレオタイプのニッポン・アイテムのオンパレード。
<芸者・しゃぶしゃぶ・富士山・天狗・日本刀・ロボット>などなど。
永井豪ワールドに通じるセンスは相変わらず。
その意味では、“この手”が好きな人には一見の価値はあると思う…。
「血が流せないなら、ロボットにして油を流してしまえ。ついでに芸者と合体だ。」というアイディアには頷けるものの、ドライなブラックユーモアが薄くなった。
血と油では<重み>が違う。例えそれが作り物であっても。

 だが、逆に引き算だけではなくプラスの魅力もある。
前回にはなかった日本の奥ゆかしさ…上品さみたいな味わい。(かなり奥ゆかしくて分かりにくいが…笑)その意味で最後の「絵」はかなり気に入った。

 主演の芸者姉妹を演じた少女二人はがんばっている。若さが最大の武器を実践、おまけに姉妹に見える風貌。
ネームバリューのある俳優たちの競演では、斉藤工、志垣太郎の人を食ったヒールぶりが面白い。こんな彼らを見たかった。
 ただ、個人的には竹中直人の芝居には少し疑問。
コメディだからこれでいいのかもしれないが、もっとニュートラルな芝居を見たいと思う自分がいる。
(個人芸としては上手だと思うけど…)

 でもまぁ、何も考えずにバカバカしさを楽しんだ人の勝ちって気もする。

 アイデンティティーや社会問題をさらりと挟んだ本作は井口昇監督のオリジナル脚本で、撮影「長野泰隆」、特殊造型監督「西村喜廣」、VFX監督「鹿角剛司」…と『片腕…』と同じスタッフが集合。もはや井口組といっても差し支えないか。
 息の合った安定感を見せる。
心許せるよき仲間って本当にいいですね。

 

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  • 私も、観に行ってきましたよ♪

    2010/2/14 0:11 by HALU

    ハナミズ様。こんばんは(^^)/
    HALUです。
    ハナミズ様のレビュー投稿を拝読せずに、ハナミズ様がご鑑賞なされたことだけを知って、私。HALUも鑑賞致しに行きましたが、
    正直な感想と致しましては、苦笑するしかない“トンデモ映画”でしたね。

    > 『片腕マシンガール』の後を受けただけあって、海外から見たステレオタイプのニッポン・アイテムのオンパレード。
    > <芸者・しゃぶしゃぶ・富士山・天狗・日本刀・ロボット>などなど。
    > 永井豪ワールドに通じるセンスは相変わらず。
    > その意味では、“この手”が好きな人には一見の価値はあると思う…。

    私。HALUは、受け付けなくは無かったのですが、あまりにもバカバカしくてわざわざ劇場で観る必要が有るの?って感じになりましたね。
    でも、私が鑑賞致しました日は劇場は半数以上くらいの座席は埋まっていましたよ。


    > 「血が流せないなら、ロボットにして油を流してしまえ。ついでに芸者と合体だ。」というアイディアには頷けるものの、ドライなブラックユーモアが薄くなった。
    > 血と油では<重み>が違う。例えそれが作り物であっても。

    私。HALUは、『片腕マシンガール』は全くの未見ですが、
    かなり本作でも、血飛沫シーンもあった様な気が致しましたが、
    『片腕マシンガール』では、<血どッば〜!>っと、もっとスゴいのでしょうか?

    > だが、逆に引き算だけではなくプラスの魅力もある。
    > 前回にはなかった日本の奥ゆかしさ…上品さみたいな味わい。(かなり奥ゆかしくて分かりにくいが…笑)その意味で最後の「絵」はかなり気に入った。

    私。HALUと致しましては、
    京舞妓の京ことばと標準語のゴチャマゼ状態が妙に気になってしかたありませんでした(苦笑)。
    (特に姉の方です。)


    > 主演の芸者姉妹を演じた少女二人はがんばっている。若さが最大の武器を実践、おまけに姉妹に見える風貌。
    > ネームバリューのある俳優たちの競演では、斉藤工、志垣太郎の人を食ったヒールぶりが面白い。こんな彼らを見たかった。
    > ただ、個人的には竹中直人の芝居には少し疑問。
    > コメディだからこれでいいのかもしれないが、もっとニュートラルな芝居を見たいと思う自分がいる。
    > (個人芸としては上手だと思うけど…)


    私。HALU個人的には竹中直人さんの芝居は笑ってしまいましたよ。
    <いきなり膝ドキューン!>とかね♪


    > でもまぁ、何も考えずにバカバカしさを楽しんだ人の勝ちって気もする。


    そうそう、そうでしたね。
    たしかに、バカバカしさを楽しむ映画ですよね。
    しかしながら、会員サービスデーの1000円の日で無ければ鑑賞致しに行かなかったと思います(苦笑)。

    でも、そういう「バカバカしさを楽しんだ方が勝ち」って仰る意味合いでは全くの同感でした。


    > アイデンティティーや社会問題をさらりと挟んだ本作は井口昇監督のオリジナル脚本で、撮影「長野泰隆」、特殊造型監督「西村喜廣」、VFX監督「鹿角剛司」…と『片腕…』と同じスタッフが集合。もはや井口組といっても差し支えないか。
    > 息の合った安定感を見せる。
    > 心許せるよき仲間って本当にいいですね。

    たしかに本作は社会問題をも挟みこんでいましたよね。

    でも、生田悦子さんは老けましたよねぇ〜。
    ビックリしました(@_@)

    <追伸>
    尚、私。HALUも、またレビュー投稿をUP致しましたらば、コメントなどを寄せて下さいますれば幸いですので、どうかお付き合い下さいませ。

    それでは失礼致します。

  • 軽ーいカルト映画

    2010/2/14 1:01 by ハナミズ

    HALUさん、こんばんは。

    なんとなくですが、これまでのレビューからHALUさんはみないタイプの映画かと思っていました。
    …思わしくない結果になったようで、残念でしたね。
    ま、お気持ちは察します。(笑)
    こういう映画は気のあった仲間といろいろと突っ込みながら見るのが正しいかもしれないですねぇ。

    『片腕マシンガール』は結構好きなんですよ。
    表面的には似ている部分があるけど、やはりどこにも遠慮していない突き抜けた感じがあったように思います。
    (作り物ですが、血がドバドバでます。バカバカしいほど…笑)

    それと関西人であるHALUさんには京都弁の使い方には随分と違和感あったのでしょうね。
    もっとも、そういうところをキチンとしないとならない映画でもないので、これでもいいのかなぁ…とも思いますが。

    そうそう、生田さんは随分と拝見していなかったことを実感しました。

    では、レビューを待っています。

  • 井口昇監督&西村喜廣監督の過去作と、『戦闘少女・血の鉄仮面伝説』を観てまいりましたよ♪

    2010/7/12 7:45 by HALU

    ハナミズ様。早朝からおはようございます(^^)/
    HALUです。

    この『ロボゲイシャ』に続く、『戦闘少女・血の鉄仮面伝説』(2010年)を鑑賞してまいりましたよ〜☆

    レビュー投稿の方は未だ未投稿で、採点評価のみですが、今回は、『ロボゲイシャ』の何でも有りの滅茶苦茶さに比べれば、至って真面目な作りでしたね。
    しかしながら、リミッターが解除なされた様に、スッゴい<血ドバッ〜!系>の映画でした。

    『ロボゲイシャ』でも、永井豪ワールド炸裂でしたが、この『戦闘少女・血の鉄仮面伝説』でも、永井豪ワールド炸裂でしたね♪

    でも、この映画『戦闘少女・血の鉄仮面伝説』も、さることながら、同じく井口監督&西村喜廣監督の未ソフト化の過去作でも有ります、井口監督の『魔悪子が来る!!』は、本当にクダラナさ過ぎる面白さに笑いが止まりませんでしたし、早速の<お気に入り作品>入りです。

    あと、この『魔悪子が来る!!』と同時上映しておりました、西村喜廣監督の自主製作映画で、1995年の<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞>を受賞なされた作品で、あの『東京残酷警察』の原案の映画でもある、『限界人口係数』(1995年)は衝撃作品でしたよ。
    私。HALUと致しましては、こちらの作品の方が高評価致したい作品でしたね。
    私。HALUも、是非とも、この『限界人口係数』を<お気に入り作品>に致したいのですが、なにぶんと、作品ページの設定自体が無いために、<お気に入り作品>登録も出来ず終いにある次第です。

    私。HALUも、このバカバカしい面白さ度合いが、実に病み付きになって来そうな今日この頃です。

    取り急ぎご報告まで。

    それでは失礼致します。

  • 『片腕マシンガール』のレビュー投稿のUPのお願い。

    2010/7/25 4:41 by HALU

    ハナミズ様。早朝からおはようございます(^^)/
    HALUです。

    この度の連続してのコメントの投稿をどうかお許し下さいませ。

    ハナミズ様は、『片腕マシンガール』の方を何度かご鑑賞をなされておられるそうですが、是非とも、お時間のお有りの際にでも、この『片腕マシンガール』のレビュー投稿の方をUPして下さいますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

    また、ヨーク様の『片腕マシンガール』のレビュー投稿の方も、実に良くまとめられたレビュー内容でしたので、ヨーク様の『片腕マシンガール』のレビュー投稿の方にも、お目をお通し下さり、コメントなどをお寄せ下さいますれば幸いです(汗)。

    <追伸>
    関西初公開の未ソフト化映画の井口昇監督の『魔悪子が来る!!』(2008年)のレビュー投稿の方を、私。HALUの方で、この度、UPさせて頂きましたので、ハナミズ様におかれましても、この私。HALUの『魔悪子が来る!!』のレビュー投稿の方も、是非とも、お目をお通し下さり、コメントなどをお寄せ下さいますれば光栄ですし、嬉しい限りです♪

    近日中にでも、西村喜廣監督の未ソフト化作品で、<ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞>の受賞作でもある、あの『東京残酷警察』の原案でもある自主製作映画の『限界人口係数』(1995年)のレビュー投稿の方もUPさせて頂きますね。

    いつもいつもお願いばかりで恐縮ですが、今回も、私。HALUからのリクエストにお応え下さいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

    それでは失礼致します。

  • 片腕マシンガール…ですか。

    2010/7/30 17:31 by ハナミズ

    HALUさん、こんにちは。
    先週末から数日間<手術&入院>していたので、返信が遅くなりました。(汗)

    一応、退院したものの完治にはまだ日にちがかかるという現状です。(トホホ)

    『片腕マシンガール』ですか。確かに以前拝見しましたが、詳細を失念しかけています。
    ソフトは持っているので見返したらいいのでしょうが、今の時点でレビューを書こうという気持ちは低いです。

    体調が万全でないので、使える時間が制限される上、この週末見落としたものや今週末から始まるものに少し時間を割きたいです。

    期待を裏切るようで恐縮ですが、ご容赦ください。
    では、季節がらご自愛ください。

  • スゴく心配を致しておりましたが、<手術&ご入院>をなされていたのでしたか(涙)。

    2010/7/30 20:07 by HALU

    ハナミズ様。こんばんは(^^)/
    HALUです。
    ハナミズ様を、しばらく本サイトにてお見掛け致しておりませんでしたので、スゴく心配を致しておりましたが、<手術&ご入院>をなされておられたのですかぁ〜??
    ご無事にご退院なされたとの事で、ホッと、ひと安心は致しておりますが、完治までには未だ時間を要するそうですので、どうかお大事になさって下さいませ。

    >『片腕マシンガール』ですか。確かに以前拝見しましたが、詳細を失念しかけています。
    >ソフトは持っているので見返したらいいのでしょうが、今の時点でレビューを書こうという気持ちは低いです。

    >体調が万全でないので、使える時間が制限される上、この週末見落としたものや今週末から始まるものに少し時間を割きたいです。

    そうですよね。
    ハナミズ様におかれましては、使える時間がご制限なされておられるのでしたらば、尚更、新作の方にお時間を割きたいでしょうね。
    そのお気持ちはスゴくお察し致します。

    >期待を裏切るようで恐縮ですが、ご容赦ください。

    いやはや、こちらの方こそ、要らぬリクエストを致しまして、本当にどうも申し訳ございませんでした。
    但しながら、ヨーク様の『片腕マシンガール』のレビュー投稿の方が、とても素晴らしい出来映えですので、どうかハナミズ様の方からも、コメントなどをお寄せしてあげて下さいますれば幸いです。
    また、私。HALUの方で、未ソフト化映画の井口昇監督の『魔悪子が来る!!』と西村喜廣監督の『限界人口係数』のレビュー投稿をUPさせて頂いておりますので、是非とも、ハナミズ様にもお目をお通し下さり、コメントなどをお寄せ下さいますれば光栄ですし、嬉しい限りです。

    ご退院なされたとは言えども、決してご無理をなされない程度に、新作映画を、より沢山観られれば良いですよね。
    この猛者の中、ご退院後の体調管理も大変でしょうが、どうかお身体をご自愛下さいませ。

    それでは失礼致します。

満足度データ

ロボゲイシャ
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採点者数
25人
レビュー者数
9
満足度平均
66
レビュー者満足度平均
60
ファン
3人
観たい人
19人

 

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