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在日素人芸

60点 2010/8/27 14:44 by アキラ

ノスタルジーなんてテーマはうんざりする。ありもしない幻想、ユートピアを、まるで過去にあったかのように描く映画がブームになったのは割と最近の事。その中で長谷部氏も下らない共同妄想に手を出したか。と思いきや、これはなかなか見るに絶えるドラマに仕上がっていました。映画全盛期の時代に映画と映画の幕間に歌やトークで客を和ませていた芸人。彼の事を調べる記者を中心に描いた家族の物語。サブジェクトが古い取材って奴は、なかなか要領を得ない事も多い。それにしても上司に期限5日で取材期間は3日と釘を刺されている割に、この主人公はマイペース。雑誌に穴を空ける事を申し訳ないと思わないのだろうか。スキャンダル騒動ですったもんだした東京を離れて、故郷の近くで半分休養気分だったのかもしれない。だが故郷では故郷ならではの問題が表面化。

私は過去について単独の感情で語った作品が大嫌いです。逆に現在を単独の感情で語る勇気を持った作家は大好きだけど、ご都合主義で塗り替えられた過去に興味はありません。証言者がほとんど亡くなっているほどの昔でも、その時代には確かに様々な生活があり様々な感情が渦巻いていて、その中には白黒つけられない問題も横たわっている。それが適切な過去の描き方。理想郷を掲げるノスタルジーとは逆の要素もなければつまらない。この作品には在日韓国人への差別という郷土へのマイナスイメージともなる社会背景がちゃんと描き込まれています。そして、それ故に生まれた親子の確執や愛憎が現代を生きる主人公の日常にリンクする。ふたつの時代が普遍的な感情でつながってこそ共感を持てます。テーマがノスタルジーであっても過去を描くという事はこーゆー事。

 

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満足度データ

カーテンコール〈2004年〉
100点
4人(8%) 
90点
6人(12%) 
80点
8人(16%) 
70点
10人(20%) 
60点
11人(22%) 
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1人(2%) 
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採点者数
50人
レビュー者数
26
満足度平均
67
レビュー者満足度平均
72
ファン
5人
観たい人
16人

 

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