感動できませんでした
2004/9/12 20:47
by
999
父と子をテーマとした映画は、感動作が多いのに、これはまったく感動できませんでした。
だいたい、なぜ父親が失踪したのか、なぜ戻ってきたのか、なぜ息子たちを連れてキャンプに行ったのか、電話していたビジネスの相手とは何者で、何の話をしていたか、なぜあんなところに箱が埋まっていたのか、などさんざん謎をかけておきながら、あんな終わり方では、なんのためにたくさん伏線を張っておいたのかが、まったく意味不明です。
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それは勿論計算ずくでしょう
2007/6/14 16:42 by
ノルエーの森の王子
謎を謎としてあえて語らないところがこの映画の狙い。またそれらのことは、どちらにせよ、たいして意味を持たないこと明白。大切なのは、この世の不条理を鮮烈に描くこと。そこに絞ったところが凄い。何より一見朴訥だけど深い父性愛を衝撃的に描きたかった監督の意図は痛い程伝わって来た。高い芸術性に敬服。連綿として流れるロシア文学の香りも漂っている。
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感動しました
2007/6/28 11:10 by
Titanic man
父と子をテーマとした映画は、沢山ありますが、これはそれらの中でも異色の映画です。立ちすくむ天才性。
なぜ父親が失踪したのか、なぜ唐突に今ろ戻ってきたのか、なぜ母親は息子たちを連れてキャンプに行かせたのか?電話していたビジネスの相手とは何者で、何の話していたか、なぜあんなところに箱が埋まっていたのか、それらは最後まで意味不明のままですが、そこがこの映画の不思議な魅力を一層高めています。それらの謎の行動に特に重大な理由がないことは大体分かる。ただ、謎を沢山提供すること自体に意味があったということが分かる。それらは主テーマを際立たせるための副旋律。主旋律は別のところにある。
不可解な謎めいた中に父親のこころの底の深い父性愛が逆説的に表現されていて、感動を超えて、衝撃を受けました。
天才監督の出現を感じます。 -
Re: 感動できませんでした
2008/1/23 4:34 by
ei
感動できないのは映画が悪いのではなく、配給会社の宣伝の仕方に問題があるのではないでしょうか。
日本版予告編、パンフレット、ビデオパッケージ、どれを取ってみても『なんで今更帰ってきたんだ』という宣伝コピーが目立ちます。この台詞はこの映画の深みを演出する部分であって、この映画の本質では無いはずです。父が帰ってきた“理由を語る”映画ではないはず。
それなのに“理由”を期待させる宣伝コピーで客寄せをしようとする。
この宣伝コピーを読んで劇場に入り、「期待はずれだった」と感じて劇場を後にした方が数多くいるのではないでしょうか。
実際僕はそう感じました。たまたま僕はDVDだったので、その中に収録されているメイキング映像も見た事で誤解は解けましたが。
日本の配給会社の宣伝が良質作品の良質感を喪失させてしまっているように感じてなりません。
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