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日本が誇る“侍”の本当の姿とは? 

『たたら侍』特集

『たたら侍』5月20日(土)より全国公開
『たたら侍』作品情報
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モントリオール世界映画祭で最優秀芸術賞!
世界でも称賛を浴びた注目の時代劇

EXILE HIROがエグゼクティブ・プロデューサーを務める、これまでにない新たな時代劇『たたら侍』。名刀に必要な幻の鉄を生み出す伝統技術“たたら吹き”を代々受け継いできた奥出雲(現在の島根県)の村に生まれた青年・伍介は、村を襲う山賊から村を守る“強さ”を手に入れるため、運命に抗い村を出るのだが……。守るべきものとは何か? 本当の強さとは何なのか? 同じく出雲の隠岐の島に伝わる古典相撲を描いた『渾身 KON-SHIN』に続き、錦織良成監督と青柳翔(劇団EXILE)が再タッグ! 第40回モントリオール世界映画祭では最優秀芸術賞を受賞し、世界の称賛を浴びた。

奥出雲だけに継承される究極の技術、
“たたら吹き”ってなに?

“たたら”とは、あのスタジオジブリの『もののけ姫』にも登場する、日本古来の製鉄法。足で鞴(ふいご)と呼ばれる大きな板を踏むことで炉に空気を送り込み、鉄を作り上げていく。『たたら侍』で描かれる“たたら吹き”は、その中でも1300年もの昔から奥出雲でのみ継承されてきた独自の製鉄技術。一子相伝のその伝統の技により、武士の魂である刀を作るのに欠かせない玉鋼(たまはがね)が生み出されるが、その鉄の純度は、現代の最先端技術をもってしても再現しえない高さを誇る。マニュアルなどは一切なく、村下(むらげ)と呼ばれる技を受け継ぎし者の経験と勘に基づき、その指揮の下、三昼夜にわたり不眠不休で炉に息吹が吹き込まれ、生み出される。

錦織良成監督's VOICE

たたら吹きの技術は、門外不出! 今でもTV局などが取材に行っても、冒頭の10分ほどしか見せてもらえません。約70年前、アメリカのGHQは、刀こそが日本の“精神的な武器”であると考え、その材料となる玉鋼の供給を止めるため、たたら吹きの中止を命じました。それを復活させたのが現在のたたら吹きです。映画では中世の高殿(=製鉄の炉)を忠実に再現しており、現代の職人さんたちに目の前で鉄づくりを実演していただきました。

侍に憧れて旅に出た男、
青柳翔演じる伍介が体現する侍の精神とは?

実は、日本人さえも“サムライ”の本質を理解していない!? この映画で描かれる、侍のあるべき姿は、従来の時代劇における剣豪やならず者とは一線を画している。青柳演じる伍介は、玉鋼を狙う武士から村や愛する人々を守るための強さを手に入れようと、侍となるべく村を飛び出すが、戦場の苛烈な現実を目の当たりにし、なすすべもなく村へと戻る。さらに最先端の鉄砲を大量に所持することで村を守ろうとするのだが、そんな伍介を見守る武士・尼子真之介(AKIRA)は「民を守ることこそが武士の務めであり、刀を抜かずに解決することこそが真の強さである」と優しく諭す。もがき、葛藤し、時に大切なものを失いながら、“真の侍”への道を模索していく伍介を青柳が熱演!

錦織良成監督's VOICE

刀をめったに抜かずに、愛するものを守ろうとする“武士道”は、人々がさりげなく“空気”に流されていく今の時代に必要なものなんじゃないか? 侍であればこそ戦わない――時代の最先端をいくメッセージが詰まっています! 青柳は『渾身 KON-SHIN』で海外の映画祭に行った時、「三船敏郎のよう」と称賛されていましたが、今回、悩みながらこの武士道を体現してくれました! 最後のシーンで、演技を超えた表情を見せてくれて、本当に素晴らしかったです。

フレッシュな顔から日本映画界の重鎮まで。
脇を固める豪華キャスト陣

伍介の親友で、村に残ることを選ぶ新平を演じるのはEXILE、三代目J Soul Brothersの小林直己。同じくEXILEからは、AKIRAが村を見守る武士・尼子真之介役で参戦。ふたりは激しい殺陣を披露している。伍介の婚約者・お國を演じるE-girlsの石井杏奈も劇中で舞を奉納するシーンが見られる。伍介の父で、たたら吹きの伝統を受け継ぐ弥介を演じるのは甲本雅裕。でんでん、高橋長英、品川徹といったベテラン勢も、たたら吹きの職人を見事に体現。さらに、近江の国の商人として村を訪れ、伍介が村を出る手引きをする惣兵衛を笹野高史、同じく近江の商人で、玉鋼を手に入れようと画策する与平を津川雅彦が演じており、若手からベテラン、重鎮まで、豪華キャストが物語に厚みを与えている。

錦織良成監督's VOICE

HIROさんからは「無理にEXILE TRIBEの人間を起用しなくていい」と言われたんですが、直己さん、AKIRAさん、杏奈ちゃんは僕の方から出演をお願いしました。身体性はもちろん、表現力、存在感に並々ならぬものを感じたから。職人役の皆さんは、たたら吹きの当時の工程を見事に再現されています。真夏の暑さの中で、80歳を超える本物の職人さんが、我々のためだけに伝統の技を目の前で実演してくださるのを見て、俳優陣の目の色が変わったのが分かりました。

伍介
(青柳翔)

たたら吹きの伝統の技を受け継いできた家に生まれるも、己の運命に抗い、村を守るための強さを手に入れるべく、侍になることを決意して村を出る。だが、戦場での命のやり取りに怖気づき、村へと戻る。鉄砲こそが村を守る手段だと信じ、その指揮を執るが……。

新平
(小林直己)

村長の次男。伍介とは幼なじみで、共に武芸を磨き合った仲。自らの信念を曲げずに、真っ直ぐに生きる男で、伍介が村を出ることを決めても、揺らぐことなく新平は村に残る。伍介が村に戻った後も、伍介が主張する鉄砲づくりに決然と反対するが……。

お國
(石井杏奈)

伍介の婚約者で、気立ての優しい、家族思いの娘。伍介が村を出る時もけなげに「いつまでも待ってます」と見守り、伍介がなすすべなく帰ってきた時も温かく迎える。村の祈祷師・三州穂の孫娘であり、舞を奉納する。

尼子真之介
(AKIRA)

かつて、村を治めていた尼子一族の生き残りの武士で、村が毛利領となったいまも、時代の覇者・信長の密命で村を見守る。伍介に村下を継いでたたら吹きを守るように諭し、刀を抜かず、戦わずに解決することこそが真の強さだと説く。

お京
(田畑智子)

真之介に仕える密偵として、尼子家再興のために、全国津々浦々を巡り、戦局や政治の情報を収集する。真之介の命を受け、伍介が武士になるために村を出た後も、その足跡を注意深く観察しており、時に伍介や新平に近づき、直接助言をすることも。

惣兵衛
(笹野高史)

近江の国の金物問屋。信長が天下統一に向けて進撃する中で、その武器の材料として、1000年錆びない玉鋼の噂を聞いて、近江・長浜から奥出雲へとやってくる。農民でも腕次第で侍になれると説き、伍介が村を出る手引きをする。

与平
(津川雅彦)

近江の国の商人。惣兵衛に紹介されて、伍介が侍になる手引きをする。伍介が村に戻ると、自らも村へ赴き、これからの時代、鉄砲こそが最強の武器だと説く。「村の安全のため」と自ら雇った傭兵を配し、村を要塞化していくが……。

ひとつの村を丸々再現!
巨大オープンセットでの撮影がすごい!

本作はオールロケで撮影。出雲大社の遷宮にも携わる地元の宮大工、材木問屋、建設会社の協力を得て、島根県の奥出雲地方の山の上に、村をまるごとひとつ、オープンセットとして建設! たたら吹きのシーンに村人たちの生活、雨の夜の惨劇のシーン(ちなみにこのシーンは1カット撮影!)、そしてクライマックスの戦いなど、全てここでCGを使うことなく撮影されている。同地方の1400年前に開山された歴史ある寺でも撮影が行われているほか、ごく当たり前のように、風景の一部として登場する自然の美しさ、雄大さは圧巻!  近年、日本映画では少なくなったフィルム撮影が、この自然の美を余すところなくスクリーンに映し出すことを可能にしている。モントリオール世界映画祭では最優秀芸術賞も納得の映像美!

錦織良成監督's VOICE

「リアルをやろう」というのが、HIROさんのスタンス。村にせよ、たたら吹きの高殿にせよ、本物を作ってそれをしっかりとフィルムに収めようと。雨のシーンは、30トンくらいの水を山の上に運んで、ホースと大型スプリンクラーを回しています。脚本の時点で1カットで撮るって決めていました。お寺での撮影も、車が上がれないので前の晩から機材を運び込みました。お寺は撮影OKって言ってくれてもスタッフの方が「やめてくれ!」って(笑)。

Text:黒豆直樹
(C)2017「たたら侍」製作委員会

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