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激戦の中たったひとりで75人の命を救った男の真実のドラマ

『ハクソー・リッジ』特集

『ハクソー・リッジ』6月24日(土)より全国公開
『ハクソー・リッジ』作品情報
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アカデミー賞6部門ノミネート!
メル・ギブソンが奇跡の男の真実を描く

第2次世界大戦の中でも随一の激戦地と言われた場所で、武器を何も持たない男がたったひとりで75人もの命を救っていた……!? そんなことを言われてもにわかには信じがたいだろうが、これは紛れもない実話。そんな知られざる偉業を成し遂げた男デズモンド・ドスの生き様をあのメル・ギブソン監督が描き、アカデミー賞ほか多数の映画賞で激賞されたのが、この『ハクソー・リッジ』だ!

第2次世界大戦の激戦地で銃を持たず
たったひとりで75人の命を救った英雄のドラマ!

本年度アカデミー賞で作品賞など6部門にノミネートされ、オスカー監督メル・ギブソンの復活を印象づけた話題作『ハクソー・リッジ』が、いよいよ日本上陸! 第2次大戦下、多くの負傷兵の命を救い、アメリカ史上初めて非武装兵士として名誉勲章を受けたデズモンド・T・ドスの実話を映画化。敬虔なクリスチャンである彼は“命を奪うのではなく、救いたい”一心で、負傷した味方を助ける兵務=衛生兵を志願する。それは同時に、想像を絶する闘いの始まりでもあった……。

入隊するや“臆病者”と仲間に見下され、上官には除隊の瀬戸際に追い込まれる。戦地では丸腰のまま、敵の銃撃にさらされる。そんな過酷な状況に置かれても決してくじけず、己を曲げず、進むべき道を進むデズモンドの姿は、やがて戦友や上官の気持ちをも変えていく。さらに父との葛藤や妻との愛情などのエモーショナルなエピソードが絡み、観る者の心は揺さぶられずにはおかないだろう。苛烈なスペクタクルを得意とするギブソンの演出も素晴らしく、150メートルの断崖絶壁上の戦地、通称“ハクソー・リッジ”での戦闘はまさに圧巻だ。

1日で75名の命を救うという奇跡を、デズモンドはどのようにしてやり遂げたのか? 観客はそこに真の勇気を見るに違いない。

“ハクソー・リッジ”ってナニ? どういう意味?

本作のタイトルになっている“ハクソー・リッジ”とは、第2次世界大戦で壮絶な戦いが繰り広げられ、多くの死者を出した沖縄の前田高地のこと。“ハクソー”とはのこぎりを意味し、“リッジ”は崖のこと。米軍は切り立った150メートルの断崖絶壁の下に陣取り、崖をよじ登った先の日本軍を制圧しようとしたが、その度に集中砲火を浴びて撃退された。デズモンドは丸腰で(!)この戦場の中を走り回り、普通なら見捨ててもおかしくないような重症者、さらには敵軍兵までも応急処置を施したうえでロープを使って崖下に送り出し、結果75人もの命を救うことになった。

デズモンド・ドス
(アンドリュー・ガーフィールド)

「衛生兵でも国に尽くすことができる」という思いで軍隊入りし、武器を持たないという信念を貫き通す青年。銃弾が飛び交う激戦地で、敵味方の境なく次々と怪我人を救助していく。演じるアンドリュー・ガーフィールドは、本作でアカデミー主演男優賞候補に。

グローヴァー大尉
(サム・ワーシントン)

米国陸軍大尉。「人を殺すことはできない」と武器を持つことすら拒絶する部下のデズモンドに困惑し、「命令に従えないなら除隊しろ」と宣告するが。『アバター』や『タイタンの戦い』シリーズでおなじみのサム・ワーシントンが、百戦錬磨のベテラン将校を好演。

ドロシー
(テリーサ・パーマー)

デズモンドから積極的なアプローチを受け、恋人となる看護師。デズモンドの信念に理解を示し妻となる決意をするが、結婚式のための休暇を巡ってデズモンドが思わぬ窮地に陥ってしまう。演じるのは『聖杯たちの騎士』などのオーストラリア人女優テリーサ・パーマー。

トム・ドス
(ヒューゴ・ウィーヴィング)

第1次大戦に従軍した際に多くの友を亡くし、その心の傷を酒で紛らわせているデズモンドの父。息子の陸軍入りに猛反対するが。演じるヒューゴ・ウィーヴィングは『マトリックス』のエージェント・スミス、『ロード・オブ・ザ・リング』のエルロンドなどでおなじみの演技派。

ハウエル軍曹
(ヴィンス・ヴォーン)

陸軍入りしたデズモンドの直属の上官となる鬼軍曹。銃に触れることは断固として拒否するデズモンドに呆れながらも、その信念の強さには一目置くように。多くのコメディ映画のほか、『サイコ』『Mr.&Mrs.スミス』などにも出演する才人ヴィンス・ヴォーンが脇を固める。

ココがグッとくる!
命を奪う戦場で命を救おうとした男の揺るぎない信念

クライマックスは第2次大戦末期の激戦地。崖の下は米軍の拠点がある安全地帯だが、崖の上は敵との壮絶な死闘が展開する地獄のような戦場だ。傷ついた兵士を崖の下に避難させようと、デズモンドは銃撃戦の中を必死に駆け回る。自身も深い傷を負うが、それでも彼の心は折れることはない。すべては救える命はとにかく救うという、揺るぎない信念のなせる技。瀕死の重傷を負った敵兵と遭遇した際にも、その命を救おうとするブレない姿勢にグッとくる!

ココがグッとくる!
徹底リサーチのもと、主人公に命を吹き込んだ
アンドリュー・ガーフィールド

デズモンドの生に誰よりも感銘を受けたのは、主演を務めるアンドリュー・ガーフィールドだろう。『アメイジング・スパイダーマン』でおなじみの彼はデズモンドの生に打ちのめされ、その生家を訪ね、晩年を過ごした町にも足を運んだ。彼にまつわる書物も読み込み、20世紀の英雄の軌跡を理解しようと努めた。まさにディテールにこだわった役作り。そりに立脚した熱演を見れば、アカデミー主演男優賞にノミネートされたのも納得がいくに違いない。

ココがグッとくる!
真の英雄にスポットを!復活メル・ギブソンの熱いこだわり

「映画の世界は架空の英雄であふれている。そろそろ真の英雄を賞賛してもいいのではないか?」と考えて本作を撮ったメル・ギブソン。デズモンド・ドスが武器ひとつ持たずに、最悪の戦場に赴いたという事実が、彼の心を強く揺り動かした。肉体の損壊も生々しい、ギブソンならではのハードな戦闘バイオレンス描写も、デズモンドの必死の行動を表現するために大きくモノを言う。『ブレイブハート』でも組んだプロデューサー、ビル・メカニックはそんな彼の姿勢を賞賛。まさにギブソンの完全復活作だ!

Review

観る前の予想をいい意味で上回る
メル・ギブソンはやはり信頼できる

バイオレンス描写を極めるメル・ギブソンの監督作であり、戦場の生々しさを克明に再現するとあって、身構えてスクリーンに向き合った。もちろん衝撃度満点の戦闘シーンに圧倒されるが、それ以上に作品全体が押し出すヒューマンな感動が強く印象に残る。主人公が戦場に行くまでの葛藤や『フルメタル・ジャケット』も重なる兵役を描く前半と、沖縄戦でひたすら命を救うことに身を捧げる後半。そのバランスも実に“映画的”で、テーマが真摯に伝わってきた。作品の度に、観る前のこちらの予想をいい意味で上回るメル。監督としてのこの人は、やはり信頼できる。
(映画ライター:斉藤博昭)

凄惨な地獄を伝える臨場感
その先にこそ見える奇跡

ハリウッドの荒ぶる男、メル・ギブソンが沖縄戦の映画を撮る。壮絶な内容になる覚悟はしていたが、『プライベート・ライアン』以降更新されないかと思われた戦場のリアリズムに恐るべきスピード感を加えてきた。瞬殺に次ぐ瞬殺。圧倒的な殺戮。しかしバタバタと築かれる死体の山は、主人公デズモンドが起こす奇跡の舞台でもある。武器を持たない衛生兵が、敵味方を問わずに命を救ったという実話。現実とは思えぬ美談を描いた本作が信頼できるのは、観客をデズモンドがいた地獄に否応なく放り込む猛烈な臨場感の賜物である。凄惨の先に希望を見出した渾身作。必見。
(映画ライター:村山章)

Text:相馬学
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