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『2つ目の窓』特集

ブルーレイで見る『2つ目の窓』の見どころ

『2つ目の窓』
1月21日(水)Blu-ray&DVD発売、DVDレンタル開始
作品情報 | 公式サイト

希望の涙が溢れる感動作

琉球列島の北端にある鹿児島県奄美大島。この島で暮らす16歳の界人は父と離婚した母に男の影がちらつき苛立ちを隠せないでいた。一方、界人の同級生、杏子は余命宣告された母を前に戸惑う毎日が続く。自らの人生において最初の岐路に立ったふたりは、それぞれに大人への一歩を踏み出す。1997年に『萌の朱雀』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞し、2007年の『殯の森』で同映画祭グランプリに輝いた河瀬直美監督が、自身のルーツである奄美大島を舞台に描いた、ふたりの高校生の初恋と成長の物語。人間の生と死、親と子のつながり、人間と自然の共存を見つめた1作は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でアジアで唯一選出されたのをはじめ、ウラジオストック国際映画祭でグランプリを受賞するなど世界各国で絶賛された。その世界を感動に包んだ話題作が遂にブルーレイとなって登場!

Blu-ray&DVDをチェック

1月21日(水)発売

【Blu-ray】<本編ブルーレイ+特典DVD>
5500円(税別)

【DVD】<本編DVD+特典DVD>
4500円(税別)

(本編120分+特典映像116分)
<初回生産版仕様>スペシャル・アウターケース付
<初回生産版封入特典>河瀬直美「2つ目の窓」
制作日記封入

●特典映像
・予告編集
・メイキング・オブ・『2つ目の窓』
・ナビゲーション番組
(映画「2つ目の窓」から見える風景 カンヌの窓から/奄美の窓から)
・カンヌ国際映画祭記
・初日舞台挨拶・ニジトーク! 村上虹郎×村上淳 親子対談

発売・販売元:ポニーキャニオン

特典映像をチェック

ブルーレイで見る『2つ目の窓』の見どころ

監督のイメージを具体化する“山崎裕のカメラ”

撮影を担当した山崎裕は現代の日本映画界を代表する名カメラマンのひとり。河瀬監督も「山崎さんは私の考えていることを瞬時にカメラワークにかえてくれる存在とでもいったらいいでしょうか。イメージや考えが共有でき、何も言わなくても私の思い描いていることを感じとってくれる。そして、何の指示がなくても私が求めたものを撮ってくれている」と絶大な信頼を寄せる。そのすばらしいカメラワークにより撮られた映像は目に焼きつくほど美しく力強い。中でも公開時のポスターや今回のブルーレイのジャケット写真にもなった主人公のふたりが海と一体となるラストシーンは忘れがたい印象を残す。ある意味、河瀬監督のイメージを具現化したともいえる山崎裕の撮影。名監督と名カメラマンによって生み出された名シーンの数々は繰り返し見たくなる大きな感動を届けることだろう。

舞台となる奄美大島の風景美

今回、河瀬監督が舞台に選んだのは自身のルーツがあることを知った“奄美大島”。劇中には透きとおった海、珊瑚礁、降り注ぐ太陽、樹木の茂る森といった眩しいばかりの島の美しい大自然が感じられるショットが随所に登場する。ただ、その一方で、人間にとっての生と死、自然と人の共存といった本作のテーマにもつながる、嵐や高波といった自然の脅威、ユタ神様の存在といった島に古くから伝わる伝統や文化にも着目。また、村上虹郎と吉永淳がこの島で生まれ育った高校生の界人と杏子を熱演。もはや地元の子供にしか見えないぐらい島の風景の中にふたりが見事に溶け込む。これらの要素を組み合わせることで、作品は単に風光明媚なリゾート・アイランドではない、本物の奄美大島が感じられるものに! ブルーレイの鮮明な映像で、その太古の息吹が残る奄美の風土、文化、伝統を丸ごと体感してほしい。

河瀬直美監督が語る『2つ目の窓』

デビューから20数年、常に世界に届く映画を発表し続けている河瀬直美監督。『2つ目の窓』もまた世界中を巡った。一連の公開を終えた今の心境を監督はこう明かす。「自身のルーツがある奄美大島を初めて訪れたのが2008年。以来、奄美で生きる人々にとって特別な日に立ち会う機会に恵まれました。その体験から今回の物語が生まれ、撮影に入ると今度は奇跡のような瞬間の連続。たとえば劇中の嵐や満月の場面は、自然があってのことで人知の及ぶところではない。そういう実現困難なシーンも奇跡的に収めることができた。ですから、この作品は何かご先祖さまや奄美の神さまの不思議な力に導かれ撮らせていただいたような感覚が私にはある。今はすばらしい時間が過ごせたことに感謝しています」。

河瀬作品のブルーレイ化は今回が初。自作のソフト化は劇場公開とはまた違った感慨深さがあるという。「映画人がまず考えるのは劇場のスクリーンで作品を体験していただくこと。その一方でお気に入りの本を本棚に並べるように、ソフトを大切に手元にずっと置いてもらえることもまた作り手としてはうれしい。常に永遠に色褪せない作品を目指して作っていますから」。

すでに伝えられたように去る1月7日には、フランス文化の発展に寄与した人物に贈られるフランス芸術文化勲章シュバリエを受章。さらなる活躍が期待されるが、その目はしっかりと世界の現在と未来に注がれている。「どこの国の映画人も世界の現状を危惧している。“このままではいけない”と。私にとっても、“これからの時代を人はどう生きていくのか?”はひとつの命題。その中で、今回の作品にあるひとつのテーマ“自然と人の共生と共存”というアジア的な発想や価値観はすごく大切な気がしている。これからはそういうアジア的な物事の捉え方や視点を私なりに作品を通して世界に発信していけたらと今は考えています」。

TXT:水上賢治 PHOTO(河瀬直美監督):田代優子
(c)「FUTATSUME NO MADO」JAPANESE FILM PARTNERS, COMME DES CINÉMAS, ARTE FRANCE CINÉMAS, LUIS MIÑARRO

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