ただいまの掲載件数は タイトル56353件 口コミ 1112004件 劇場 584件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > ANNIE/アニー > 『ANNIE/アニー』特集

『ANNIE/アニー』特集

今まさに黄金時代! ミュージカル映画の魅力をひも解く!

『ANNIE/アニー』
1月24日(土)より全国公開

映画作品情報 | 公式サイト

トニー賞7部門受賞のあの名作ミュージカルが映画に!
ゴールデングローブ賞でも女優賞・主題歌賞にノミネート!

名作ミュージカルの映画化が相次ぐ、ここ数年。満を持して、あの人気作品がスクリーンを飾る! 1977年のオリジナル舞台版がトニー賞で7部門を受賞している名作『アニー』だ。孤児の少女が夢を求めるドラマチックな物語が、映画『ANNIE/アニー』となり、すでにゴールデン・グローブ賞でも主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)や主題歌賞にノミネート。ミュージカルならではの珠玉の感動を体感したい!

2000〜2010年代はミュージカル映画黄金時代
その真打として、いよいよ『ANNIE/アニー』が登場!

2000年以降の主なミュージカル映画

2001年『ムーラン・ルージュ!』
2002年『シカゴ』
2004年『オペラ座の怪人』
2005年『レント』
2006年『ドリームガールズ』
2007年『ヘアスプレー』
『スウィーニー・トッド』
2008年『マンマ・ミーア!』
2009年『NINE』
2010年『バーレスク』
2012年『ロック・オブ・エイジ』
『レ・ミゼラブル』
2014年『アナと雪の女王』
『ジャージーボーイズ』
2015年『ANNIE/アニー』

ミュージカル映画は1960年代に黄金期を迎えた後、一時は作品数が減少。しかし21世紀に入ってから、新たなムーブメントになったと言ってよさそう。『シカゴ』がアカデミー賞で作品賞を受賞した後は、ロンドンのウエストエンドや、NYのブロードウェイでロングランの人気を誇る作品が続々と映画化され、大ヒットを記録しているのだ。とくに『オペラ座の怪人』や『レ・ミゼラブル』は、日本でも舞台版が人気を拡大し、映画も予想以上の大ヒット。『アナと雪の女王』など映画版オリジナルのミュージカルもブームを加速し、映画スターもこぞって歌やダンスに挑戦するようになった。この黄金期の流れにのって、待望の映画になったのが『ANNIE/アニー』なのである。

改めて考える、ミュージカル映画の魅力とは?
そして今回の『ANNIE/アニー』は?

1:もともと名作舞台だけに、楽曲が当然素晴らしい!

『オズの魔法使』の「虹の彼方に」や『サウンド・オブ・ミュージック』の「ドレミの歌」、『ウエストサイド物語』の「トゥナイト」のように、歴代の名作ミュージカルからは、必ず永遠に歌い継がれる楽曲が誕生していた。この冬も、日本のフィギュアスケート選手がこぞって『オペラ座の怪人』の楽曲でプログラムを滑っていたし、『アナと雪の女王』も「レット・イット・ゴー」という曲がなければ、あれだけのヒットにはつながらなかっただろう。つまり、名曲が生まれるかどうかが、このジャンルの成否のカギということ。ミュージカルは名曲とともに、人々に記憶されていく。

⇒今回の『ANNIE/アニー』は?

『アニー』といえば、多くの人が名曲「トゥモロー」のメロディを耳にしたことがあるはず。つらい毎日が続いても、トゥモロー=明日に夢と希望を託すという作品のテーマが凝縮された歌詞もドラマチックな感動を届けてくれる。この1曲だけでも、『ANNIE/アニー』は名作の条件をクリアしているが、その他にもアニーが仲間と歌う「イッツ・ザ・ハード・ノック・ライフ」など一度聴いたら忘れない名曲ぞろい。さらに今回は映画用に、ストーリーに沿って3つの新曲が用意された。その中でもアニーが切ない心情を歌い上げる「オポチュニティ」は、オリジナルの舞台版を超えて新たな名曲となる予感も!



2:スター俳優たちの底力や意外な顔が楽しめる!

ミュージカル映画の大きな楽しみは、スター俳優たちの歌やダンス。『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンのように、過去の舞台経験が生かされた名パフォーマンスをスクリーンで観られるのが貴重だ。さらに「この人に、こんな才能が!?」という新たな発見も多い。ダンスでは『シカゴ』のレニー・ゼルウィガー、歌では『ムーラン・ルージュ』のユアン・マクレガーや『レ・ミゼラブル』のアン・ハサウェイが、予想外の実力を披露。アンの場合は、その歌唱力もオスカー受賞につながった。その他にも、メリル・ストリープやダニエル・デイ=ルイスらオスカー複数受賞の演技派スターが、新たな魅力を発揮するケースがミュージカル映画である。

⇒今回の『ANNIE/アニー』は?

ジェイミー・フォックスは、アカデミー賞主演男優賞を受賞した『Ray/レイ』のレイ・チャールズ役や、『ドリームガールズ』などで歌唱力は実証済み。今回も「名人芸」という域の絶妙なボーカルで観る者を圧倒する。意外なチャレンジは、キャメロン・ディアス。軽妙でセクシーな歌&ダンスで場をさらい、彼女らしい魅力がフィーチャーされた。そして最も注目してほしいのが、アニー役、クワベンジャネ・ウォレス。アカデミー賞主演女優賞に最年少ノミネートを果たしただけあって、アニーの繊細な心情を「トゥモロー」などの名曲に重ね、歌の才能も予想外のハイレベル! 天才子役の実力を存分に発揮している。

スタックス役
ジェイミー・フォックス

携帯電話会社のCEOで、次期ニューヨーク市長をめざすスタックス。交通事故に遭いそうだったアニーを助けた動画が「美談」として話題を呼び、彼女を選挙戦に利用しようともくろむ。じつは子供が嫌いで、潔癖性。アカデミー賞主演男優賞に輝いた『Ray/レイ』(05)でも伝説の歌手、レイ・チャールズになりきったジェイミーは、今回も自信たっぷりの歌声を聴かせる。『アメイジング・スパイダーマン2』(14)など、つねにカリスマ的オーラを放つ彼らしい役どころだ。

アニー役
クワベンジャネ・ウォレス

4歳で両親に置き去りにされたアニーは、ミス・ハニガンの家で4人の少女と同居生活を送っている。10歳になった今も両親との再会を待ちわびつつ、スタックスに里子として引き取られることに……。『ハッシュパピー〜バスタブ島の少女〜』(12)でアカデミー賞主演女優賞ノミネートの最年少記録を作ったクワベンジャネは、今回、演技だけでなく歌とダンスでも高いハードルに挑み、またも並外れた才能を発揮。ジェイミー・フォックスらベテランとのやりとりでは、その豊かな表情が観る者の心をつかむ。

ハニガン役
キャメロン・ディアス

市からの補助金を目当てに、孤児の少女を引き取って育てている元歌手のミス・ハニガン。少女たちを邪見に扱いつつ、スタックスがアニーに近づいたと知るや態度が一変する。自己チューだが、どこか憎めないキャラでもある。代表作である『メリーに首ったけ』(98)や『チャーリーズ・エンジェル』(00)でのチャーミングな魅力をキープし続け、本作で初めてミュージカル映画に挑戦したキャメロン。彼女の魅力全開のキュートな歌いっぷりや、キレのあるダンスにも注目を!

グレース役
ローズ・バーン

スタックスの会社の役員で、彼の側近でもあるグレース。最初はおたがいに無関心だったスタックスとアニーの間に、徐々に愛が生まれていくのを知る、観客目線の役どころ。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)など話題作への出演が続くローズは、持ち前のコミカルな味付けをして、ミュージカルナンバーを盛り上げる。アニーを見つめる彼女の温かなまなざしも感動のポイントだ。


3:映画版ならではの演出やアレンジを楽しめる!

“ステージ”という限られた空間の舞台版と違って、映画のミュージカルは見せ方も自由。映画化作品の斬新な演出こそ、ミュージカルの見どころだ。シンプルなセットだった舞台版から、背景をシカゴの街に広げた『シカゴ』や、映画だからこそ可能なクローズアップを多用し、舞台版では味わえない俳優の表情を伝えた『レ・ミゼラブル』のアレンジは大成功。ジョン・トラボルタに女装させた『ヘアスプレー』など映画ならではのキャスティングの妙も魅力だが、その逆に『レント』や『ジャージー・ボーイズ』のように、あえて舞台版のキャストを起用し、新しい才能を映画ファンにお披露目するアプローチも、ミュージカル作品の特徴だろう。

⇒今回の『ANNIE/アニー』は?

舞台版との大きな違いは、背景となるニューヨークの街で大がかりなロケを行なった点。9.11テロの現場の跡地に建てられた4ワールドトレードセンターから望むマンハッタンや、グッゲンハイム美術館などの人気スポットで撮影された映像は、“ときめき度”を高める効果がバッチリ。名曲「トゥモロー」のシーンも改変され、アニーがニューヨークの街を歩く演出にアレンジされて物語を盛り上げる。また、舞台でおなじみの楽曲自体もアップデートされているうえ、映画版用に3つの新曲も創られ、そのうちの「オポチュニティ」はゴールデン・グローブ賞の主題歌賞にノミネートされている。さらに、オリジナルでは1933年だった時代背景が現代になったことで、動画サイトやSNS、携帯のGPSなどがキーポイントで登場。アニーの里親も億万長者からIT長者に変更され、全自動システムの超最新鋭マンションに驚く!

2015年以降も注目作が続々!
ミュージカル映画黄金時代は終わらない!

『ANNIE/アニー』の直後の3月には、1987年のブロードウェイ初演『イントゥ・ザ・ウッズ』の映画版が公開に。さらにオフ・ブロードウェイ作品の『The Last 5 Years』や、日本でも劇団四季が上演している『Wicked』などの映画化が控えている。また、映画オリジナルのミュージカル作品として、デイン・デハーンとルーニー・マーラが共演する『Ziggy』や、エマ・ワトソン主演の『La La Land』、イギリスのコメディ・ミュージカル『Walking on Sunshine』など期待作が待機。ミュージカル映画のブームは続く!

Text:斉藤博昭

若手映像クリエイターの登竜門《SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2017》 特集
池井戸潤の“幻の長編”を豪華キャストで最速ドラマ化!WOWOW『連続ドラマW アキラとあきら』特集
日米完全同時放送!『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』特集
映画論評・批評の新コーナー“critic”。伝説の殺し屋キアヌがかえってきた! パワーアップしたガン・フーが炸裂する『ジョン・ウィック〜』ほか『忍びの国』『パワーレンジャー』など7月公開作更新中!
ぴあ Movie Special 2017 Summer ぴあ映画特別号 夏号登場! 夏の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
ユーザーが選ぶ“清順映画ベスト10”投票受付中!

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

「水滸伝」のことならなんでも!匿名での書き込みもOK!月刊 水滸伝