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天国の門 [DVD]

『天国の門 [DVD]』を価格比較。★★★☆(73点)『天国の門』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

天国の門 [DVD]
73点
監督 マイケル・チミノ
出演 クリス・クリストファーソン,クリストファー・ウォーケン,ジョン・ハート
発売日 2008年9月26日
定価 2,990円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 2008年9月26日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「天国の門」のレビュー

  • 100点 いつかどこかで見た懐かしい光景を追い求めて

    2009-09-17  by iroha1234

    これはユナイテッドアーティスツ(UA)という、ハリウッドを代表するメジャースタジオをぶっ潰したことで悪名高い、歴史的な大失敗作として知られている作品だ。

    前作「ディアハンター」でアカデミー作品賞を受賞して、意気揚々だったマイケル・チミノ監督が、合衆国の歴史上の恥部と言われている、1890年にワイオミング州のジョンソン郡で起こった東欧系移民と畜産業協会との武力衝突、いわゆる「ジョンソン郡戦争」をモチーフに巨額の制作費をつぎ込んで製作した歴史大作である。

    チミノは薄汚れて寒々とした当時の西部を完璧に再現するために、当時走っていた実際の機関車を探し出してきて走らせたり、完成していたセットを「馬が通れないから」との理由で壊して、一から作り直させたりと細部にこだわりまくった挙句、制作費は当初予定の4倍にまで大幅に膨れ上がる。しかし、途中まで乗りかけた船から飛び降りて、すでに投下済みの資金が回収できなくなることを恐れたUAは、チミノの暴走にストップかけることが出来ず、最終的には当時史上最高となる4400万ドルかけて完成したフィルムは、なんと5時間30分にも及ぶ長大な長さに。

    それをUAは大幅にカットを加えて148分にまで削って上映したのだが、この上映時間の大幅短縮により当然のごとく映画としての構成は破綻。更にマスコミからの酷評もあり興行的には大惨敗。莫大な赤字を抱えたUAは、乗っ取り屋カーク・カーコリアン率いるMGMに買収されることとなる・・・

    と、ここまでがこの作品を巡る有名な逸話である。僕は現在一般にDVD等で流れている219分ヴァージョンしか見たことがないけど、結構好きなんだよな〜この映画。

    まあ、確かにクリス・クリストファーソン扮する主人公ジム・エイブリルの心象描写や過去に関する描写が乏しいから、彼の人となりや行動原理がよく分からないとか、クライマックスの畜産業協会の雇った傭兵VSジョンソン郡の住民との激しい銃撃戦は、実は完全なフィクションだった(史実ではクリストファー・ウォーケンのネート・チャンピオンの小屋が傭兵に銃撃され、ネートが殺された直後に、州兵が介入。傭兵は逮捕されている)とか、ジョン・ハートのビリーに何の意味を持たせているのかさっぱり分からないとか、ラストの客船のシーンが意味不明だとか、いろいろと問題の多い作品であることは事実。

    ただし、長尺ヴァージョンで見ると分かるんだけど、本当にチミノがやりたかったのは自分が「いつかどこかで見た懐かしい光景」を、いかにして映像として忠実に再現するのかだったり、その懐かしい光景の再現が、必ずしも自分が思っているような、甘美で感傷的なものになるとは限らない・・・ということの確認だったんだと思う。これに気がつくと大自然を長々と写した心象描写の持つ意味や、映画全体が持っている意味不明な登場人物やシーンの持つ役割というのも、なんとなくだが見えてくる。そういう意味では、実は意外とよく練られた作りだったと言えるのかも。

    だからといって、その自分が模した壮大な「実験」にここまでの大規模予算を注ぎ込んだことは肯定出来ないし、商業映画としては大失敗作であることには間違いないんだろうけど。

    それでも、それでも名手ヴィルモス・ジグモンドの撮影や美術造形、それと数度に渡って繰り返されるロンド(円舞)シーンは、文句なしに素晴らしいし、ジムとネートの間で揺れ動くイザベル・ユペール(この人、童顔だから見た目が10年くらい前まではあんまり変わらなかったね)のヒロイン、エラ・ワトソンも神々しいばかりに美しく、魅力的だ。

    これは自分にとっても、映画として「いつかどこかで見た懐かしい光景」として求めているものを、もっとも忠実にフィルムに焼き付けていてくれている、珠玉の一本といってもいいのかもしれない。そういう意味では欠点も含めて、それでもまだ愛おしい、忘れじの昔の恋人のような作品である。

  • 60点 物語が転がりだすまでが長い

    2018-02-17  by 赤い花のトナカイ

    1974年に公開されたMichael Cimino監督、Kris Kristofferson、Christopher Walken主演の米国映画。かつて「ギネスブック」に「史上最悪の赤字を出した映画」として登録されていたという作品です。上映時間は219分。まぁ、とにかく長いです(最初は5時間30分あったとか…)。広大なアメリカの大地を感じつつ映像は良いのですが、物語が転がり始めるまでが苦痛です。後半になるとグイグイと引き込まれてしまいます。西部劇としては衣装や街の様子など見るべきものがたくさんあります。

  • 0点 開始10分で“出し投げ”

    2016-02-06  by ニコラ

    じょうえいじかんがにひゃっぷんをこえるえいがだときあいをいれてみはじめたのに、いきなりダラダラすたーとだったのですぐちゅうししました。∴たばこもおおいとしかかけません。
    ジョゼフ・コットン:1905年(明治38年)5月15日〜1994年(平成6年)2月6日、88歳、合掌。

  • 70点 絵の美しさはすごい

    2016-01-01  by 安室

    映像とセットの美しさは申し分ない。ワイオミングの山々と空、そして蒸気や光の演出、全体の映像の色調などなど、これをみるだけでも十分価値がある。

    でも映画として面白くない。十分長い作品なのに、さらに長尺な元の作品を短くしているので、物語のつながりが意味不明になっている点がいくつかある。
    物語の盛り上げもいまいち。音楽ももっと効果的に使えたはず。

    初期の段階でマイケル・チミノ以外にも何人か脚本家が介入したら歴史に残る傑作になったかもしれない。

  • 100点 過剰な美しさ。

    2010-12-23  by ekoeko

    DVDで。
    マイケル・チミノに対する一般的評価はどうなんでしょうか。
    個人的には超一流だと断言していいと思うんですけど。
    疑問は
    映画がこれほどまでに美しい理由がよくわからないということ。

  • 80点 3時間40分は長すぎかも

    2006-03-22  by ナンシー・Chang!

    興行的な大コケ記録でハリウッド史に名を残すという不名誉な結果に終わってしまった映画ですが、決してつまらない作品ではありません。

    『ディア・ハンター』の感動が忘れられずに、同様のものを期待してしまうと「あれ?」って気持ちにさせられたりするのは事実ですが。

    舞台は19世紀末のワイオミング。ロシア・東欧系移民の悲劇を冷徹な視点で丁寧に描いた、壮大なスケールを感じさせる力作です。

    が、アメリカ人が過剰反応して喰いつく“ベトナム後遺症もの”だった『ディア・ハンター』に比べると、地味で難解なテーマの作品であることは否めません。

    この映画にも主人公たちの平和で穏やかな日常を延々と撮り続ける(冒頭の卒業式、ダンス・パーティーやローラースケート場のシーンなど)という手法が登場しますが、地獄の戦場という対照的な描写が存在した『ディア・ハンター』では納得出来ても、この作品においては逆効果だったのではないでしょうか。

    ビルモス・ジグモントの撮影は確かに素晴らしいけれど、とにかく長すぎて私は完全にダレてしまいました。

    高尚なテーマの映画だということはわかりますが、3時間半付き合えるほどの魅力は残念ながら感じられませんでした。

    もっとテンポを良くして1時間短くしていれば興行成績も違っていたのでは(長すぎると1日の上映回数も少なくなるし)?

    ま、不満な点もいいところもある映画ですが、とりあえずクリストファー・ウォーケンが出演していたので観て後悔はありません。

    最近「キワモノ役者」に転身しつつあるウォーケン氏を見るにつけ、昔の出演作が恋しくなる私なのでした。 ストーリースコア 70 キャストスコア 80 演出スコア 60 ビジュアルスコア 80 音楽スコア 70

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