ただいまの掲載件数は タイトル64942件 口コミ 1178171件 劇場 588件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > チェイサー〈2008年〉 > チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]

チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]

『チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]』を価格比較。★★★★(76点)『チェイサー〈2008年〉』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]
75点
監督 ナ・ホンジン
出演 キム・ユンソク,ハ・ジョンウ,ソ・ヨンヒ
発売日 2009年10月2日
定価 4,179円(税込)

 

価格比較

チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD] 在庫切れ  
チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 角川エンタテインメント
発売日 2009年10月2日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「チェイサー〈2008年〉」のレビュー

  • 80点 痛い、怖い、面白い!

    2009-05-17  by vivie

    雨に濡れた坂道、闇を駆ける疾走感・・・・、いゃあ、ゾクゾクしました。

    パク・チャヌク並みの力技で見せる、カタルシスのある『殺人の追憶』といったところでしょうか。この系統の韓国映画はけっこう好みなので、久々の力作を堪能しました。早い段階で犯人が捕まるのが意外だったのですが、そのあと、警察の無能ぶりを交えながら、登場人物の人間描写でぐいぐい見せる展開に引き込まれます。

    主人公は猟奇殺人者ヨンミンと警察を首になったデリヘル経営者のジュンホ。シリアルキラーVSダーティヒーローの追跡劇という構図は、『ノーカントリー』にも通じるものがあり極めて現代的ですが、殺人の動機は謎に包まれたまま人間性の闇を暗示します。しかし、ジュンホが子供との交流から人間性を取り戻して行くのがかすかな救いで、終盤の展開には唖然としたものの、後味は決して悪くなかったです。

    主演のふたりの演技が大きな見所。ハ・ジョンウの名前に見覚えがあると思ったら、ギドク作品に出演していた人だったのでビックリ。全然別人になっていました。うすら笑いを浮かべながら「殺した」と呟くところ、ゾーッっとしながらも魅惑的だったりもして・・・・。風吹ジュンの若い頃を思わせるデリヘル嬢、その娘を演じる子役さんも印象に残る好演でした。ジュンホの弟分、空豆みたいな顔形やちょっと間の抜けた言動が、息詰まるドラマの中で癒しポイントになっていました。

  • 80点 グロ・バイオレンス系ですがヒューマニズムな映画...

    2009-06-01  by HALU

    公開終了間近だったので、慌てて、大津市のシネコンにて『60歳のラブレター』と共にハシゴ観鑑賞してきました。

    既にレビュー投稿なされた御方が素敵なレビュー投稿を書き込んで下さいますので、あえて私からは書き込む事は無いのですが、
    あえてレビュー投稿させて頂きますと、

    その中でも、ガチボーイ様のレビュー投稿から引用致しますが、
    >韓国ではR19指定にも関わらず、500万人を動員し、「殺人の追憶」級の傑作と評される。嫌でも期待は高まるが、いやいや文句なしの傑作!実際にあった連続殺人事件をベースに描き、見事に“狂気”を表現して見せた。そして、一級のサイコサスペンスでありながら、一人の男が心を再生する胸を打つヒューマンドラマでもある。犯人の異常さが前面に押し出され、救いのなさに目を覆いたくなるが、「ゴミ」と呼ばれる主人公が取り戻す“人間味”に熱いものが込み上げた。

    この作品は、
    グロテスク・バイオレンス系の映画が苦手の私でも、上記のガチボーイ様のレビュー投稿から引用した文面にもあります様に、
    一人の情け無用の男が心を再生する胸を打つヒューマンドラマでもある部分に心が響きました。

    また、他のレビューアーのハナミズ様のレビュー投稿曰く、
    「見ようによっては、少し“甲斐よしひろ”似たキム・ユンソクのやや甘い感じが役柄に似合っている。甘さがあるから、風俗業に身をやつし、犯人に付け入る隙を与えてしまう。」 との意見も的を得た感想だと思いました。

    それにしても、
    韓国の警察組織の不甲斐なさ、ズサンさには、辟易とさせられる映画でしたし、その点が連続殺人鬼に対する恐怖感を煽る一因にもなっておりました。

    私の様に、グロテスク・バイオレンス系映画が苦手な御方にも、
    是非とも劇場まで観に行って頂くか、DVDをレンタルしてでも観て頂きたい秀逸な一品でした。
    すごい傑作です!!

    レオナルド・ディカプリオによるハリウッドでのリメイク版の製作が決定したそうですが、
    やはり、オリジナル版を観るに限ると思います。

    私的な評価は、あまりにも目を覆いたくなるくらいにグロテスク・バイオレンスな映画だったという点を差し引いても、★★★★(80点)の高評価をあげちゃいます。
    お薦め作品です。

  • 80点 追い続ける

    2009-05-14  by としぞ。

    なすびみたいな顔して、エラい映画を撮ってくれたもんだ。ナ・ホンジン監督。
    まったく韓国映画ってやつは、いつも忘れた頃にこんなでかい爆弾を破裂させるからうっかりできない。

    映画の冒頭、監禁したデリヘル嬢・ミジンを殴りつけながら「お前が消えても誰も探さないさ」と犯人のヨンミンは呟く。その言葉を受けるように、ミジンの娘・ウンジが車の中で母親の死を予感したように泣き叫ぶシーンは極めて象徴的だ。外からの撮影のために声は消され、その慟哭は観客の耳に一切届かない。それはあたかも「結局人間は他人の行動などには無関心、その声は聞こえないし聞こうともしない」と言っているかのようだ。

    ナ・ホンジン監督は、物語のベースとなった実際の”柳永哲(ユ・ヨンチョル)事件”を取材している時、被害者となったデリヘル嬢たちが失踪しても誰も捜索願いを出していないどころか、その記録さえ警察に残っていないことを知って愕然としたとインタビューで答えている。
    さらに、数年前にイラクで起きた、韓国人も被害者となった外国人拉致事件を例に挙げ、そのニュースを見た周囲の人たちが自分が思うほど被害者を救おうとは考えていないのではないか、と思ったともいう。そして、この初めての長編映画について「本作を観た人には罪悪感を感じて欲しい」と語っている。
    先に挙げたミジン、そして、その娘・ウンジのシーンは、その想いを直截に観るものに突き付けてくる。実際の事件でも、犯人・ヨンチョルの殺害方法は、鈍器で殴り殺した後で切り刻む、というのがほとんどだったらしいけれど、映画を観終え、このシーンの意味を知った時、まさに頭を鈍器で殴られたかのような衝撃を感じた。かのような?いや、比喩なんかじゃない。鈍器以上に重く、そして鋭い切れ味のこのドラマに、本当に頭も心もぶん殴られたのだ。

    この映画は、実際の事件をベースにした犯罪サスペンス、と一言で語れるような代物ではない。登場人物の汗や血の臭いが鼻先に漂い、息遣いが耳元で聞こえ、その姿のみならず心の奥底の闇までもが目の前に突き付けられる物語だ。そして、スクリーンの中で繰り広げられる追跡劇を凝視しているうちに、知らぬ間に自分が“チェイサー”となっていることに気付かされる。
    だけど勘違いをしてはならない。映画を見終え、この物語を撮った意味を知った瞬間から観客の本当の”追跡劇“が始まる、と、この若い監督はメッセージしているのだ。
    他人の悲しみにもう知らんぷりはできない、何かに打ちのめされて消えてしまいそうな心は追い続けなくてはならないのだ、と。

  • 90点 又ハリウッドが買いに来た!

    2009-09-07  by バグース

    元刑事のジュンホ(キム・ユンソク)は、退職後[←原因不明だが多分不祥事]デリヘルの仲介をしている。
    最近二人の女が行方不明で、女たちに渡した手付金は未回収でジュンホは捜索をしていた。
    連絡記録の携帯電話の番号から、客のヨンミン(ハ・ジョンウ)に辿り着いたが、それはたった今、デリヘル嬢ミジンを斡旋したばかり。

    と云う事で追っかけが始まり、事件は連続猟奇殺人事件へと繋がって行くが、最初から最後までドキドキの展開で、気の抜ける処皆無状態が続くサスペンス満点の作品。

    撮影は暗い画面と迷路のような住宅街が緊張感を盛り上げ、猟奇的シーンはあるがモノクロにしたり間接描写で巧みにグロテスクさを避けている。

    犯人役のハ・ジョンウは今まであまり観た覚えのない不気味さを表現しており、気味の悪さではレクター博士並み。元刑事役のキム・ユンソクはエネルギー溢れる迫力の演技。

    警察が余りにも無能な点やチョッとしたツッコミ処はあるが、緊張感のあるストーリー展開と迫力のある表現で鑑賞中は気にならない。動機が最後まで不明瞭だが、最近の犯罪の傾向を表わしている様な気もする。

    デカプリオとワーナーがリメイク権を獲得したそうだが、ハリウッドが買いに来るのも頷ける出来で、今年のベストテンクラスの作品。  

    蛇足:でも女性には受けないだろうね。

  • 80点 体が“資本”です

    2009-05-06  by ハナミズ

     「スゴイ!」という形容詞は、安易に使ってはならないと常々思っている。
    その上で、あえてこの映画を一言で評すると「スゴイ!」ということになる。(苦笑)
    驚嘆! ひと頃の<韓流バブル>がはじけたといっても、これほどのクライム・サスペンスを生み出してくるとは…。

     ソウルでデリヘルの元締めをしている元刑事のジュンホ(キム・ユンソク)。支配下のヘルス嬢たちとの関係はイマイチ…。
     時同じくして、ソウルでは失踪事件が相次ぐ…。
    これは、韓国で実際に起こった連続殺人事件をベースとして作られたフィクション映画。

     タイトルの通り<追いかける>場面が見所。
    アドレナリンが出まくりで、息つく暇がないというのはこのこと。
    マンウォンという急斜面で細い路地の多い町での追跡劇には目が回りそう。(実際のマンウォン町とは違うそうですが…。)

     ともかく語り口のうまさが光る一本。
    これが長編初監督(&脚本も)とは思えないナ・ホンジンの良い意味で老練な手腕に注目。

     見ようによっては、少し“甲斐よしひろ”に似たキム・ユンソクのやや甘い感じが役柄に似合っている。
    甘さがあるから、風俗業に身をやつし、犯人に付け入る隙を与えてしまう。

     一方の犯人を演じるハ・ジョンウの“なりきり度”の高さは唸らせられる。背筋がゾクゾクする程。
    これを見て、マーティン・スコセッシは「ディカプリオやマット・デイモンを凌駕するかもしれない才能の持ち主」と賛辞を送ったそうだが、あながちリップサービスだけとも思えない。

     もはや既定路線のようにハリウッド(ワーナー)でのリメイクが決定している。
    主演にはそのディカプリオがつくらしい。(まさか監督は…汗)リメイクがどんな出来になるか判らないが、それを見るより先にオリジナルを見たほうがいいと思う。

     話で描かれる韓国警察のズサンな捜査には、腹が立つ。無論、一番悪いのは犯人かもしれないが、警察の怠慢ぶりにも怒りを覚える。監督の執筆した原動力となる『怒』という気持ちがよくわかる。社会全体に向けた『怒』なのだ。

     グロテスク&ヴァイオレンス・シーンの迫力は『オールド・ボーイ』や『セブン』などのそれを超えているかもしれない。
     欲を言えば、犯人の内面の堀下げがもう少しあれば…と思いましたが、あえて描かなかったのかもしれない。

     経済状況は厳しい韓国にあって、当然低予算で製作されているわけだが、こういうサプライズは実に嬉しい。抗うことはやめて、ただ平伏すのみ。

  • 80点 面白い、でも受け入れられない・・・

    2009-05-25  by ちょし

    『殺人の追憶』級に面白い、という噂を聞きつけたら観ないわけには参りません。
    私にとっての韓国映画ベスト2は『八月のクリスマス』と『殺人の追憶』であります。

    でも上映が始まってからちょっと身を硬くしました。
    韓国映画の猟奇殺人モノって結構ハードなんだったっけ・・
    何だかすごくおどろおどろしいし・・
    と、最初は目を背けたくなっていたんだけれど、
    そうこうしているうちにストーリーは意外な方向に展開していきます。
    題名の『チェイサー』を髣髴とさせる、スピード感溢れる追跡劇からお話は一転。
    予測不可能!
    よくできた脚本だなあと感心。
    主演の二人も知らない俳優さんだけどすごく上手い。
    子役の使い方もよかった。
    全ての配役が無駄なく適材適所に置かれているという感じ。

    ただね、ラストへ向かう展開が残念。
    警察があまりに無能で腹立たしいくらい。
    まあ実際に警察の失態と言うのはありがちで、
    監督もそのへんを強調したかったんだろうけれど、
    「それはないでしょ」とシラけてしまったシーンがいくつか。
    それから、あまりに暴力シーンが多すぎて、ちょっと引いてしまったことも減点対象。

    『殺人の追憶』はその不条理と不気味さが心臓にからみつくようにリアルに残ったんだけど、
    こちらは情けなさというかやりきれなさと言うか、どうしても受け入れたくないというか・・・。
    こうして悶々と苛立っていること自体が監督の意図したところなのかもしれないですけどね。

  • 100点 久しぶりの傑作映画

    2009-05-15  by たぼ

    かなりよく出来た映画です。
    実際にあった事件が元で、21人の連続殺人(後の自供で31人とか)を犯した実在の人物がモデルだそうです。
    全てではないですが、映画の3分の2ほどは実際の事件に基づいているとか。

    凄い映画でした。
    よくある軽い感じの「すごい!」ではないです。
    暗い、静かに、つぶやくように言う「凄い」映画です。

    最近の韓国では映画不況でスターやアイドル性のある俳優を使った、興行成績の為の企画的な映画ばかりになっているようです(日本もそうですね)。しかし本作は低予算でスター不在にもかかわらず、口コミのみで500万人を突破し韓国アカデミー賞の主要部門を独占したと言う事で、
    お金もかけずにスター不在でも面白い映画は作れる、お客はちゃんと見てくれるんだなと言うのを再認識しました。
    GOEMONと前後して見たと言うのもありますが、あちらはロケなどせずにグリーンバックの前で役者が動くだけの撮影だったそうです。まるでゲームか、生きていない人間が動く人形劇でした。

    それに対してこちらは撮影日数も限られていてお金の無い中、ロケで撮った映像がまるで生臭く匂ってくるようです。「ああ、映画ってこういうことなんだな」と思います。
    決してかっこいい映像でもない、CGを使っているわけでもない、話題性のあるイケメンアイドルや豪華キャスト陣を使っているわけでもない、リアルな薄汚い街の中、等身大の人間が走って、追いかけているだけなのですが、そのスピード感やスリルは「一見カッコイイ」CGの寄せ集めの比ではないです。
    どんどんと引き込まれ、自分自身も息苦しくなります。
    映像が生きているとでも言いましょうか。

    脚本もよく練られていて、あちこちに伏線があります。
    あえて主人公のデリヘルの元締めの「ジュンホ」や犯人の「ヨンミン」、被害者となるデリヘル嬢の「ミジン」の過去を映画で説明していませんが、むしろ好感が持てます。変に社会問題にすり替えたり、実話の犯人も捕まった後にいろんな供述をしたそうですがそれに迎合する事なく、あくまで異常なシリアルキラーであり、それ以上でも以下でもなく描かれています。

    実際の事件の時も警察は何度も失態を犯しているそうで、警察についての描き方は誇張でも批判でもなく、そのままなのでしょう。また組織内での権力争いや、メンツにこだわった捜査など、見ていてもどかしいものがあります。

    事件に迫っていく主人公のジュンホ自身も、けっして正義の味方ではなく、すぐ暴力を振るい、自分勝手で、女性を食い物にしているクズです。しかし、その主人公の内面の微妙な移り変わりも見逃せない内容です(けっしてどっかの映画のように説明的にセリフで言わせたりしてません)。
    特にミジンの子供と行動する事によって少しずつ変わります。

    最初は自分の店の女が「手付金を持って逃げた」、そしてその次にはヨンミンによって「売り飛ばされた」と信じ込み、あくまで「お金の為」にヨンミンを追っていたジュンホですが、徐々に変わってきます。
    しかしそれが、単純な怒りやあるいは復讐などでなく、これが子供の為なのか、自分の責任を感じてのことなのか、ミジンを見つけると言う事に集中していきます。

    そしてラストでは、まったくやりきれない気持ちが残ります。
    この気持ちは非常に説明が難しいのですが、なんというか悲しいと言うのとも違う、切ないというのでもない、一言で言えば「やりきれない」ものです。
    この映画を見て、おそらく数時間は、このやりきれない、または救いの無い、どんよりとした気持ちを切り替えられませんでした。
    たぶん他人が見たら、映画館を出た自分はすごい顔をしていたと思います。
    映画を見てこんなに気分を悪くさせてくれたのは初めてです。
    これはけなしているのでなく、そこまで衝撃を与えた、深く入ってきたと言う事です。

    お金を出して見に行っていいかどうかで言えば、
    お金を出してお釣りがくるくらい価値のある映画でしょう。

    間違いなく傑作と呼べる映画です。

    確かに血生臭い描写もありますが、直接的なグロ映像はないですし、犯行シーンも間接的に描かれてますから、それほど警戒する必要は無いと思います。
    ただ物理的にではなく、心理的にこの犯人は非常に怖いです。

    私自身迷いましたが、映画の出来という部分で見れば、
    最近見た中では最高と言わざるを得ないので
    ★★★★★にしました。

  • 70点 怖かったよ…

    2009-05-10  by 無責任な傍観者

    韓流映画は2本目、現代劇は初めてですが、怖かったです。

    「韓流」って「かんりゅう」じゃなくて、「はんりゅう」なんですね。PCでも携帯でもそうでした。

    高度成長期の日本の刑事ドラマにサイコを組み入れたような感じで、スリルと恐怖に満ちていました。
    なんと言っても、キャラ一人一人の迫力がある。

    ただね、警察バカ過ぎ。エセ人権主義の外部圧力の必要以上に気にしたり、無能な上司が居るのはよくあることなんだけど、あとの方であの犯罪を防げないのはちょっとおかしいよ。少なくとも犯罪には気付くよ。
    にもかかわらず、主人公があれだけ苦労して辿り着いた場所に、あのピンぼけ集団が?

    点数としては、完成度の高さはプロットの練り込み不足を全体の面白さでカバーして60点、それに画面から伝わってくる迫力を+10点で70点。

  • 90点 呼吸困難必至!!

    2009-05-08  by ガチボーイ

    恐怖、焦り、怒り、哀しみ、絶望、後悔、あらゆる負の感情に息が詰まった。これほど息苦しさを感じた映画は初めてかもしれない。

    韓国ではR19指定にも関わらず、500万人を動員し、「殺人の追憶」級の傑作と評される。嫌でも期待は高まるが、いやいや文句なしの傑作!実際にあった連続殺人事件をベースに描き、見事に“狂気”を表現して見せた。そして、一級のサイコサスペンスでありながら、一人の男が心を再生する胸を打つヒューマンドラマでもある。犯人の異常さが前面に押し出され、救いのなさに目を覆いたくなるが、「ゴミ」と呼ばれる主人公が取り戻す“人間味”に熱いものが込み上げた。

    10ヶ月間に21人を殺害した実際の犯人が、取調べで述べた殺人動機は「何となく」だそうだ。なぜこのような怪物が生まれてしまうのか。彼らの心の闇を想像することはできない。だが、少なくとも生まれながらにして怪物ではないと思う。本作では犯人の過去についてほぼ描かれないが、この犯人の“人間味”のなさが作品に一層のスリルを与えている、と納得しながらも、その過去こそ我々が最も知らなければいけないことのような気もした。とにかく、この手の犯罪には憤りと共に、諦めと遣り切れなさばかりが残る。

    鑑賞中、観客に出来ることは祈ることしかない。執拗に映し出される、十字架と磔のキリストが印象的だ。

  • 90点 キマシタ

    2009-05-20  by せるぴこ

    韓国映画ももう駄目だな、と思っていましたが、きましたねぇ。
    ここまで痛さ、怖さを強く伝える演出もなかなかないです。
    でも決して内臓ぐちゃ、とか、脳みそバーンとか、やってないんですね。
    撮り方と演技、小道具で表現してるんですね。

    どこまでが実際の事件に忠実なのか知りませんが、救いのない展開がこれまた素晴らしくむごい!
    んでエンディングは最高の終わり方です。

    韓国映画によくある「中だるみ」は多少あったものの、1800円払う価値十分あり!ですね。

この他のレビュー閲覧やレビューの投稿は チェイサー〈2008年〉の作品ページ へどうぞ

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活

 



進化し続ける4DXの魅力をレポート!4DXニュースまとめ
正統派時代劇『武蔵−むさし−』が公開!
映画ファンなら見逃してはいけないSFスリラー『クローバーフィールド・パラドックス』 『アナイアレイション −全滅領域−』特集
『ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2019』特集
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ
あの映画の“核心”に迫る!話題作のキャスト・スタッフに直撃!【インタビュー記事まとめ】
ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる春号登場!
WOWOW『連続ドラマW 悪党 〜加害者追跡調査〜』特集
DCヒーローの動向をチェック!『DCコミック映画』まとめ