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悲しみが乾くまで [DVD]

『悲しみが乾くまで [DVD]』を価格比較。★★★☆(70点)『悲しみが乾くまで』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

悲しみが乾くまで [DVD]
70点
監督 スサンネ・ビア
出演 ハル・ベリー,ベニチオ・デル・トロ,デヴィッド・ドゥカヴニー
発売日 2010年7月23日
定価 1,500円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 2010年7月23日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「悲しみが乾くまで」のレビュー

  • 80点 善は受け入れよ

    2008-06-13  by 出木杉のびた

    大切な人の死を受け入れるのは、なかなか容易なことではない。きっと今にも、いつもと同じように明るい笑顔で、「ただいま」と帰ってきそうな気がする。本当に死を受け入れられるようになるには、かなりの時間を要する。

    そう、きっとあなたを利用した。

    このコピーが物語るように、オードリーはブライアンの死の喪失感を埋めるために、親友のジェリーを家に住まわせ、利用した、と思われても仕方のないような行動を取る。

    このままいけば、お互い再生の道を辿れるかと思いきや、オードリーの嫉妬がそれを邪魔する。泳げなかった子供が、水に潜れるようになったり、自分の知らない娘の行動を、彼が見抜いていたりしたことに、憤りを感じてしまうのだ。自分の力の無さや、夫が内緒にしていたことに後から気付かされる、疎外感にも似たものを感じてしまったのか。
    もっと素直に喜べばいいと思うのだが、心のどこかに、ヤク中の男を信用できないと思う気持ちがあったのかも知れない。こんな男に心の隙間を埋めてもらおうとした、自分にも腹を立てていたのだろうか。

    善は受け入れよ

    全く、添い寝までさせておきながら、わがままもいい加減にしてほしい。男からすれば、こんなことさせて、自分にも脈があるかと勘違いしてしまうよ。残酷な女だ、オードリーは。自分のことしか考えられないで、せっかく更生しかけたジェリーを追い込んでしまう。

    デル・トロの薬の禁断症状に苦しむ演技には、鬼気迫るものを感じた。デル・トロもハル・ベリーも、共にアカデミー賞俳優だから、うまいのも当然か。

    2人の目の、どアップのシーンが多かった。2人を信じて、目だけで演技させるなんて、監督も思い切った演出だ。この二人の“目”、なかなか見応えがあったことは確かだ。

    ジェリーにジョギングを勧める、近所のおじさんもなかなか良かった。

    オードリーの夫は、正義感が強く、そのために死に追いやられた。そしてヤク中のジェリーにまで親身になって面倒を見ている、とても出来た人間だった。そんな人間が死んで、ろくでなしの男が生きて、自分から、子供達まで奪おうとしている。そんな被害妄想に苛まれてしまうほどに、彼女の哀しみはとても癒しがたいものだったのだろう。ダメ男のジェリーに、「あなたが死ねばよかった」などと口走ってしまうほど、追い込まれていたのだ。

    ラストのジェリーのセリフが切ない。

  • 40点 表層的な映画

    2008-09-18  by odyss

    『アフター・ウェディング』でもそうだったけど、私はどうもスザンネ・ピア監督とは相性が悪いらしい。この映画でも納得のいかない部分が多かった。

    或る男が殺される。妻と子供にとってはよき夫とよき父の喪失だ。そして麻薬におぼれて周囲から孤立しながら、ただ一人の親友からは見放されなかった男にとっては、親友の喪失だった。大事な人物を喪失した双方が葬式で出会う。そして・・・・・というお話なのだが、その後の展開にはどうも不自然さが目立つ。

    最も分からないのは妻(ハル・ベリー)である。彼女はなぜ夫なき後に、その親友を自宅に住まわせるような真似をしたのか。この展開が不自然に思われるのは、それまでの彼女の描写を見ると、そういうことをしそうな人物には見えないからだ。彼女は理想的な夫と二人の子供と安定した暮らしをしており、またそこに夾雑物として入り込む要素を排除しようとしていた。麻薬におぼれた親友を見放さない夫にも文句を言っていた。つまり、彼女は決して善意の人物ではない。むしろ自分の持っているものを必死に守り、余計な部分は切り捨てる人間だと思われるのだ。

    そうした彼女の身勝手さは、夫の親友を引き入れた後にも出ている。眠れないからと言ってベッド内に彼を招くのだが、それはあくまで安寧な睡眠を得るためである。私は、スザンネ・ピアという女性監督の限界はこのシーンにこそ現れていると思った。男がこういう状況に置かれたら、どうしたってセックスしたくなるにきまっているのだ。まして相手はハル・ベリーみたいなセクシー美人なんだし(彼女が数年前ボンド・ガールをやったことを思い出されたい)。仮に親友の妻で夫を亡くしたばかりの可哀想な女性だからと自分に言い聞かせて我慢したとしても、何か釈然としないものが残るはず。彼女はまた、彼が子供たちにやさしくすると、夫の代用はしないでくれと冷たく言い放つし、最後は突然彼を追い出してしまう。どうしようもない身勝手女なのである。

    そしてその後、男はまた麻薬中毒に戻ってしまう。そして彼女はその彼を救い出すのだが、この辺の描写は簡略すぎて説得力がない。ヤク中毒がごろごろしている地域を歩くのは危険がつきまとうはずだが何事もないし、その後の展開も簡単すぎる。麻薬中毒から立ち直ろうとする集会で知り合った女の子も、表層的な役割を演じるだけで、ついに男の生きる本質に切り込むことがない。

    そう、この映画は実に表層的なのだ。亡くなった男は夫としても父としても親友としても理想的な人物であり、残された者たちは愛憎を本格的に絡み合わせるでもなく、本格的にエゴをぶつけ合うでもなく、最後はきれい事で終わってしまう。残るものは何もない。

    私だったら、妻と親友の夫には一度セックスをさせると思う。別にセックスシーンが見たいからだけではない(いや、見たい気持ちからでもあるけれど)。この二人が本質的にぶつかり合うには、何かを介さなければいけないからであり、それにはセックスが最も適切な手段だと思うからだ。それと、その後の麻薬中毒から立ち直るシーンにはもっと時間をかけるだろう。そうでなければこの映画の意味が出てこない。つまり、人生は、亡くなってしまった理想的な夫にして父にして親友であったような男と送れるとは限らないのだということ。それを実感するためには、残された者同士が傷を負うことを覚悟でぶつかり合うしかないからである。

  • 80点 眼差しが語る心模様

    2008-09-07  by たんたんたぬき

    登場人物は少なく、10人に満たないかもしれません。それ故に、それぞれの人物像やこころの動きなどを丹念に作り込み、決して大袈裟ではないドラマが、深い味わいの作品に仕上がっていると思います。

     特にアカデミー俳優主役二人の役作りは見事です。 夫の死後、子供の前で気丈に振る舞いながらも時折見せるオードリーの女としての弱さ。亡き夫の親友ながら敗北者であるジェリーとの微妙な関係に、お互いが抱く揺れ動く思いとその変化、距離感の移り変わりなどを、とてもうまく表現しています。 また、一旦立ち直ったかに見えたジェリーが、再び麻薬に手を出し、禁断症状に苦しむ様は、まさに鬼気迫る演技です。

     しかし、それらを本物に仕上げているのは、デンマーク人女性監督スザンネ・ビア、ハリウッド初進出作品だそうですが、その手腕は見事です。 とても微妙で、難しい状況設定のドラマを巧みに映像化し、決して多くはないセリフと、眼差しのクローズアップを多用した独特の作画は上品で、静かな感動に満ちています。 

     先への希望が感じられるエンディングのすがすがしさも相まって、大人の鑑賞に堪える良作だと思います。

  • 90点 隠れた傑作

    2008-06-07  by はなよ

    地味だけど、実に味わい深いドラマでした。
    その味わいをひとつひとつ綴っても書ききれません。感じた気持ちを自分のなかで大切にしていたい、そんな気分になりました。

    ---

    人の死の受け止め方はそれぞれだけど、わたしはこの映画を観て、ここ2年ほどずっと心に溜めていたものに一つの示唆を与えてもらいました。

  • 90点 Things we lost in the fire

    2008-04-05  by 未登録ユーザ白酒

     見出しが原題です。この原題の意味が映画の進行とともに明らかになります。そして、なるほど、本当にその通り、などと頷いてしまいます。実に良く出来た原題です。
     それに比べて、邦題なんとかなりませんかねえ。我が友は、邦題見て行く気しないと言ってます。こんな素晴らしい映画なのに。
    邦題つけるの本当に難しい。

     誰も感想書いていないので、こんないい映画なのにもったいないと思って投稿することにしました。
     私はこのデンマークのビア監督、「しあわせの孤独」しか見てません。これが本当に染みる映画で映像も独特で好きになり2回見ました。

    そしてこのハリウッド映画。ハリウッドでも自分のスタイル崩すことなく、ハルべり、デルトロ
    を物語の中の人物としてしっかり取り込んでいます。
     メロドラマではなく、ヒューマンドラマと呼んでほしいですね。

     ある日私にも起こるかもしれない、そんな出来事から始まる、ツライツライ物語ですが、2人をしっかり見つめて、説得力のある展開をしています。
     見終わって、無駄がない、無駄な画面が一つもないと思いました。

     ハルベリー、デルトロ2人とも好演。緊張の中に、ほっと息がつげる、でも重要な役割の人物が
    登場します。この人の使い方が見事です。

     ビア監督、才能、実力発揮の映画です。まだの人是非見てください。
    「悲しみが乾くまで」なんて、安っぽい邦題に惑わされないで下さいね。

  • 60点 なんとも暗い映画・・・

    2010-03-22  by シネマスター

    なんか観終って暗い気持ちになった。 ユーモア、一切無しのシリアスドラマ・・・疲れた・・・ でも中々良かったよね。

  • 70点 けっきょく

    2010-01-15  by 未登録ユーザとか

    最後は、結局どんな理解しましたか?
    デルトロが夢をみて、まだ薬の治療中のシーンだと思うのですが、もう絶対に触れないみたいなことをいうじゃないですか。それは薬のこととハルベリーらの家族に対しても、つらすぎるからもう触れないみたいなことなのかなと感じたんですが、みなさんはどう解釈していらっしゃいますか?聞かせてください。善は受け取れの手紙花束は、デルトロがもう働いているってことなのかな?施設のお金を返しているってことですか?

  • 60点 ヤク中が代理夫

    2009-11-12  by アキラ

    渡米後のスザンネビアがまたしても『ある愛の風景』みたいな代理夫な状況を描いたメロドラマを撮る。今回の代理夫はヘロイン中毒で見捨てられた元弁護士。夫だけが彼を見捨てなかった唯一の親友。そのヤク中のエピソードは大して魅力的じゃないんだけど、亡くなった夫とのエピソードが実に効果的に仕掛けられています。えっちしようとしていた所で子供に呼ばれてちょっとアイスクリームを買いに出て、そのまま帰らぬ人に。車の灰皿に入っていたはずの金が紛失した事での口論。隠していた娘との小さな秘密。ボヤ騒ぎで失った物のリスト。実に切ない気持ちにさせる要素です。あくまでもこの物語は代理夫とのドラマというよりも夫の思い出にどう関わるかという面を描こうとしているようです。ヤク中も妻も彼を忘れられず、それでも彼への想いを吐き出す事で少しずつ心を癒す。ヤク中たちの更生集会よりも、この家庭での密なコミュニケーションの方がよっぽど効果的なセラピー。

  • 60点 結局デルトロ。

    2009-02-12  by 未登録ユーザビアズリー

    薬物が身近でない日本人の私にとっては色々疑問点はありますが…見所としては何よりもデルトロの圧巻の演技で、この映画を支えていると言っても過言ではないと思います。まぁ役者としてもおいしい役なのかもしれませんが。個人的には彼が出てるだけで映画の星一つ分上がるかな?というぐらいご贔屓の役者さんなのでその点甘くなってしまいますが(^^;逆に彼じゃなかったらこの邦題では見なかったと思います。一つ一つの細かい仕草とかセリフ回しがとても良いです。対するハルベリーは全編ノーメイクで抑えた演技のつもりなんだろうけどいまいち魅力的でないというか…まぁストーリーはシンプルで分かりやすいし、映画としては全体的にはよくまとまってはいると思います。

  • 80点 癒されましたー

    2009-07-05  by RRK

    大切な人の死は受け入れ難いものです。
    「自分ならどうやって乗り越えるだろう」と考えさせられる作品でした。


    ハルベリー演じる妻の身勝手さが光ってましたね。
    大きなショックは、少なからず人の心のバランスを崩すものでしょう。



    周囲の人間が完璧なまでに優しい
    そして素直でかわいい子供達にも癒された

    自分より取り乱している人がいると、
    「しっかりしなくては」と思うものですよね。

    妻がおかしい時は、夫の親友は優しく振る舞い。
    夫の親友がおかしくなれば、妻が優しくなる。


    時にはテンションがあがっちゃって、
    ヒドい事を言ってしまったり、自分勝手な行動をするけれど、
    それは一時の事で、みんな基本的には優しい心を持っています。
    みんなそうだなぁと思いました。

    人のことをすぐには見捨てず、
    病んでいる人がいたら優しくしてあげようと思います。

    つーかデルトロってほんとセクシーっすね。
    ハルベリーはもちろんですけど。

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