ただいまの掲載件数は タイトル56557件 口コミ 1115513件 劇場 584件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 恋人たち > 恋人たち [DVD]

恋人たち [DVD]

『恋人たち [DVD]』を価格比較。★★★☆(75点)『恋人たち』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

恋人たち [DVD]
74点
監督 橋口亮輔
出演 篠原篤,成嶋瞳子,池田良,安藤珠恵,黒田大輔
発売日 2016年9月7日
定価 4,104円(税込)

 

価格比較

恋人たち [DVD] 3,175円 (税込)
在庫あり。
Amazonで買う
恋人たち [DVD] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 松竹
発売日 2016年9月7日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「恋人たち」のレビュー

  • 40点 後味が、、、

    2016-02-14  by 未登録ユーザnanakamado

    キネマ旬報ベスト1をとっていたので見ましたが、私にはなぜ高評価なのかわかりませんでした。
    現実世界の閉塞感や不安を現実の日常、日々報道される様々な事件で十分味わっているのに、延々とトリプルで
    見せられ、その結論がご飯を食べ笑って淡々と日常を送ることという真実ではあるけど古典的な言い尽くされた結論で、最後がビルに切り取られた青空というのもあまりにも有りがちでした。無名の俳優が好演している分リアル感が強いので、ドキュメンタリーに近い肉薄感ですがその分重たいです。
    ドキュメンタリーならいくら重たくてもいいけど映画でそれをなぞられても、、、。映画に何を望むかによりますね

  • 100点 飴とニワトリ

    2016-01-21  by 出木杉のびた

    橋口亮輔監督が『ぐるりのこと。』を発表してから7年。待望の長編はまた心をえぐられるような名作となった。ワークショップから選ばれた主要キャストはほとんど観客には馴染みのない役者たち。出演経験はほんの僅かなメンバーに混じって、光石研、安藤玉枝、木野花などのベテランが脇を固めている。この演技陣のバランスが絶妙で、ドキュメンタリーっぽい雰囲気に、双方の役者たちが自然に溶け合っていて見事だ。失礼だが、最初木野花までどこかのおばあさんかと思ったくらい。役者をアテ書きしたと言う脚本も見事で、光石、安藤、リリー・フランキーも、こちらのイメージするキャラをそのままに演じている。

    アツシ(篠原篤)は何やら不平不満をぶつぶつ言いながら、無為な日常を過ごしている。彼に何があったのかは、しばらく伝えられない。アツシを襲った理不尽な出来事には、本当に怒りを覚える。立ち直れないアツシに対して、しっかりして欲しいとは思うが責めることはできない。その痛みは、経験した者でなければ分からないだろう。終盤の男の泣き語りを、これほど長く捉え続けた作品も記憶にない。見知らぬ役者の演技に、いつしか心を奪われ揺さぶられてしまった。いつも一人でいるアツシに少しずつ歩み寄ろうとしてくれる同僚たちが良い。飴玉をくれる女子社員とその母親のよく分からない申し出の不器用な優しさ。昔修羅場を潜ったことがありそうな片腕の同僚の言葉が温かく胸に迫る。

    若く生意気な弁護士・四ノ宮(池田良)の「傷ついてしまう」の意味を知って愕然とさせられた。詐欺事件にあった時の橋口監督の実体験というから驚きだ。エリート意識丸出しで嫌な男の見本のようだが、彼もまたあらぬ疑いをかけられる被害者でもある。受け入れている振りをしてもどこかで嫌悪感を抱いていた、親しいと思っていた友人の態度の変化がシビアだ。

    瞳子(成嶋瞳子)は、夫と姑との三人暮らしの主婦。夫はどうもマザコンで、妻には興味を失っていて性欲のはけ口としか捉えていないようでこれまた嫌悪感を抱かせる男だ。その母子の間で空気のような存在の瞳子は、その日常に慣れきってしまっている。皇室の追っかけ、少女マンガみたいなイラスト、お姫様の登場する小説を書くなど、自分の世界に浸って満足している。そんな暮らしに風穴を開けてくれた存在が藤田。光石研が演じているのでどうも胡散臭いと思っていたら…。それでも二人でニワトリを追いかけるシーンの躍動感に、瞳子の心の何かが目覚める実感が活き活きと描写されお見事。成嶋はヌードから放尿シーンまで演じてそれこそ体当たりだが、それを意に介さないほどの飄々さに、この役とのマッチングが感じられてお見事。

    辛く悲しく厳しい現実。それでも人は生きていかねばならない。周囲の支えもあり、やがて垣間見える救いの演出が温かい。人は人に傷つけられるが、その傷を癒してくれるのもまた人だ。人は人の間で生きている。

  • 90点 恋人たちの最高に幸せな瞬間(とき)

    2017-01-09  by あらぼ〜

    昨年、数々の映画賞を取った本作。
    140分。見応えのある、いい映画だった。
    そして、テーマ性がとても高い。

    一見、関係なさそうな3つのエピソードから成り立つ。
    それぞれが交わることは,たった一か所以外ない。
    9月に観た“怒り”に構成が似ているかもしれない。

    飲み込めない思いを、飲み込みながら生きている3人。
    アツシ、瞳子、四ノ宮…それぞれが被る理不尽。
    差別と偏見とも言える不当な扱い。
    川の中にある橋台に、ひびが入るように…
    3人の心に入る亀裂が、痛々しくて涙が溢れてくる。

    そして、タイトルの意味について考えた。
    …ああ、アツシが見かけた2人のことだ。
    他愛もない会話をしながら、笑いながら寄り添う恋人たち。
    お互いが好きで、片時も離れたくない、若い恋人たち。

    この恋人たちを見たアツシの心情の変化…
    自分の幸せだった時の気持ちを思い出したのだ。

    亡くなった妻との最高に幸せだった瞬間を…
    この人と生きて行こうとした決意した瞬間を…

    アツシの悲痛な叫び。
    それは、橋口監督の叫びとも受け取れる。

    でも、人は恨みや憎しみだけでは生きていけない。
    どんな暗闇におかれても、生きていくには…
    わずかな光を、青空を探し当てなければならない。

    Akeboshiの曲「Usual life」が心地よかった。
    明るいメロディーとシンプルな英語の歌詞が
    メッセージとして心に響く。

    悩み、苦しみ、怒り、希望を見失っても…人は自分の日常に生きる。
    ちっぽけでも、幸せな瞬間を探しながら生きてゆく。

    3人の姿を通して、生きるヒントをもらったような気がした。

  • 100点 同じ目線

    2016-09-21  by 星空のマリオネット

    橋口亮輔監督の映画は『ぐるりのこと。』(2008年)と『ハッシュ』(2001年)を観たことがあるだけです。しかし、それでも僕にとって彼は特別な監督の一人です。
    そして新作の『恋人たち』(2015年)もまた、彼の作品らしい、驚くほどインパクトが強くて、辛い映画でした。「苛立ち」と「悲しみ」、そして「共感」が、ない交ぜになって襲ってくる。

    三つの物語がそれぞれ並行して進行する。
    愛する妻を通り魔に奪われ、怒りに支配され、自暴自棄の荒んだ生活に苦しむ男。
    ボロ屋で同居する夫と姑からその存在を無視され、依るすべのない中年女。
    他人の痛みを蔑む、若いゲイの弁護士。

    主人公たちは、心も外見も薄汚れていたり、嫌味だったりする。醜くて愚かな人たちで、見ていて腹立たしくなってくる。でも、人間ってそもそも醜くて愚かなもの。僕自身もそうだ。
    深い喪失感に苛まれている彼らは、復讐を渇望し、白馬の王子様の登場を夢想し、人を侮蔑する。そうすることで、現実から逃避し、なんとか今日を生きている。
    世の中から疎外された日々が、彼らの生身の息使いとともに、印象的に活写される。決して上から目線ではなく、彼らと同じ目線で描かれるのです。

    彼らはどん底まで落ちて、自分にも恋人がいたこと、愛する人がいたことを切実に思い起こす。そしてギリギリのところで踏みとどまる。知らぬ間に自分で作っていたぐるりの壁を壊すことで、人の善意や人の痛みを感じとることができるようになる。
    ちっぽけな空でも、青空ってこんなにも美しい!

  • 70点 結末の甘さが

    2015-12-19  by odyss

    いわゆる下流社会を描いた映画。

    妻を通り魔に殺された青年をはじめ、夫と姑との味気ない生活を送っている主婦だとか、詐欺的な水製品を売ろうとしている夫婦だとかが主要登場人物。

    その中でエリート的なのは弁護士だけど、彼も実は・・・という重荷を背負っている。ただし、この弁護士については仕事や交友関係はともかく日常生活はほとんど描かれないので、ちょっとその辺が物足りない。

    いわゆる刑法39条問題だとか、味気ない生活からの脱出も夢物語といった、生きていくことのどうしようもなさがそれなりに伝わってくる。

    でも橋口監督らしく、最後は希望が見えるような終わり方なんだけど、どうだろう。少し甘くはないか、そんな気持ちがしないでもなかった。

  • 80点 溢れ出す気持ち

    2015-12-13  by きょん131

    義母と夫と暮らす女性、妻を通り魔に殺された夫、同性愛者の弁護士それぞれの生き様が映し出される。「ハッシュ!」の橋口亮輔監督。

    篠原篤さん熱演☆彡とってもやりきれない思いを抱えたまま生きている男を見事に演じていた。成嶋瞳子さん体当たり演技がすごい(゜д゜lll)池田良さん難しい立場の役柄を軽く演技していて。

    全く知らない俳優さんたちが主役でしたが、見応えがありました。そして、脇を固める面々が演技は役者ぞろいで。光石研さんや安藤玉恵さん、リリー・フランキーさん、木野花さんとみなさんそれぞれ良かった☆彡とっても各々の特色と新しい部分と生かしていて。

    何気ない毎日。でも、それぞれの想いは深かったり、外から見ている部分では分からなかったり。何気ない毎日というにはあまりにも重くて(特にアツシ)、とても受け止めきれない。

    2015年末にどしんと心の奥底に響く作品が観られて満腹です(*´ω`*)

    そして、篠原篤さん。痩せたらかなりイケメンと見た(=v=)

  • 100点 スクリーンの中に自分がいた

    2015-11-25  by 未登録ユーザmipochina

    本当に痛い(心が)想いをしたことがある人は「そうそう」「わかるよ」という気持ちでスクリーンの中に一緒にいただろう。

    人がものすごく困っていたって、結局誰も助けてくれない。
    それは経験した人にしかわからないこと。

    行政?通り一遍の説明をしてくれるだけ。何かあったら相談してください…それは建前。
    弁護士?高いお金を払ったところで、型通りの対応。クライアントは大勢いて自分はその中の一人。親身になってくれる弁護士なんてほぼいない。
    友達?大人になれば友達よりも家族。相談したところで面白半分にしか聞いてくれない。面倒なことには関わりたくないっていうのが本音。がんばってね、話だけなら聞くよー、うちも大変だよー。

    当事者が求めている救いは、
    自分が抱えている問題をスッキリ解決したい、
    暗く深い穴の中から引っ張りだしてほしい、
    自分の想うような結果に導いてほしい。

    助けて 助けてと藻掻いても叫んでも
    結局自分を助けられるのは自分しかいない。
    人を当てにしてはいけない 誰かのせいにしてはいけない。

    憎い相手を殺したくても、
    自分自身が苦しくて死にたくても
    殺せない、死ねないのが現実。

    自殺ってね、本当に勇気がいること。
    車に飛び込めば、電車に飛び込めば、ビルから飛び降りれば死ねるのに
    それをわかっているのに
    手首にカミソリを当てる…それは本当に死ぬ勇気がないってこと。

    自分の中に生きたいという気持ちがあること、
    それに気がつき、それを認めたとき、
    ひとつの山を越えられる気がする。

    「わたしはまだ、あなたといろいろ話したいよ」

    自分を必要としてくれる人がいる、
    目に見えて助けてくれるわけじゃないけど、
    こんな風に想ってくれる人がいるということに気づけたことも
    自分を乗り越えることができたひとつのPOWERだと思う。

    自分で自分に折り合いをつけることは
    ものすごく難しく、時間がかかるけど
    それができたときに
    青い空を心から青いと思える。
    アツシも瞳子も四ノ宮も同じように思っているはず。

    橋口監督の「ぐるりのこと」にも「恋人たち」にも
    スクリーンの中にわたしがいてびっくりした。

  • 100点 物凄い日本映画の傑作、人間たちの群像ドラマが見事!

    2017-04-08  by jimmy09

    「これは凄い映画を観た」と思える物凄い日本映画の傑作のひとつ。

    観始めた時には「雑多な感じがあるが、面白くなるのだろうか?」と疑問に思いながら観て行くと、完全に映画世界に呑み込まれる感じがイイ。

    愛妻を通り魔に刺殺された篠塚アツシ(篠原篤)はトンカチたたけば壁の状態が判る職人として船で首都高の劣化を確認する仕事をしている。しかし、保険証の滞納をはじめとして貧しい生活を送っている。但し、妻のために弁護士には金を払う(本人曰く1時間5万円!)のだが、親身になってくれる弁護士は不在。
    時々、自暴自棄になり、「犯人を殺したい!人を殺してもいい法律を作ってもらいたいんですよ!」とか「今のダメな日本でオリンピックなんてやったってしょうがないじゃないか!」という社会風刺とも取れる本音が見事。

    篠塚を中心に描く映画かと思えば、夫とは淡々とした生活をおくる主婦=高橋瞳子(成島瞳子)は、詐欺まがいの事をしている男女の男とセックスしたり、ついて行こうとするが、儚い虚構世界であった。

    その他大勢の人間たちの群像ドラマが見事であった。
    橋口亮輔監督アッパレである。

    <映倫No.120229>

  • 80点 丁寧

    2017-01-07  by 桂日之石

    人物ひとりひとりにちゃんと生活感があって、こういう丁寧につくられた映画は好きです 登場人物のような人は世の中に当然いるだろうし、自分自身にも当てはまる部分もある 大袈裟な演出の山場はないけれど、テンポも良いので、140分あるけど最後まで飽きずに観られます

  • 60点 これは傑作ではない

    2016-12-30  by ぼんきち

    DVDでの鑑賞。数々の映画賞に輝く作品ーーという意識を持ったうえで観た。確かに、無名・有名それぞれ俳優の演技は素晴らしい(ただしリリー・フランキーは除く)。家庭内の風景、職場でのやり取り、役場の対応・・・。ドキュメンタリーのように自然だった。だが、その俳優たちの置かれた設定が、アタマで考えて創り出された「今どき、いそうな人たち」でしかない。妻を突然失った夫、満たされない主婦、性的少数派のエリート弁護士。その、いかにも存在しそうな人たちを、ドキュメンタリーのように撮るだけでは、ホントのドキュメンタリーに勝てない。「映画」としての見せ場、勝負どころはラストをどう持っていくか。それが弱かった。感情が溢れる長セリフに惹きつけられたかどうかで、評価は分かれるのだろう。私は入り込めなかった。アタマの中で捻くり出したセリフを話しているようにしか聞こえなかった。劇中の人物ではなく監督が話し始めたような感があった。その意味で、これは傑作ではない。

この他のレビュー閲覧やレビューの投稿は 恋人たちの作品ページ へどうぞ

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活

関連DVD

恋人たち [Blu-ray]

  • 定価:5076円(税込)
  • 価格:3391円(税込)
  • OFF:1685円(33%)

 

 



ぴあ Movie Special 2017 Autumn ぴあ映画特別号 秋号登場! 秋の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
ぴあ×ららぽーと “エンタメ・コレクション” Vol.3『あさひなぐ』特別試写会合計415組830名様ご招待!
第10回したまちコメディ映画祭 in 台東 特集
日米完全同時放送!『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』特集
遂にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にスパイダーマン本格参戦! 映画論評・批評の新コーナー“critic”。夏のアクション大作『スパイダーマン:ホームカミング』『トランスフォーマー/最後の騎士王』ほか『エル ELLE』など8月公開作更新中!
「水滸伝」のことならなんでも!匿名での書き込みもOK!月刊 水滸伝