映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > ホステージ > 「ホステージ」 + 「レインディア・ゲーム」 [DVD]
「ホステージ」 + 「レインディア・ゲーム」 [DVD]
『「ホステージ」 + 「レインディア・ゲーム」 [DVD]』を価格比較。★★★(63点)『ホステージ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
監督 | フローラン=エミリオ・シリ, ジョン・フランケンハイマー |
---|---|
出演 | ブルース・ウィリス,ケヴィン・ポラック,ジョナサン・タッカー,ベン・アフレック,ゲイリー・シニーズ |
発売日 | 2005年11月26日 |
定価 | 5,076円(税込) |
価格比較
![]() |
在庫切れ | |
![]() |
売り切れ |
商品詳細情報
販売元 | 松竹 |
---|---|
発売日 | 2005年11月26日 |
リージョン | 2 |
ディスク枚数 | 2 |
形式 | DVD |
関連商品
ぴあ映画生活ユーザーによる「ホステージ」のレビュー
-
犯罪者も色々
2005-06-24 by
りんぼ
オープニングから一気に緊迫した雰囲気に包まれ、それが最後まで持続した事が先ずこの映画を評価する点です。
製作者も意識したであろう「ダイ・ハード」だが、私は多くの類似作品から比較しても、この映画は上手く作ったと思っている。
それだけ「ダイ・ハード」という映画のハードルは高いと思うのだが、敢えて似た状況のこの映画を作ったことに意味があると思う。
先ず、犯罪を起こす少年たちが良い。
彼らのいきあたりばったりで生じる犯罪が実にリアリティに溢れている。
その後の仲間同士の対立、兄弟関係の描写が生々しい。
中でも一人異様な雰囲気のマース。
彼はここで異質な存在として位置付けられているが、彼のような若者が現代では珍しくないと思う。
最初の事件が実に簡単に発生し、雪崩れ込むように大事件へと発展していく辺りの臨場感。
おそらく実際に発生する凶悪事件もこんな感じで起きたりするのだろう。
そんなマースもジェニファーに救いを求める辺りが切なくて悲しい。
彼が只の怪物ではないのはこの辺りで、そこに深い悲しみがある。
ブルース・ウィルス演じるタリー署長も悲しい男だ。
彼の過去の心の傷は開いたままだし、家族とも上手くいかない。
彼がマクレーン刑事と違うのは情けが深い点だろう。
最初の失敗も彼の優しさから発生したものだし、だからこそ受ける痛みも大きい。
その点は映画の最後まで変わらない彼のスタンスだと思う。
だから、案外事件解決後の家族の問題もあまり進展しないのかもしれない。
まあ、それはこの映画の主題では無いので敢えて保留でも構わないだろう。
それより気になるのは、肝心の家族と仕事の板ばさみの部分があまり描かれていない点だ。
タリー署長が究極の選択をしたかというとそうでもなく、
どちらかを切り捨てるような状況には陥らなかった。
その点がやや甘いと感じるところもあるが、映画全体を損ねているほどではないと思う。
この映画、不要と思う部分はばっさり切り捨ててしまっているのだが、私はそれはそれで構わないと思う。
タリー署長を脅迫する連中はほとんど説明が無いし、彼らはずっと覆面で人間性を見せない。
その辺りがマースたちに比べても同情の余地が無い。
こういう切り分けがはっきりしているから、結構すっきりとした後味なのかもしれない。
少なくとも昨今のブルース・ウィルス作品の中ではかなり楽しめた。
製作が決定している「ダイ・ハード4.0」(でしたっけ?)が少し楽しみになった。 -
何の為のセキュリティー
2005-06-18 by
影無茶
この映画、密室物なので、スケール的に大きな広がりはありません。(ナカトミビルは別ですが・・)
ブルースウィリスも決してスーパーヒーローではありません。
けっこう失敗もするし、自分の家族の為なら人質に危険な事もさせます。
そのあたり、今まで彼が演じてきた人物に比べ、
人間くささが前面に出ています。
そこらあたりが、もしかすると物足りなさを感じるかもしれません。
(最後少しジョン・マクレーンしてますが)
しかしこの映画、プロットが良いのか、全編を通して、けっこうハラハラして見れる事は確かです。
私も最後までテンションを維持して見る事が出来ました。
過度な期待をしなければ(これが難しい!)それなりに満足できるのではないでしょうか。
でも、これ、事件発端の犯人が立てこもる時なんですが、
金持ちの大きな家で万全なセキュリティシステムのはずなのに、いとも簡単に侵入します。
何の為のセキュリティーなんだよって、思いました。 -
大丈夫か?
2019-11-17 by
ニコラ
こんなのを最後まで見てて。えっ? 自分もこっそり最後までみました。ハッキリ言って中学生でもよろこばんよ。女優もお化けみたい。タバコ3本。
-
二重人質事件
2019-06-25 by
しゅうや
山中の豪華な屋敷に、不良少年三人が押し入り、一家を監禁。
屋敷は完全警備システム完備で、立てこもられると完全な要塞に。
とても手に負えないと、指揮を譲り渡した地元警察の署長だったが、家族を人質に獲られ、現場復帰を要求されるという筋立て。
完全な要塞と化した屋敷に、銃を持って立てこもる少年たち。
少年たちを騙し、屋敷の息子を味方につけ、警察チームを引っ張り、昔の交渉人時代の経験から、なんとか事件解決を目指す署長。
家族を人質に獲った謎の一味は、現場でギリギリの指揮を執る署長を追い込む。この図式、手に汗握る監禁劇が繰り広げられます。
クライマックスの犯人の狂気からの炎上攻撃と謎の一味の攻撃、それを受けての署長の反撃、見応え充分でした。
少々話を広げ過ぎで、二つ目の人質事件まで尺が残っていないのは、残念なところでした。 -
この男 絶体絶命 よく似合う
2013-01-28 by
こわれもの
極限状態が伝わるハチャメチャアクション家族愛が一番大事だよ編。
ロン毛のあんちゃんのいかれっぷりが◎
闇組織の全貌と金持ち親父のポジションが謎でした。 -
金持ちの家いい
2011-02-27 by
にしやん
涙のブルース映画、車奪うだけで家に侵入しちゃうバカな若者と正体不明のDVD軍団、金か投降かで金選ぶ若者はなんともらしいなぁと思う、最初から少しおかしいけどさらにおかしくなる若者は女に何を求めたのか?仲間を殺したりおかしくなるのが突発的な感じ、最後はホラー映画的、全然飽きない展開だけど少し長いかなDVD軍団はFBIも動かせるほど大物だったんだろうか、子供の遊び場が天井とは広すぎ金持ちバンザイ、最後は家族愛で両方グーですな
-
犯罪者の少年達は好演技!
2010-11-30 by
まぐも
まず、最後まで時間を忘れて楽しめる内容だったと思う。
もちろん、ブルース・ウィリスだけにダイハードとの比較になってしまうが、この映画はこの映画なりに充分仕上がっているように思う。
特に立てこもる犯人の少年達の設定がよく、さまざまな気持ちが入り乱れ、ぶつかり良かったように思う。
あと映画のポイントとなる人質に取られた男の子の演技もなかなかでブルース・ウィリスとの電話の掛け合いは緊迫感もあり非常に良かった。 -
狂気のデニス!
2009-12-24 by
ヨーク
タイトルから勝手に近未来映画かと思っていたら、正統派アクションだった(笑)
若者が取って付けたような理由で一家を人質に立て籠もりをする序盤は、わざとらしさと予定調和を感じていました。
が、しかし!!
予想外に新たな敵集団が現れ、家族と人質、そしてふたつの犯罪グループによって四面楚歌になるブルース・ウィリス!
ここから俄然緊張感が増し、テンポアップで次々と局面が変化していく様はスピーディでスリル感満載!
最終的には大団円を迎える事が分かっていても、そのプロセスが”どうなるか分からない”ワクワク感があります!
そして何よりも、衝動的で浅はかなだけと思っていた若者の狂気!
屈折した人格が解放されサイコパスとして覚醒するあたりがサイコー!!
個人的にはデニス VS 警察 VS 犯罪グループによる三つ巴の銃撃戦がもっと観たかった!
でも、この予想外の展開は大いに興奮させてくれました!
そしてブルース・ウィリスはやっぱりカッコイイ!
親子愛や板挟みに悩む姿、あるいは展開を遅くしがちな交渉劇などを省き、アクションに特化したつくりは成功していると思います。
特に今回のような設定を活かす上では大きな効果があったのではないでしょうか。
個人的には、狂気のデニスをメインにスピンオフで超B級映画を製作して欲しいです!
-
それぞれの愛・さまざまな愛
2009-12-14 by
ケッセ
なかなか感情移入ができない序盤〜中盤戦で、だらーんと観ていたが、ラストシーンで納得。
瀕死の状態と思しき怪我人を病院に運ばない主人公に腹立たしさを覚えつつも、ラストで納得。
そこには、それぞれの愛があった。
うまっくいっていない家族、けんかばかりの兄弟あるいは姉弟、そして犯人と○○との刹那愛。
そう!様々な愛がこの映画に並立している。
終わりよければすべてよしという映画。
しかし、見ているすべての時間が面白くなければ、映画というエンターテイメントに欠けているので60点という評価にさせていただきました。
次回作はなくて結構です。 -
ゆっくり
2008-01-12 by
lp
ブルースウィリスが人質交渉に挑んだ近作。
観終わって率直な感想は、結構ゆっくりとした間延びした作品だなぁと思いました。
全体として、イマイチでしたが、問題点がストーリーに多々観受けられました。
まず、人質交渉人の主人公が、家族のために行動してしまう点。ここは何とも見逃しがたかったのですが、軽く流され残念。
あと、ラストシーン。このストーリーの終わり方は、何と言うか、中途半端。というより不完全燃焼。
他にも、アクションシーンや、交渉時の頭脳戦に期待したんですが、そのどちらも微妙だったのが、非常に残念でした。
作品に、かなり面白い物を期待しただけに、残念でした。