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羊と鋼の森 Blu-ray豪華版
『羊と鋼の森 Blu-ray豪華版』を価格比較。★★★★(75点)『羊と鋼の森』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。
監督 | 橋本光二郎 |
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出演 | 山?賢人,鈴木亮平,上白石萌音,上白石萌歌,光石研 |
発売日 | 2018年12月19日 |
定価 | 7,344円(税込) |
価格比較
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5,826円 (税込) 在庫あり。 |
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売り切れ |
商品詳細情報
販売元 | 東宝 |
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発売日 | 2018年12月19日 |
ディスク枚数 | 2 |
形式 | Blu-ray |
ぴあ映画生活ユーザーによる「羊と鋼の森」のレビュー
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静かで、だけど何と豊かな134分
2018-06-17 by
ぼんきち
耳をそば立ててスクリーンに向き合う。何と心地よい134分だっただろうか。静かで、だけど抒情豊かな音の世界。もうすっかり酔いしれた。凛とした北国の風景。そこに描き出される主人公・山崎賢人の、ちょっとひ弱だけど、真っ直ぐな姿勢に魅了された。魔法をもたらしたのは、ピアノの音色。と言っても、華麗なるピアニストが奏でる音色ではない。調律師という、存在は知っているけれど、実態はほとんど知られていない地味な職業の人たちが一音ずつはじく音であり、その仕事を通じて浮かび上がる人々が弾く音だ。例えば、何年も埃をかぶっていたけれど、調律されて蘇り、再び弾かれたピアノのエピソード。一言も会話はないが、それがまた感情の高ぶりを溢れさす。優しくて、清々しくて、見事な作品でした。全体のタッチは「おくりびと」、挟まれるテーマが「もののけ姫」風であるのも、監督の系譜や、音楽が久石譲であれば納得。今の日本映画を代表する作品。
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静謐な映画
2018-11-24 by
赤い花のトナカイ
2018年に公開された橋本光二郎監督、山�賢人、鈴木亮平、上白石萌音、上白石萌歌、光石研出演の日本映画。原作は宮下奈都のピアノの調律師を目指す主人公を描いた同名小説です。主人公の外村が、自分の本当にやりたい事を見つけ、日々の仕事や家族、上司、同僚、そしてお客さんとの関係の中で一喜一憂しながら成長していく姿が印象的です。また、とても静かな映画です。あまり馴染みのない調律というお仕事ですが、素晴らしいものだと思いました。
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なんでだろう 面白くないわけではないのに...
2018-08-04 by
hikarururu
最初は
美しい音楽と
美しい森に
ワクワクドキドキ感動しましたが...
そこに良い人たちが加わって
世界をめざすという言葉とは裏腹な
小さな世界の『ある出来事』を
観せてもらいました
・・・おわり・・・みたいな
心に残る言葉を
焼き付けたいのだろうけど
わたしには あまり残りませんでした
なんでだろう
面白くないわけではないのに...
『ピアノを食べて生きていく』
というセリフのドヤ感には
ちょっと引きました
えっ?!ってなりました
また 雰囲気が似すぎているので
あえて 本当の姉妹を使わなくっても
妹は もう少し気の強そうな美人さんにして
メリハリつけてもらっても良かったかな
なんて 少し思いました -
森が神秘的な演出をつくる
2018-08-02 by
福だるま
原作を読んだ母に勧められて鑑賞しました。(原作は未読)
自分なりに漫画の実写化といえば山崎くんというイメージが付いてきた頃で変な役が多い子という印象だったのですが、本作の役どころが穏やかなで大人しい性格の青年だったので20代男性が演じられる役柄通りのフレッシュ感、誠実感がそのまま受け取れ、ひじょうに純粋な気持ちにさせられました。
タイトルにもあるように森がよく出てきますが、その青々とした木々や葉のコントラストがスクリーンにぐっと心を引きつけ、主人公の感情の中を一緒に歩いているような気分になります。非日常のようなこの空間があることで、本作がイメージされるような不思議な神秘性が高まっている気がしました。
原作を読んだ母は、主人公の葛藤をもっと描いて欲しかったと言っていました。 -
小説の雰囲気を感じる作品
2018-07-20 by
アトムスティール
言わずもがな、原作に加え久石譲さんの音楽が素晴らしかったです。旬の俳優にしては、山崎賢人さんの演技がとても魅力的で、本当に引き込まれました。
きちんと原作小説に敬意を感じる仕上がりではありました!
雰囲気はバツグンです! -
板鳥さん!
2018-07-07 by
annabel_enoch
原作ファンなので、映画化決まってまず思ったのは「山崎賢人はイケメンすぎるだろ!もっと地味なやついないのか!」だったのだけど、気にならないくらい上手でちょっと見直した。それにしても転び過ぎだし、後半はイケメンに戻りすぎてバイトル(?マイナビバイトかも)のCMの顔になっていたけど。
鈴木亮平が柳さんのイメージと違ったし、図らずもなのだろうけれどこのタイミングでエルレのコピーだし(笑)突っ込みどころは多かったけど、全体的にはまとまっていて良かったです。
製作時期かぶってるだろうに、あのシーンはこの先シェイプオブウォーターって言われるんだろうなあ…
結局のところ感想は原作も映画も「痺れるのはあんただよ、ミスター板鳥!」になっちゃう。あのシーンは映画でもしっかりなきましたとさ。 -
色々な音ってあるんだなーと思いました。
正直、音楽に関してはあまり詳しくありませんが、劇中で流れる音楽はすべて心地の良いものでした。全体的に淡々と進む物語なので、気持ちが盛り上がる!などという部分は多くありませんが、ゆったりと優しい気持ちになれる映画だなと思いました。
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自然と音に癒される
2018-06-27 by
りちゃんり
個人的に、実写化枠のイメージが強い山崎くんですが、今作の普通で素朴な青年役が良い意味でハマっていた気がします。
決して起承転結がはっきりとした映画ではないものの、ゆっくりと時間が流れていくようなストーリーで非常に心地よかったです。何よりピアノの音と美しい自然の描写に心が癒されました。
専門的な部分は解説してくれるので、上白石姉妹の性格の違いが音色の違いになっていることも段々感じることができ、私のようにピアノや調律師に関して知識のない人も安心して見られる作品だと思います。 -
植物系
2018-06-24 by
ぱおう
森の風景をはじめとする自然の映像が、あまりに美しく切り取られています。
ピアノの音も心地よく、視覚と聴覚の両方から優しさが染み入ってくるような2時間余りでした。
役者さんたちも皆、作品のトーンを乱さない静かな好演でした。
すべてが淡麗な、植物系作品。主要人物の内面が深く掘り下げられることも、人と人の熱いぶつかり合いの描写もないので、終始森の静けさのようです。
そういう作品と受け止められれば良作かと思いました。 -
ピアノの音がステキ
2018-06-20 by
GohangasukiP
原作に忠実に、
小説を読んだときの頭の中の情景や音が
裏切られることなく
映像の世界で見られてこれぞ実写化の醍醐味をかんじました。
山�賢人くん好演でした。
(でも彼がピアノを弾いていると四月は君の嘘の有間公正が調律師に転身したのかと余計な妄想もふくらんでしまいました。
こうなると蜜蜂と遠雷の実写もいつかされるのかな〜楽しみ♪