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隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]

『隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]』を価格比較。★★★★(79点)『隠し砦の三悪人』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

隠し砦の三悪人<普及版> [DVD]
78点
監督 黒澤明
出演 三船敏郎,上原美佐,千秋実,藤原釜足
発売日 2007年11月9日
定価 3,990円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 東宝
発売日 2007年11月9日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

関連商品



ぴあ映画生活ユーザーによる「隠し砦の三悪人」のレビュー

  • 100点 正しい「裏切り御免」の使い方

    2008-05-31  by 出木杉のびた

    『隠し砦の三悪人』は、黒澤明監督作を言うのであって、最近のリメイクの邦題からは『隠し砦の三悪人』は抜かしてもらいたい。『THE LAST PRINCESS』だけで十分だ。

    139分、とにかく最後まで楽しめた。
    太平と又七の小悪党コンビには、最初から最後まで、にやにやさせられ通しで、面白い。キャラクターが起っているのだ。ルーカスが真似したくなるのも頷ける。
    とにかくこの二人からは目が離せない。その徹底した強欲振りはどこまでも信用がおけない。
    喧嘩と仲直りを繰り返しているこの二人は、金が絡むと益々お互いの疑心暗鬼もエスカレート。

    二人を利用しようとした、六郎太の裏まで掻こうとするそのしたたかさには、舌を巻く。
    観客はこの双方の駆け引きに、ハラハラし通しだ。
    秋月再興の為の軍資金とは露知らず、少しでもたくさん分け前を頂こうとするその行動が、危機を招き、その度に解決にあたる、六郎太の涙ぐましい努力。

    作戦が功を奏した時の、快感。
    すぐ敵がそのトリックに気付き、ピンチが予想される展開。
    失敗が結果的には成功を呼んだり、その逆もある。
    この練りに練られた脚本の、何とうまいことか。

    黒澤明を中心とした4人の名脚本家が知恵を絞って作り上げた脚本に、リメイクした樋口監督はケチをつけている。
    キネ旬のインタビューで「姫様と出会って百姓たちが何も変わらないのはおかしい」と言っていたが、一体何を見ていたのだろう。この作品のラストでは、ついにこの二人には変化が見えたではないか。
    それは本当にラストショットの、僅か一分程のシーンだが、その前までの138分間、何も学習していなかったかと思われたこの二人に、劇的な変化が訪れた。
    こけぞ脚本の妙。
    偉大な前人の名人芸に難癖をつける前に、何故いまだに語り継がれている傑作と成り得たかを、何度も何度も観て勉強してから、出直してほしい。

    そして、これが正しい「裏切り御免」の使い方。
    「人のいのちぃはぁ〜、火と燃やせ〜、いえいっ!」
    雪姫に感化されたか「裏切り御免!」
    こちらはとても爽快感がある裏切りだ。
    こうでなくてはいけない。

    爆薬なんか使わなくても、迫力ある映像は撮れる。
    冒頭、金掘りをさせられていた人々が、山名の銃撃に次々と倒れながらも、砂煙を上げながら石段を下るシーンの見応えのあること。
    六郎太が、敵の馬を追撃するシーンや、助けた女を片手を取って、馬に乗せるシーンにも力がこもる。

    これを傑作と言わずに、今の日本映画は語れない

  • 90点 泥水に咲く蓮の花

    2010-05-29  by 奈菜

    スピルバーグが本作を黒澤作品ベスト3に入れたという一品。
    彼は本作の小悪党百姓二人を『スターウォーズ』のR2-D2とC-3POのモデルにしています。なるほど、狂言回し的な滑稽さが憎めないキャラの二人でした。

    だけど、スピルバーグがモデルにした二人よりも主役(三船敏郎)よりも、本作の勝者は雪姫(上原美佐)でしょう!勝気なわがまま姫が聾唖者の役を演じて黙らされたり、ショートパンツから出た太ももを百姓たちから舐めまわすように見られたり、数々受ける屈辱はソフトなSMみたいでエロかった。

    だけど『ローマの休日』や『アラジン』のように、籠の鳥の彼女には「姫」役から降りて自由に羽ばたく休日が必要。汚れた俗世にもまれながら、わがまま姫が可愛く、そして凛とした姿を見せていく様は、泥水に咲く一輪の蓮の花のように神々しい。

    黒澤映画は男性向けだと言われることがあるけれど、本作は女性にもお薦めできる作品でした。これまで観た黒澤作品の中で、もっともヒロインが輝いていた逸品。

    ★今日のとしろーさまメモ★
    黒澤監督が三船敏郎とタッグを組んでから11本目の作品。主演です。姫を守る正統派ヒーローを凛々しく演じていました。なんだ、やればできるじゃん!
    12/16

  • 100点 黒澤明シネマスコープへ挑戦

    2008-05-15  by 青島等

    主役は二人の百姓(千秋実と藤原釜足)か?トップロールの三船敏郎は20分以上経って漸く登場し、上映時間中も二人の方が多く出ている様に思えるから。いや真の主役は金とそれを覆った木でしょう!姫(上原美佐)が侍大将(三船)に言う「六郎太!その方の忠義面、見とうない!」台詞通りに黒澤監督は忠義の武士を描くのは苦手だったのではないか?!
    菊千代も三十郎も自由奔放で全く忠義者ではない。だからシネマスコープの開放感を楽む一方で忠義者を描くという苦手を克服していたように思える。もう1つ演技力が未熟な新人を大役で使うお手本のような作品でもある。

  • 100点 堪能

    2009-10-04  by 未登録ユーザジャン=ルーク

     黒澤映画など、柄にもないのだが、この映画『スター・ウォーズ』とのかかわりを取りざたされていることもあり、好奇心で観てみた。

     いや〜、面白かった。

     展開のテンポが絶妙。それぞれのキャラクターもたっている。

     セットもいいですね。モノクロだから、余計に映えるのか?

     ともかく、これを機に、他の黒澤映画も観てみたいと思いました。

  • 100点 間違いなし!

    2004-11-22  by 椎茸

    この映画間違いなく面白いです!あまり褒めちぎるのは好きではないんですが、面白いんだから仕方ない・・。他の黒沢映画同様に娯楽性に満ち、笑いやスリル、そして全体を覆うダイナミズムは見ているだけで元気になること請け合いです。もっとも、あの凸凹百姓コンビの底抜けなへたれ根性に不快感を抱く人も少なからず僕の周りにいましたけど。(笑)現在イギリスに留学中なんですが、こっちのHMVで買ったこの映画のDVDを時たま鑑賞しては元気をいただいてます。黒澤さんがいたお陰で、どれだけ日本人が自国に誇りを持てたかと思うと、もう本当〜敬服の至りですね。僕の知る限りではイギリスの大学の図書館には黒澤映画のDVDがよく置いてあります。みんな黒澤映画が見たいんですね。

  • 40点 期待はずれ

    2008-11-12  by ぽちよ

    日本を代表する黒沢明監督の映画を観てみようと、まずこの作品を選んだ。

    個人的には、うーん・・・残念。
    主人公の二人の掛け合いも、特に良いとも思えないし・・。

    もう少し別の作品も観てみてようかな。
    このままでは、NG監督になってしまう・・

  • 90点 絵巻物を眺めるような楽しさ

    2005-06-28  by Baad

    先日、TOHOシネマズ二条のオープニングのイベントの一つとして、大スクリーン(といっても座席数200行くか行かないか程度のそこそこの大きさですが)でのチャリティー上映を見てきました。

    この映画が娯楽映画としてどんなに優れているか、とか、階段落ちの場面のすばらしさなどについては皆さんが十二分に語っていらっしゃいますのでそちらに譲るとして・・・<にしても、最近では往年の名作を意識した場面が元の作品のそれを超えることは希有なことでほとんどパロディーとしてしか機能して居ないことが多いように思うのですですが、この映画が製作された頃はこの映画に限らず、元ネタを遙かにしのぐ名場面がたくさん撮られたよき時代だったのでしょう(タメイキ)。>

    シネスコサイズの画面を使ったのはこの映画が、黒沢映画初と言うことですが、百姓コンビが隠し砦にたどり着くまでの画面展開は、構図と言い、登場人物の体型(笑)といい、画面の切り替えの仕方と言い、さながら美術館で描かれている人物をひとりひとり確かめながら、絵巻物を順を追って眺めているような楽しみがあり、こういう画面の使い方があるのか、とほとほと感心しました。

    制作年度は1958年だそうですが、モブシーンに動員されたエキストラの男性の3割ほどがまともに食事をしていないのではないか、というような肉の付き方で、妙なところでリアリティーがありました。時代的にはそろそろ高度成長の時代にさしかかってい頃のはずなので、どういうところで募集をかけたんだろうかとちょっと気になりました。そういえば主演級の役者さん達のなかでも、身分による体型の差は露骨だったような・・・雪姫役の女優さんのすくっとのびた足の堂々とした太股とか、お嬢さんぽい大根役者ぶりはなかなかのものでした。私の場合、リバイバルのものに限らず、大スクリーンで娯楽映画を観るのはもっぱらこういうコメディーとアクションが入った楽しい作品がほとんどなのですが、この手の作品の場合、主演女優の美貌と運動神経の良さ、一目見たら忘れられない特徴のある美しい体型、というのは作品が成功するための大きな要因ですね。演技力や発声の悪さなどは、ある程度演出でカバーできますが、素材が平凡ではカバーのしようがありませんから。

    前半の構成の緻密さに較べて後半の移動の場面でのフィルムのつなぎ方がが荒っぽくなっているのと、お姫様の声が発声が悪くて割れているのが少し気になりましたが、それはそれ、古き良き時代の豪華な娯楽映画を堪能しました。

  • 90点 凝縮された日本の美

    2010-05-19  by kotorin

    初めて黒澤監督の時代劇を見ました。
    俳優の少々過剰気味な演技とセリフが初めはちょっと不自然に感じられましたが、
    すぐに構図の素晴らしさや迫力に引きずり込まれました。

    馬を疾走させながら両手で刀を振りかぶる離れ業には呆気にとられ、
    槍での対決シーンには身を乗り出し、
    女をさらって馬に載せるシーンでは、もう惚れ惚れ。
    血沸き肉踊るって、こういう事なのかと。

    アクションのみならず人間描写も丹念で、
    特に田所兵衛の行動には熱いものが込み上げてきました。

    朝の鳥のさえずり、昼のツクツクボウシ、夕べのヒグラシ、夜の虫の音・・・
    時間の経過のみならず、郷愁さえ感じます。

    映像も、音も、人の心も、全てに美しい。
    日本の美に酔いました。

  • 90点 なるほど、なるほど!

    2009-05-18  by ミスター・ドイル

     この作品に限らず、黒澤作品って時に役者さんの台詞まわしが耳につくほど大袈裟なんだけれども、それが分かっていながら、面白く感じてしまうのはな〜ぜ〜?!
     
     良く日本の時代劇カブレした外国人が侍等登場人物のマネをする時に、まるで「怒っている」かのように喋るのを見て、「ほんとかよぉ〜」って思っていたけど、なるほど確かに本作品でも役者さん達の台詞まわしが「怒っている」ように聞こえなくもない(怒っているシーンは当然ですね)やはり、黒澤映画の影響なのかなぁ。
     
     映画を見ていく内にこの作品に「スターウォーズ」というかスピルバーグ?が影響を受けたというのを思い出したが「なるほど、なるほど!」である。
     
     それにしても姫が沼のほとりで振り返るシーンで、あのキリリとした容姿にドキッとさせられた男は僕だけではあるまい。

  • 90点 確実に娯楽

    2008-09-25  by ゼーン

    三船敏郎を観たのが七人の侍だけなのです。その次にこれ、出世してます。菊千代ー、お前、菊千代だろー。世界の三船になるはずです。

    雪姫の眉毛にびっくり。

    太平と又七がC-3PO、R2-D2にはあんまり見えませんでした。

    今までで乗馬の上手い俳優は松平健だけでしたが、三船敏郎も入ることとなりました。両手で刀を握りながらの全力疾走、男心が惹かれます。

    これ観たあとにリメイクを観る必要があるのでしょうか。というか、現代の芸能人は作中で実際に重いものを持ったり、崖を上ったり下ったり、映画を良くするために自分の最善を尽くしたりしているのでしょうか。あ、している人もいますよね。

    ストーリー、アクションも良いですけど、「人間」な感じも良かったです。

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