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【数量限定生産】『ゴースト・イン・ザ・シェル』&『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ブルーレイツインパック+ボーナスブルーレイセット [Blu-ray]

『【数量限定生産】『ゴースト・イン・ザ・シェル』&『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ブルーレイツインパック+ボーナスブルーレイセット [Blu-ray]』を価格比較。★★★☆(70点)『ゴースト・イン・ザ・シェル』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

【数量限定生産】『ゴースト・イン・ザ・シェル』&『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』ブルーレイツインパック+ボーナスブルーレイセット [Blu-ray]
70点
監督 ルパート・サンダース
出演 スカーレット・ヨハンソン,ビートたけし,ピルー・アスベック,チン・ハン,ジュリエット・ビノシュ
発売日 2017年8月23日
定価 8,197円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 パラマウント
発売日 2017年8月23日
ディスク枚数 3
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「ゴースト・イン・ザ・シェル」のレビュー

  • 80点 美女戦士の壮絶な自分探し戦記

    2017-04-08  by みかずき

    本作は、勧善懲悪のSFアクションという予想に反して、アクションと人間ドラマを巧みに織り交ぜた、趣のある作品だった。

    本作の舞台は近未来。瀕死の重傷を負って脳だけ無事だった主人公(スカーレット・ヨハンソン)が、ハイテク技術により、脳以外の全身を義体化して蘇り、捜査機関公安9課で屈強の戦士として危険な任務を遂行していく。しかし、彼女は、時折見える幻覚に疑問を持ち、危険に晒されながらも、蘇生前の自分は何者かを探し続け、ついに、その謎を解明するが・・・。

    本作はSFなので、どうしても、無味乾燥、ドライになりがちである。しかし、香港を想起させる夜景、街並み、主人公のボス役のビートたけし、母親役の桃井かおりが醸し出すオリエンタルな雰囲気が奏功して、本作は、温もりのあるウェットな仕上がりになっている。

    冒頭の蘇生した主人公の裸身を晒した迫力あるアクションは、エロティックではあるが、強靭な肉体美というイメージが強く、迫力が半端なく見応え十分である。主人公を演じるスカーレット・ヨハンソンは肢体も美しいが、それにも増して、その端正な顔立ち、眼差しが素晴らしい。真っ直ぐに前を見つめる透き通った眼差しに吸い込まれそうになる。あっという間に、本作で初見の彼女のファンになってしまった。

    冒頭以降、このまま、アクション作品として堪能できると思っていたが、そういう作品ではなかった。彼女は、戦いに明け暮れながら、次第に、自分の過去に疑問を持ち、自分の本当の正体を探し求め苦悩していく。猛者でありながら苦悩する主人公の姿は、スパイダーマン第1シリーズの苦悩する主人公(トビー・マグワイヤ)を彷彿とさせるものであり、アクション作品というよりは人間ドラマの色彩が強くなっている。ここでも、主人公を演じるスカーレット・ヨハンソンの憂いを秘めた表情が効いている。迷えるヒロインを好演している。

    ラストで、ついに、彼女は自分の本当の過去を知るが、そのことで、義体化の生々しい真実が暴露され、悪者に命を狙われることになる。彼女と同じ境遇の仲間を守るために、悪者と対峙して、満身創痍で死闘を繰り広げる主人公の姿に胸が熱くなる。

    本作は、主人公の未来型の自分探しの闘いを描いた、素直に感情移入できる面白い作品である。

  • 90点 ゴーストは不滅☆スカヨハの魅力&映像美に拍手―!

    2017-04-05  by あらぼ〜

    予告編から楽しみにしていた本作。
    コミック未読。
    SFアニメ版も観ていない…
    “攻殻”初心者の私でも楽しめた。
    映像美とキャラに魅了された107分。

    初心者にも分かりやすい理由は…
    欲張っていないからかもしれない。
    原作を意識するあまり、あれもこれもと取り入れて
    なんだかよく分からない映画を昨年もたくさん観た。

    公安9課のメンバーが魅力的だから詳しく描写したいところ。
    でもあえて…最初から最後まで
    義体化された少佐のゴースト=魂
    に焦点を当てたことで、一作品としてきちんと完結した感じ。
    鑑賞後のスッキリ感がある。

    対テロ捜査機関公安9課の上司・荒巻役のたけしさん。
    何故か?セリフは全て日本語。
    聞き取りにくいのが少し残念。
    英語字幕は付いてるけれど、日本語字幕も付けて欲しかった^_^;
    まさか、近未来では言葉の壁なんてなくなるのかしら。
    桃井かおりさんの英語がステキ。
    役柄もステキ。ウルっときた。

    公安9課のメンバーはなかなか良い。
    一人ずつに興味が出てしまう。
    オリジナルキャラのオウレイ博士役は名女優ジュリエット・ビノシュ。
    年輩だけど、美人。
    ミラを人間として扱ってくれる人。
    義体の母という感じ。
    その他に日本人キャストもたくさん出演。

    そして大迫力の映像に魅了される!
    近未来のビル街が…鯉が…
    日本文化をめっちゃ意識した不思議な映像で迫ってくる。
    劇場公開したら、3D日本語吹き替え版でも観たいな(^^♪

    主役…少佐・ミラ。
    テロ攻撃にあい全身損傷。
    脳とわずかな記憶を残して義体化。
    彼女の疎外感と孤独。
    過去に隠された衝撃の事実。
    主役のスカーレット・ヨハンソン!
    その美しさにもうっ、ドキドキするー!
    ハリウッド実写化バンザーイ\(^o^)/
    草薙素子バンザーイ\(^o^)/という出来。
    傷つきながら戦う姿。バイク姿。
    アクションシーンも見応え十分。
    特に美し過ぎるラストシーンは何日たっても忘れられない。
    …私の名ベストシーンになった(^^)

    ゴースト=魂は不滅…
    自分≠探そうとする少佐の姿と愛が胸に迫る映画だった。

    他サイトの招待です(^_^)/

  • 80点  初・攻殻機動隊

    2017-04-16  by あだじぇっと

    トレイラー見ただけ、予備知識ほぼゼロ 状態で臨む。
    ....というより、攻殻機動隊を観る日がくるとは人生ってわからないものですね。

    生体と機械の融合も可能になった電脳未来、美しく機能的な肢体も、高速情報処理を可能にする電脳化も思いのまま。
    なのだが、秋葉原化がさらに進んだような退廃感ただよういかにも治安が悪そうな街。
    野良犬がいるんだよ?へぇ ...
    こういう混沌を象徴するのはブレイドランナー以来、アジアの繁華街なのだろう。

    ヨハンソン演じる少佐は、脳と脳幹以外は全部機械に置換されていて、公安9課という秘密部隊に属している。ボスがタケシ。
    で、上からの命令でテロリストを追うんだけれど、追い詰めた挙句に自分の由来に疑いを持つ。消された記憶、植え付けられたアイデンティティ、遺棄された者たち。

    ブレイドランナーはもちろん、マトリックス やA.I. ニキータ 999 などなど既視感のあるモチーフがてんこ盛りなんだけれど、展開が急ぎすぎず画も丁寧でよくできてるなぁと思う。
    あの団地や義体は 宮内悠介 ヨハネスブルクの天使たち だよね...あ、時系列からすると逆?
    脳内で無意識にあの落下するロボットの切なさを繋げてしまったわ。

    そんなわけでまさかの攻殻機動隊は期待値以上だったのだけれど、米国では大コケらしい。
    現時点で imdb 6.8/10 あらぁ...ダメですか .....

    原作ファンが納得しない、という よくある話か。
    最近のハリウッドの ホワイトウォッシュ 問題が まずあるらしい。
    つまり原作の草薙素子は日本人なのに、本作の少佐は ヨハンソン。
    白人優性主義じゃないのか?ということだ。
    こういう問題にされちゃうと、とりあえずは 「んダメだよね、それ」という立場をとるのがポリティカリー・コレクトになっちゃいますね。

    ではそんなにかけ離れてるのか?だれならよかったのか?
    95年版の imdb8.0 で素子確認。
    https://www.youtube.com/watch?v=AsIQ_kA77b4
    ふぅむ ...... 確かに顔は全然違うけれども、その素性から素子が抱くであろう切なさはよく表現されていると思う。
    原作に忠実にと考えるならガタイの良さも必要で、細い日本人女優では難しかろうし。。あと足りないのはエロさなわけですが、実写で乳首つけちゃうと R18+ になっちゃうのでそれも苦しかろう,,,,,
    もし、日本人がやるならば、菜々緒、あるいはすみれのようなスレンダー体型で表情硬めの方が、まったく違う素子像・英語は字幕と吹き替えでやるのがいいかな?

    もう1つは問題の掘り下げが浅いことか。
    アニメ各作品は、科学が発達するのは果たして人類の幸せにつながるのか?という命題が盛り込まれているようだ。電脳の便利さと怖さ。支配欲と偏見を増長させる高度技術。。
    これは原作ファンと 私のような所見の人間とでは全く評価がわかれる部分か。

    よくある話だが、なにも実写版作らなくても...という感想を持つ方は多そうなのはわかるきがする。
    ただ、演じているのが生身の俳優であることで、頭が吹き飛び、手がちぎれる映像は、おのずと痛みを増す。 その重さを強調するだけでも意義がありそうな気がする作品でした。

  • 80点 アニメ版と比較しつつ鑑賞

    2017-04-23  by 悶mon

    私は、本作品の鑑賞に先立ち、押井守監督のアニメ版第1作をDVDで鑑賞しました。
    「攻殻機動隊」というアニメ映画は、その評判は耳にしていたものの、未見だったので、ハリウッド版の本家とも言うべきアニメ版をまずは鑑賞し、自分の好みに合う作品かどうか確認してみようと思ったからです。

    結果は、評判通りの傑作で、それでは、ハリウッドは、この作品をどのように料理したのか、そんな期待を胸に、劇場に足を運びました。

    脳だけが本物の肉体で、それ以外は、義体と呼ばれる人工物で構成された女性の少佐が主人公で、彼女が公安9課に所属し、サイバーテロ犯罪に立ち向かっていく、という物語の大枠は、アニメ版と本作品は、同じでした。
    ただ、話の流れは、もちろんハリウッド流に変えてあり、私としては、甲乙つけ難いように感じました。

    もし、ハリウッド版を評価するなら、アニメ版では、主人公の過去について、つまりサイボーグ化される以前のことにはノータッチであったのに対し、本作品では、わずかな記憶とバグのように現れる記憶とのギャップから、自分の本当の過去を探っていくという点が、サイバーテロとの闘いという物語にうまく織り込まれていることでしょうか。
    このことにより、彼女の過去の人間関係も明らかになり、SFという舞台設定の中に、人間ドラマの要素が加わったと感じました。

    また、アニメ版を観ていて良かったと感じた点ですが、ストーリー的には異なる展開であるにも関わらず、アニメ版で、印象に残った数々のシーンが、実写で再現されているのです。
    本作品は、アニメ版とは別作品なのだから、シーンまで同じにしなくても、という意見もあるでしょうが、私は、実写で表現するとこうなるのか、と素直に感激してしまいました。

    社会のコンピュータによるネットワーク化が、どんどん深化しており、本作品の作品世界にますます近づいているようです。
    機械と共存する社会で、人間はどうすれば、人間らしさを失わずにいられるのか、そんな投げかけも感じさせる味わい深い作品として、評価したいと思いました。

  • 90点 吹替版よかった

    2017-04-14  by reia_hizaki

    実写化が決まった時から吹替版はアニメと同じ声優で…と思っていたのでそれだけでもう満足です!!ありがとうございます!!
    スカヨハどうなのかなぁと思っていたのですが、見ていくうちに慣れて少佐に見えるので大丈夫です。
    白人起用で色々言われましたが、スカヨハで良かったと思います。素敵なメスゴリラです。すごく褒めてます。
    原作や歴代アニメを見ていた人なら随所に再現されていて感動すると思うので、「原作通りでないと絶対に嫌だ」という人以外は見て損はないです。監督、攻殻が好きなんだなぁというのが伝わります。
    攻殻全く知らない人が見ても楽しめる作りなのでストーリーやキャラ設定は原作通りとはいきませんが、まぁ仕方がないのかな。
    ストーリー自体は映画版も好きです。無理な超展開とかは特になかったと思うので、二次創作が楽しめる人なら大丈夫かと。

  • 90点 名作の域に達しているのでは?

    2017-04-09  by ぱおう

    皆さんおっしゃっていますが、かの名作SF『ブレードランナー』にどこか通じる未来社会が、CG技術の粋を集めて描かれています。
    そんな社会を背景に、持って生まれた体を失い、高性能の義体に脳を移植されたヒロインが、謎に包まれた敵を探していく緊迫感溢れるストーリーでした。
    原作マンガは絵柄がちょっと苦手で読んでいませんでしたが、先入観がないのが良かったのかもしれません。
    単なるアクションではなく、人間のアイデンティティーとは何なのかといったテーマも秘められた、深い味わいの作品でした。
    スカーレット・ヨハンソンさん演じる、美しくて格好良すぎるくらいのヒロインも素敵で、内面を感じさせる演技が抜群。脇役、悪役もそれぞれにはまり役で、好演していました。
    原作では日本人のヒロインを、白人が演じることに批判もあったということですが、ストーリー上この設定には意味があり、感動が深まったと思います。
    私は、この作品の世界観や味わいにとても心を打たれました。『ブレード・ランナー』的なSFの名作として、長く残っていくのではないかと思います。

  • 100点 強くて、美しくて、そして儚(はかな)い。

    2017-04-08  by GOKU

    日本語吹き替えで鑑賞。

    というのも、
    北野武演じる荒巻≠フみが日本語で話していると。

    近未来のテクノロジーで、
    ソレでも意思疎通に問題なしという事らしいが、

    ソレならいっそ観るコッチ側も、
    電脳気分でオール日本語でと。

    ちなみに俺の『攻殻』履歴は、
    数年前、劇場版を観たぐらいで漫画は未見と。

    そんなオッサンの感想。

    いやもうカッコイイね。

    近未来の映像が、
    ただきれいなだけでなく、
    むしろ薄汚れた感じがカッコイイし、
    北野武も渋くてイイ。

    他のキャラクターも魅力的だ。

    それに何より、
    本作の主人公少佐≠フ
    義体(=人工物)に違和感無しの美しさ。

    それが上物のアクションした上に、
    光学迷彩≠ェ更なる華(はな)を添える。

    なんたる強さか、美しさか、と。

    そして義体ゆえの様々な苦悩と、
    自己破壊ともとれる無謀な行動。

    それは、
    見た目が小柄な女性ゆえか、

    観ているコッチまで痛みを感じる。

    同じ人工物のターミネーターや、
    あるいはロボコップにはない、
    儚(はかな)さを彼女には感じた。

    それはとても魅力的で、
    彼女を助けたい、力になりたいと。

    まぁ生身の俺なんぞ何の役にもたたんのだけど(笑)

    でもバト―の立ち位置が、
    うらやましいとすら感じた。

    このキャラクターを演じ切った、
    スカーレット・ヨハンソンには、
    心より感謝したい。

    っていうかもうね、
    ファンになりましたよ。


    もちろん映像のみならず、
    ストーリーも面白かった。

    なので満点。


  • 50点 味噌だけは日本の味

    2017-04-18  by くりふ

    スカジョ主演と聞いた時ああ別モンと思った。で、初めて見たトレーラー…あの華麗なる突入シーン…え、何コレ♪ずんぐりころころ素子さん〜と聞こえて来そうな和み系ボディは!?森三中キャッツアイほどの衝撃はないものの、なぜスカジョ顔で日本女子体型な義体?…コレひょっとして怪作かも?…という期待が湧いたので、行きました。

    …が、ハリウッド漂白された凡作でした。話の骨格がまったく『ロボコップ』じゃん。しかも誕生理由が『ロボコップ』よりずっと酷いことになっている。やっぱりというか、フランケンシュタイン・コンプレックスも混ぜているようですね。攻殻シリーズとすれば退化でしょう。

    攻殻シリーズはそれなりにみてきているので、言いたいことは色々あって、そのうち幾つかを書きます。

    原作漫画の素子さんは、電脳化も義体化も謳歌して、同性と電脳セックスまで楽しんでいた。これらが来たるべき一つの必然として描かれていた。彼女のアイデンティティをお悩みとして強調したのはアニメ化一作目で押井さんがやったこと。独り言が好きだしね。でも、お悩みの質は本作とは違っており、その先に言葉ばかりとはいえ、広大なネットの海があった。…が、本作のお悩みは『ロボコップ』の焼き直しに過ぎず、驚くほどネットの広がりも感じさせない狭苦しいつくり。なんかカプセルホテルで寝泊まりしているような生活感がある。

    ヒロインの少佐は脳以外全身義体で、これは製品でもあるから汎用性も必要。アニメ一作目では、彼女の美しさはわかり易くマネキン人形のような美に例えられていた。だから今回のスカジョはピンと来ない。まあ、スカジョ顔に成りたがる人は多いでしょうが、体型はモデル風の方が好まれるでしょう。個人的には『イーオン・フラックス』の頃のシャーリーズ・セロンを推しますけどね。

    本作の、わざわざのずんぐり体型はどうにも違和感ありますが、スカジョさんの義体演技は面白かった。何だかしっくり来ないのよねえ、という所作をしますよね。歩き方なんかとても特徴的だし。

    が、彼女元来の主義主張などからみれば、本作の結末は最悪の結果とも取れます。本当にあなたのゴーストは納得したの?と聞きたくなる。「殉職」という前提があったロボコップと決定的に違うところ。古典的テーマに退化した分、結末がすごく居心地悪くなっている。

    悪の設定も『ロボコップ』近似だが、ずっと子供じみてしまった。政府に食い込む巨大企業でこんなことありえるんか?急成長したベンチャー企業のバカ社長が暴走した、みたいなレベルだと思うのだが。

    で、政府が一切出てこないのも悪い意味で特徴的。攻殻シリーズでは政府と公安9課の関係、その変化は毎度描かれてきたことじゃん。それが的確は別にして。本作では無政府状態(笑)だから、公安9課が具体的に何屋さんかもよくわからなくなっている。

    で、その課長ビートたけしは最悪でした。私は、映画での彼は見なくなって随分になるのですが、日本語なのに、ここまで台詞をまともに言えなくなっていたのか。明らかに、英語ならすべてNGでしょう。ハリウッドによる日本ブランドへの甘えですね。これはひど過ぎる。

    一方の桃井かおりさんは映画に吹き込むいい風、いい感じになっていましたが、やっぱりアメリカのカメラではパサパサに映ってしまうのが残念。もしかして清水ミチコが演じてもあまり変わらなかったかもしれない。

    美術・デザインは、アップルよりサムスンという感じ。で、相変らずヘンテコニッポンは混入されていますね。墓石にでっかく「命」って彫り込む人、いるのか?(笑)

    あと、攻殻過去作を連想する映像が頻発しますが、オマージュというより最早コラージュになっていて笑っちゃった。ここまで同じくせんでええやん!

    …と、悪口ばかり書いてきましたが、ハリウッドの料理法にはまあ感心しました。どんな素材でもやっぱりハリウッドだわ、に変えてしまうその強靭なレシピは大したものだと思います。…アメリカ本国では本作、コケたようですけどね(苦笑)。

  • 80点 いいですね

    2017-05-08  by EGライダー

    今週で終了とか・・
    なんとか間に合った。
    結論、なかなか良かったですよ。
    スカーレット・ヨハンソンが◎
    その表情、雰囲気、アクション・・文句なし。

    原作アニメは哲学的なメッセージが持ち味
    映画は勧善懲悪のシンプルなストーリー
    でも、これでよかったと思います。
    間口を広くして万人受けすることも必要です。

    気になったのが・・
    一人だけ日本語のビートたけし
    やっぱり違和感がある。
    セリフが聞き取りにくいのも残念です。

    自分探しを追求するスカ・ヨハ
    ならばあの場面・・
    「娘さん(素子)の写真を見せてほしい」
    と絶対に言うべき流れと思うんだけどなぁ。

    良かったのが・・
    ジュリエット・ビノシュと桃井かおり
    ドライになりがちなSFアクションにウェットな潤いが加味されました。

    もし続編があるのなら、9課の各キャラのドラマも掘り下げてほしいもの。

  • 80点 予備知識なしでもバッチリ

    2017-05-05  by ぼんきち

    攻殻機動隊っていうと、とかく能書きというか予備知識の深さを誇示したがる向きがチロチロする。それが「一見さん」を寄せ付けない空気を生むんだけど、この作品は、予備知識などゼロでも難なく入り込めたし、わかりやすく楽しめた。予備知識ゼロっていっても、 マトリックスは大好きだし、トータルリコールだの、マイノリティーリポートだのも観ているけど。 何より、今、自分が見て、触って、食べているつもりの世界はリアルなのか、実は、脳がそういう信号を受けているだけじゃないかっていう 仕立ては、トランプ政権が自分勝手な事実ーーオルタナ・ファクトなんてものを言い出したことで、俄かに、それが「リアル化」し出している。生きる、認識する、存在するって何か。 こんな世界が、絵空事ではなくなっているように感じる今だけに、ビートたけし と、桃井かおりの 存在感が、これまた効いていた。

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